クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

AライフSS物語其の12之1

2011-03-10 11:46:32 | 日記
施設生活がはじまって病院と違ったのが
月に2回アルコールを飲める企画があることです

【脊髄損傷になってからのアルコール】

そう言えば
事故後自分の味覚が変わり
どちらかというと味覚が鋭く変わったように感じられました

好きだったカッパエビセンが食べられないし
カップ麺は好きだったのにどれ食べても痒くなって全滅ですし
ビールはいまだに気が抜けてるように感じられてOUTです


健康なときはそれほど飲めなかった日本酒が
今は好きかもしれません。

ただ
施設の不味いおかずでは
一合のお酒も進みません

やっと飲める状態でした

それならと
自室の冷蔵庫に一合のお酒ダッサイを置いてあったのですが
【ダッサイ】は強烈なお酒でなかなか進まなく

ときおりnekoさんが差し入れてくれた焼き鳥と一緒に飲むのが美味しかった
それでも一合のダッサイは減らず一年ほど部屋の冷蔵庫に起きっぱなしでした


その間にも
月に2回のホロ酔いタイムで
コップ酒というか一合のお酒を頑張って飲んでました


そうこうして一合のダッサイは一年ほど冷蔵庫に入れてあって
ようやく空いたので施設のゴミ箱へ


そしたら次の日
その空き瓶が問題となり
わたしは犯罪者扱いされるのでした


なんと
施設では飲酒は禁止されていたようです

(しらんがな~!)

次の日その空き瓶を持った
体調管理できてないY課長がやってきていいました

Y課長「部屋では禁酒です」

y「なんでやねん?」

Y課長「人に迷惑かけるからです」

(は~?なにがめいわくやねん?・・・なら一年間なんやったんや?・・・う~!)

y「その瓶誰が?」


どうも
関西弁巨漢のSらしい

(こいつも人の冷蔵庫覗いていたくせに)

お猪口一杯の楽しみを踏みにじる奴等に
ムラムラしてくるのであった



つづく
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