善き人のためのソナタ

2006年ドイツ

監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク

ウルリッヒ・ミューエ
マルティナ・ケディック
セバスチャン・コッホ
ウルリッヒ・ツゥクール


ベルリンの壁が崩壊する5年前
冷戦下の東ドイツを舞台に
強大な監視システムを従える孤独な役人と
監視システムの標的になった恋人達の
数奇な物語を重厚なタッチで描いた人間ドラマ

ヴィースラー
ドライマン
クリスタ

主人公を劇作家のドライマンと勘違いしながら最後まで見たら
国家保安省局員ヴィースラーの目線から創られた映画だということに気がつく

閉ざされた国家であった当時の東ドイツの内情が語られている映画ですが
そんな閉ざされた国をなんとか改革しようという芸術家たちに
盗聴している間に心が変わっていくきっかけの部分が
どのように扱われていたのか記憶が薄い！

見直さなければならないかも♪

yozame

私の頭のなか♪

2006年に交通事故で脊髄損傷になり四肢麻痺で障害者福祉施設に拘束されていますが
ここ１年福祉業界の知性の低さを訴えてきましたが
ここ最近の私の頭のなかは在宅介護はじめてからの食事をどうするかだけです♪

■今朝の施設の食事は

ぬるいカボチャのお吸い物
ブドウみたいな豆
キュウリの漬け物
梅のしぼったやつ
臭いがありそうなご飯

食えそうなのはキュウリのみ
一口食ったら海水飲んだときより口のなかがショッパイ！

二口ご飯を食べて
牛乳飲んでおしまい

これって今日だけではなく
ほぼ毎日にたようなものです
永いこと家畜のような生活を続けているので
この生活の反動は計り知れないものになりそうです

■在宅になってやりたいこと

ステーキ肉をキロで購入して
牛刀で好きなだけ切って焼く

鳥の丸焼きを
ウッドデッキでのんびり焼く

自分好みのパンを焼けるようになる

銀スプーンを買う♪

魚は一夜干しがいいかも

パスタやラーメンにもこだわってみたい


そんなことで頭のなかが一杯です♪

yozame

特選オーケストラ・ライブ

2011年9月
兵庫芸術文化センター管弦楽団

（ピアノ）ニュウニュウ
（指揮）佐渡裕

「組曲ブルチネルラ」ストラヴィンスキー作曲
「ピアノ協奏曲1番ハ短調作品35」ショスタコービッチ作曲
「パガニーニ主題による狂詩曲」ラフマニノフ作曲
バレエ組曲「三角帽子」第1部第2部ファリャ作曲


さて
本日のメインはニュウニュウの演奏が楽しみなのですが
佐渡さんという指揮者はいつのまにか有名になっているようなのですが
これから何度も出会う人かもしれません

一曲目聴くと
オーケストラの粗が目立ちます
一人一人のレベルが低いのだと思われますが
それを3年で追い出すようなアカデミー形態をとっているということですが
永く育てるという形にできないのでしょうか？

そうでないと・・・やっていてもストレスがたまりそうな・・・
団員たちが違う言語で同じ曲を演奏しているように聞こえてくるほど
統一感がないように思われます
が・・・余計なお世話ですね


ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲は1933年に作曲されているらしい
ここ最近聞いたプロコフィエフやラベルと似たような時期に創られた
20世紀のピアノ協奏曲ですね

ニュウニュウの特徴は楽器を鳴らしきっているところです
等と言ったら怒られるでしょうか
ただ
楽器を鳴らしきって初めて音色の変化や正しい響きなどが
楽しめるのではないかということが
このニュウニュウの演奏を聞いて感じられます

クラシックを聞き始めて１ヶ月
いまのところニュウニュウは別格の演奏家です

オーケストラも一曲目の時よりはまとまっているのは
練習時間の違いなのでしょうと思いました


「パガニーニ主題による狂詩曲」
ニュウニュウは12才でショパンの練習曲全曲録音したということで
その技巧が確かだということは彼が出す音をほんのちょっと聴くだけで
わかると思いますが

この年で・・・いまいくつなのか知りませんが・・ここまで演奏できるとは
この先どうなるのでしょうか？
現在17才？

やっぱ
こんな人は天才なんだろうな～♪

yozame