よつばDays

しあわせのよつばをさがす日々。

新久千映  新久千映のまんぷく広島

2016-12-08 20:53:44 | 読書記録

ガゼ友のceちゃんが広島在住なので、わたしが行ける曜日に全国ツアーで広島があったら参戦しようとずっと思っています。

DOGMAのツアーは曜日が合わず行けなかったけど、来年は(そもそもツアーがあるか未定ですが)行けたらいいなぁという希望を込めて、広島グルメの予習(笑)。

 

わたしとしては、広島といえば

広島焼き(って言うと怒られますね)

もみじまんじゅう

牡蠣

のイメージでしたが、しかし牡蠣が食べられない…。

(貝全般ニガテ、そして中るのが怖い…)

 

行くとしたら市街地になりそうですが、これを読んだらレンタカー借りて郊外や呉、宮島も行きたくなりました!

宮島は修学旅行で一度行ったことありますが、修学旅行って記憶に残らないですよね←

 

早く広島行きたいな~。

 

 


山村真由美  スバラ式弁当

2016-12-08 19:45:50 | 読書記録

『ズボラ式弁当』だと思って借りてきたら、『スバラ式弁当』(素晴らしき)だった…!!!

ごめんなさい!!!!!

大変失礼しました…。

 

お夕飯(しかも肴系)を翌日のお弁当にアレンジというのが、わたしにぴったりだ!と思って借りてきました。

実際にはわたしはお夕飯をアレンジせずそのままお弁当にしても何にも抵抗ないので←アレンジしませんが、お料理の本って、見ているだけで楽しい!

しかも山村真由美さんの、食器のチョイスがとても好き!

 

もともとはブログだそうで、これから要チェックしようと思います!

スバラ式生活

 


朝井リョウ  何者

2016-11-17 01:24:30 | 読書記録

朝井リョウさんの『何者』。

映画が公開になり話題になっていることから、就活生を描いた作品だと知って読んでみました。

 

わたし自身は新卒の就活を経験していないのですが(はっきり言って逃げた)、いま現在就活生を応援する仕事をしているので、世の就活生の動きや悩みやそういったものには接している方かと思います。

ということで興味を持ちました。

あとレビューで、『Twitterを使いたくなくなった』というのを読み、ツイ廃のわたしとしてはその点ではちょっとドキドキしながら読みました…。

 

以下ネタバレ含みます。

 

 

学校生活のみならず、社会人になってからも、プライベートで出会うひとたちでも、「あーーーいるいるこういう人!!!」と何度も言いたくなるくらい、人物描写がはっきりしていてリアルでした。

わたしはたぶん割と拓人タイプ←

で、光太郎になりたいタイプ。

で、理香にいいように使われてもやもやいらいらするタイプ(笑)

 

瑞月が最後に隆良に言う言葉が、とても耳が痛かったです…。

(小説の中の人物だということは置いておいて、)わたしは社会人になって○年経つのに、まだ社会に出ていない瑞月の方がよっぽどしっかりしているし、よっぽど人間力がある…と恥ずかしくなりました。

 

拓人がまさかの就職浪人と思わず、びっくりしました。

そして最後の面接、拓人はすごくいろいろなものを振り切って発言したのに、受け入れられていない空気が、自分のことのように苦しかったです。

面接官わかってよ!!!と思いました。

 

Twitterですが、その怖さは一応理解しているつもりで、鍵をかけているので、やめたくはなりませんでした(笑)。

でも、Twitterを精神安定用に使ってるのってわたしだけじゃないんだなと思いました←

 

原作を読んだら映画を観に行こう!と思っていたのですが、いま資格の試験を控えているのでそれが終わってから観に行きたいのですが、それまでやっているのでしょうか…。

個人的には、瑞月の有村架純がすごくぴったりに感じます。

映画が間に合わなかったらDVDになるのを待とうかな…。

 


新参者  東野圭吾

2016-04-25 23:42:07 | 読書記録

東野圭吾さんの『新参者』読み終わりました。

 

