世界各国の感染状況は、人口あたりの新規感染者数【感染密度】で比較しなければ、その被害の深刻さの判断は出来ません。この一覧表は、各国の【感染密度】(人口1億人あたり日別・新規感染者数)で、深刻度が高くなっている程に欄を濃い色で塗り分けています。
『 世界の国別・日別、感染密度推移一覧表 』
パンデミック以降、新型コロナウイウルス対策として主流だったロックダウン(都市封鎖)でしたが、“デルタ株” の世界的な感染拡大で過去最多の感染者数を記録しながら、英国やEU各国、米国など、高いワクチン接種率で重症化を一定以上抑える効果が確認され、経済への深刻な影響と国民の不満による政情不安を嫌い、パンデミック以前の日常生活に近付ける政策を行ない始めている国々が目立ち始めています。
それらの政策によって、少なくない感染者数を記録し続けている欧米各国が目立つ一方で、ワクチン接種率の低さや医療体制を考慮して、欧米各国よりも低い【 感染密度 】にも関わらずロックダウン政策を行ない続けている国々と、有効な対策をとれないままに高い【 感染密度 】を記録し続けている国々に分かれている様に見受けられます。
そういう国際的な流れの中、新型コロナウイルス対策用としてGDP対比で他国を凌ぐ費用(国債)を掛け続けている日本も、ワクチン接種の進行に合わせて政策を変更する可能性がありそうです。
New infection case per popuration by country and day
なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
#COVID19
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