プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

放射性トリチウム9万7千ベクレル

2013-09-13 12:20:32 | 日記
 (高濃度放射能汚染水300トンが流出した)タンクの北側約20メートルの井戸から11日採取の地下水から、1ℓ当たり9万7,000ベクレルの放射性トリチウムが検出されました。

 この間の数値は、
9月8日 4,200bq → 9日 2万9,000bq → 10日 6万4,000bq → 11日 9万7,000bq
 となっており、(残念ながら)連日の濃度上昇が汚染の広がりを示しています。

 同原発の敷地内には1日1,000トンの地下水が流入していますから、その敷地内に汚染水保管のタンクを設置すること自体が、非常に大きなリスクを抱えることになっています。地下水の影響を受けない場所に、(耐久性の高い)汚染水の漏れない構造のタンクや貯水槽を造り、移送できれば良いのですが。

 また、(「クローズアップ現代」でも指摘されていたのですが、)凍土壁が設置されても、山側と海側の凍土壁を同時に造らないといけないそうです。地下水位が下がると、建屋から逆に汚染水が流れ出て、汚染がさらに広がる危険性があるからです。凍土壁に関しては、果たして上手くやれるのか、その効果がどうなのか、(正直)私には良く分かりません・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成25年9月13日)

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