図書館でたまたま借りると加賀恭一郎シリーズな最近。

2冊目ですが、加賀恭一郎シリーズは、ほっこりしますね。

とても人間味のある刑事さんで…。

 

これは短編なのかなと思いながら読み進めていたら、短編ではなく、ひとつの事件を多角的に(?)見たお話でした。

多角的にというか、加賀恭一郎が聞き込みに行ったそれぞれでのお話。

先に出てきたお話が、次以降の聞き込み現場で登場してくるので、おもしろかったです。

 

加賀恭一郎は人間味のある刑事さんだなと感じていましたが、その理由が最後の部分に書かれていました。

ただ解決すればいいのではない というところ。

現実世界の刑事さんも、みんなこんな風に人間味のあるひとだといいなと思いました。

 


時生  東野圭吾

2016-04-02 15:48:44 | 読書記録

東野圭吾さんの『時生』を読みました。

 

一言でいうとタイムトラベル?ということでいいのでしょうか。

こんなことあり得ないし…と思いつつも、やっぱり最後は感動してしまいました。

 

今の時点でわたしが読んできた東野圭吾さんの作品の中では、割とさらっと軽めのお話だったように思います。

でも竹美の生き方が素敵でした!

こういう素敵な女性になりたい。

 

名古屋が第二の故郷なので、名古屋が出てきたときにはテンション上がりましたが、まさか最後に静岡もちょろっとですが出てくるとは。

静岡人としては、静岡駅が出てきたり、日本坂トンネルの事故が出てきたり、なんだか身近でした。

 

 


あなたが愛した記憶  誉田哲也

2016-03-12 21:09:30 | 読書記録

the GazettEのれーちゃんが読んだ・おもしろかったとTwitterに挙げてたので読んでみました。

ネタバレ含みます。

 

 

個人的には、文体がそこまでツボでなかったのと、映像の方が映えそうなお話だなと思いました。

ストロベリーナイトの原作者さんだそうで、ストロベリーナイトは(何話かしか見ていませんが…)映像でとてもおもしろかったのもあるかもしれません。

また、誉田哲也さんには大変申し訳ないことに、読む前に、わたしが個人的な感情のために、フラットな気持ちで読めていないかもしれません…。

それを知らずに読みたかったです…。

 

最後、真代を育てるのはとても非現実的だと思いましたが、吾郎の言葉が嬉しかったし、本当に本当に、真代には真弓(民代)が引き継がれてほしかったです………(泣)

 

 


サンタのおばさん  東野圭吾

2014-10-12 12:51:36 | 読書記録

図書館で東野圭吾コーナーに、めずらしく薄い本を発見。

しかも、めずらしくタイトルがかわいらしい。

で、借りてみました。

 

以下ネタバレ含みます。

 

サンタさんといえば、白人のイメージ、確かにありました。

オーストラリアのサンタさんの夏服・サーフボードは、成長過程で知る機会もあるけど、アフリカサンタとか日本サンタとか、考えたこともなかった!

 

さらっと読める短いお話だけど、東野圭吾らしい深い文と、人種などについていろいろと考えさせられるお話でした。

 

最後、息子をつれて屋上に行ったところ…

頬がゆるんでゆるんで仕方なかった!!

かなりしあわせな気持ちで読み終えました。

 

これは買って何回も読みたい!!

 

大人向け?かもしれないけど、こどもにも読ませてあげたいし小学校中学年くらいからちゃんと理解できるのでは。

絵本とはいわないのかもしれないけど、大人の絵本。

絵も、お話・文のイメージに合っていてとてもよかったです。

 


理系の人々  よしたに

2014-10-12 12:33:33 | 読書記録

図書館のコミックコーナーで見かけた4コマまんが(?)。

リクルートのサイトに連載されてた?そうです。

 

わたしは自分が完全に文系人間で、とにかく数学と理科(全般)に弱く…

数学なんて高校3年生のときにはテストで0点取ったくらいできません。

なので、理系のひとって本当にすごいなー!と思うし、憧れます。

理系に強いと、頭よさそうですよね。

 

今まで、血液型で何型が理屈っぽいとかそういうのはよく聞きましたが、文理でも人種(?)がわかれるとは! 思いもしませんでした!

