えっちらおっちら歩いて、『あと1.9km』の看板からどれくらいかかったでしょうか…1.9kmのぬか喜びのせいでだんだん投げやりな気持ちになってきたころ(笑)、突如現れた小さな看板。
なんかもうすでに、『縄文杉』と書いてあってもすぐには頭が理解し得ない精神状態(笑)。
でも、やっと逢える… 逢いたくて逢いたくてたまらなかった縄文杉さま。
この階段を上がってデッキに出たら…
ってゆーか! すでに枝が見えています!!
うわ~~~~~~ん!!!!!
見えてきたよ~~~~~~~~!!!!!!!!!
上半分
標高1,300mです。
スタートの荒川登山口(標高600m)から6時間かかりました(わたしは写真で立ち止まる率が高かったそうです)。
霧に包まれていますがここまで来ると雲だそうです。
やっと逢えたやっと逢えたやっと逢えたーーー!!!!!!
考えるだけで涙が出るほど逢いたかった縄文杉さまに、やっと逢えたーーー!!!!!
屋久島に行くことを背中押してくれたykちゃん、nok、気を付けて行ってきなと言ってくれたお母さん、妹ちゃん、ftさん、悪天候の中着陸してくれたJAC…みんなのおかげで縄文杉さまに逢えた。
そして何より、何千年もの月日を生きてきて、わたしが逢いに行くまで生きていてくれた縄文杉さまのおかげで、こうしてその姿に逢いに行くことができた。
翁杉のように、もしかしたらその何千年もの命が、わたしが逢いに行ける日よりも先に終わっていた可能性だってあったのに、生きていてくれた。
わたし自身、たった数十年の命ですが、これまでに何度も投げ出そうとしてきて、でも生きていて、こうして縄文杉さまに逢いに行くことができた。
生きていてよかったと、素直に思いました。
到着時にガイドさんが撮ってくれた写真は泣き顔でぼろぼろでチョーぶさいくです(笑)!!!
が、ひとまずお昼を食べようと東屋に連れて行ってくれて、あたたかいお味噌汁を入れてくれて、ごはんを食べて落ち着いて、もう一度縄文杉さまのところへ。
今度はちゃんと笑顔でした(笑)。
写真撮られるのニガテだけど、やっぱりさすがに縄文杉さまのところまで行ったら、撮ってもらいました。
(本当は、縄文杉さまの姿だけでいいと思っていて、ガイドさんが撮るよって言ってくれたときもものすごく抵抗あったのですが、あとから写真見返して、やっぱり撮ってもらってよかったと思いました。)
縄文杉さま、生きていてくれてありがとう。