プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

25万1,000ベクレルのセシウム検出

2014-10-15 11:13:34 | 日記
 (報道によると)福島第1原発2号機の海側にある観測井戸から(13日に)採取した地下水から、事故後最高の(セシウム137、19万ベクレル、134、6万1,000ベクレル)計25万1,000ベクレルの放射性セシウムを検出しました。その他、マンガン54など(セシウムを含む)4つの放射性物質で最高値を観測したとのことです。

 これは、事故後に地中に流出した超高濃度の放射性物質がトレンチに溜っていたものが、台風18号による大雨で地下水へと流れ出したものと見られています。今月に入って、汚染水タンクの周辺の地下水や同護岸の地下水から、高い濃度の放射性物質(多分、8万ベクレルほどのセシウム)が観測されていたそうです。

 今後も大雨が降れば高濃度の放射性物質が流出する恐れがあるとして、東電がトレンチ周辺(3ヶ所)で週2回行なっていたモニタリングを、毎日実施していくとのことです。東電は、海側の井戸で地下水の汲み上げを行なっているので、海への流出はないとしていますが、正直、非常に心もとなく感じます。汚染の広がっている範囲など実態は把握できておらず、根本的な対策は取れないとのことです・・・

P.S. 台風19号による大雨の影響も懸念されますし、今後も同様です。何故、フェイシングをして降雨対策を行なわないのか、理解が出来ません。手間もお金もそれほど掛かるとは思いませんし、作業も難しいとは思えないのです。地下水を減らし、海への流出を少しでも遅らせることが出来ると思うのですが。(閉鎖されていない)港湾内の放射性物質の浚渫(しゅんせつ)など、東電の対策には問題が多すぎると思います・・・

P.S.2 うつ病対策などに取り組む、松山市内にあるNPO法人「こころ塾」が、東日本大震災により四国4県に避難している273世帯に対するアンケート調査を実施、回答した64世帯の64人全員が、うつの状態にある可能性が高いと判定、この内14人は重度のうつ状態にある可能性が高いことが分かりました。また、必要としている「支援」(複数選択)に関して、「住居」、「情報提供」が16,3%で最も多く、「就労」が15%だったとのことです。同NPOは、アンケートの結果を愛媛圏内の全ての市町、他3県の担当課に通知、支援に役立ててもらうとのことです。さらに今月から同NPOでは、避難者の家を訪問して、生活と精神の両面で支援を行うそうです。代表の村松さんは、「避難者の心の問題はこれから顕在化していく懸念がある。避難者を孤立させない取り組みを進めたい」と話されています。本当にその通りだと思います。頭が下がります・・・

P.S.3 今日は地区の秋祭りです。私は中学の時に1度だけ神輿を担ぎました。それ以来参加していません。やはり、人と顔を合わせるのはキツイことですから。神輿が通り過ぎたら、庭木の剪定でもしたいと思います。それでは、ごきげんよう・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成26年10月15日)

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