 

これを読む限り、理系ってめんどくさいですね(笑)!

でも、すごいなー!と思うことの方が多く。

 

最近簿記の勉強をしているからか、もういちど小学生からやり直せるなら、算数・数学は徹底的にやり直したいと思っていましたが、さらに思うようになりました。

 


黒笑小説  東野圭吾

2014-10-01 22:32:13 | 読書記録

わたしの中で東野圭吾作品というと、ガリレオシリーズのイメージが強いので、重々しくて複雑で深い…というイメージだったのですが、これはかなりライトでした。

なので逆に読みにくかったのですが…笑

そういう心持ちで読み始めなかったから

 

小説家とか、男のひととかの、下心的な下世話な部分に注目したネタがメインというのでしょうか。

『黒笑』ということばがしっくりくる話ばかりの短編集だったのですが、『奇跡の一枚』だけは突然毛色が違ってびっくりしました。

 

 


アホガール

2014-09-18 19:47:06 | 読書記録

これを『読書記録』と言っていいのか……笑

 

同僚さん(♂)が貸してくれた4コマまんが。

「主人公がアホすぎておもしろいよ」

「幼馴染の男の子が時々ひどいけど、気にしないであげて」

と言われて読んでみたのですが…

 

いや~~~~~~~

主人公のアホさがひどすぎて、わたしはまったく楽しめませんでした……笑

そして、幼馴染の男の子がひどいとは露ほども思えず…(←主人公がアホすぎるから当然だと思った)。

とにかく読むのに労力を要しました(笑)。

まさか4コマまんがを読むのに、労力を使うことがあるとは…。

 

 


女どうしだもの/女どうしだもの いよいよ3年め  森下えみこ

2014-08-18 18:58:19 | 読書記録

図書館で見付けたコミックエッセイ。

自分と重ね合わせて読んでしまいました…。

モテ系の同期(わたしは同期っていなかったけど)、よれよれの自分…

朝から男性と一言もしゃべってない…

とか。

 

ただわたしはお局さんや派閥に困ることはなかったので、あっちにはどう対応してこっちにはこう対応して…みたいな苦悩はなかったけど。

 

そんな生活でも結局LOVEがあったえみこずるい!笑

 

2もあるようなので、機会があればぜひ2も読んでみたいです。

 


彼女は存在しない  浦賀和宏

2013-12-08 18:21:56 | 読書記録

だいすきなガゼットのれーちゃんが会報でおすすめしてたので読んでみました。

れーちゃんのおすすめコメントでは、内容に触れない方が楽しめるからと、唯一一切ないように触れていなかった本なのに、タイトルしか覚えてなかったから図書館行く前にネットで作者調べたら内容ちょっと出ちゃったっていう…(泣)。

れーちゃんの気遣いを無駄にしてしまった…

 

ほんとこれ、読むなら内容一切知らない方が楽しめると思います。

あと、テクノ好きは別の意味で楽しめるかも。

 

ネタバレ含みます。

多重人格の話と知った上で読んでしまったので、タイトルの『彼女』は主要人物の内のどっちだろうと、疑いながら読んでいました。

本当に最後の最後までわからず、最後を読んで、「そっちか!!!」と声に出そうでした。

もう一回最初から読みなおしたくなります。

 

結局のところ、多重人格(解離性同一性障害)の存在すら疑ってしまうのですが、なんかもうすべてが疑わしい…。

 

グロいのダメなひとは読まない方がいいかと思います。

 

個人的には、文章は東野圭吾の方が断然好みでした。

 


ありがとう わさびちゃん!

2013-12-06 08:28:45 | 読書記録

瀕死の状態で拾われた子猫のフォトエッセイ。

Twitterアカウントをリアルタイムでおともだちykちゃんがフォローしていて知りました。

わたしは飽くまで犬派なのですが、わさびちゃんかわいすぎる!!!

 

わさびちゃんの本が出たのをykちゃんが探していたので本屋さんに行くたびに探していて、セノバで見付けたときにさらっと立ち読みしたのですが、立ち読み中に涙が出て出て困りました。

わたしも買ってしまおうかと迷いましたが、当時本を買いすぎていて自粛中だったのでひとまずやめたところ、ひとあし先にGETしていたykちゃんが貸してくれました♪

 

立ち読みはさらっとだったので、ちゃんと読んでみたところ、ただわさびちゃんがかわいいだけでも、がんばれ!ってだけでもなく、野良猫を保護したら…といった実用的な内容もあり、ほう!と思いました。

 

我が家は向かいの家の猫のせいで猫だいきらいなのですが、お母さんにわさびちゃん&ぽんちゃんの写真や、わさびちゃんのおくる写真(たらこ・とうもろこし・しめじ・マーメイドとか)を見せたら、かわいい~!と言いました。 めずらしい!

しめじわさびちゃんが、ちっちゃいしめじ付いてるのかわいすぎる(笑)。

マーメイドわさびちゃんがかつら着いてるのとか、ビキニ着いてるのかわいすぎる(笑)。

 

 


変身  東野圭吾

2013-12-03 00:09:43 | 読書記録

ネタバレ含みます。

 

今まで読んだ東野圭吾作品に比べたら、気持ちが堕ちずに読めました。

けれど、『心』とか『魂』と言った、目に見えないものの存在について考えさせられる話でした。

 

個人的には『心』も『魂』も、存在肯定派です。

心を支配(形成)してるのが脳という物理的なもので、伝達物質という科学的に立証されているもので動かされているとしても、それだけじゃないと思います。

わたしは10年以上前から(今思えば小学校のときおばあちゃん亡くなった時からだと思う)軽うつで、薬を呑んでいたこともありますし、今も漢方薬呑んだり軽い安定剤呑んだりしてますけども、それがセロトニンがうまく伝達していないからなんだとしても、じゃあ薬で精神が安定(=セロトニンがうまく伝達してるという意味だとする)していても、結局自分なんか存在していない方がいいという気持ちはどこから出てくるのか、思考回路の癖になってしまっているのか、TVなどで事件や事故に遭われた方を見ると、自分だったらよかったのに・そしたら悲しむひとも少なかったのに と思ってしまうのは、どういう理屈なんだと。

 

昔TVで、魂は存在するか みたいな番組をやっていたのですが、詳しくは覚えていないのですが肯定派VS否定派の各学者さんが討論する番組でした。

肯定派の中にも、物理的理論で魂の存在を証明するみたいなひとがいたのですが、そのひとが提示したのが、死後の人間(人体)の重量を、抜ける水分量とかそういったものを一般人ではついていけないレベルで計算した結果、どう計算しても数%(0.数%だったかも)合わないのだそうで、それが『魂』の重量で、魂の存在を裏付けるといった説明だったのです。

 

魂や、死後の世界・霊界といったものが、あるとした方が救われる現世もあると思うのです。

わたしは4歳で大好きなお父さんを亡くして、つらいとき・さみしいとき、心の拠り所はお父さんだったから。

お父さんは雲の上にいると思ってたから、雲の端っこからこっち覗いてないかな~ってよく空を見上げて学校から帰ってきてましたから。

 

お父さんは悪性リンパ腫で、うちの近くの病院から県内の医大病院に転院したのですが、やはり大学なので亡くなったときは研究材料として解剖させてほしいという話があったそうです。

これを聞いたのは大人になってからなので、理性で納得できたので解剖させてほしいという話に嫌悪感はなかったですが、その申し出に対してお母さんは当時「解剖は協力してもいいけど頭だけはしないでほしい」と答えたそうです。

 

『変身』の堂元教授は、脳を特別な臓器と考えてはいけないと言いましたが、やはり人間として現代日本で生まれ育った身としては、脳が特別な臓器という観念にはなると思います。

だからこそお母さんも、拒否したんだろうし。

脳がすべての臓器や肉体を動かしている上に、脳が感情を形成する基になっているなら、脳が特別な臓器でなくてなんなんでしょうね。

 

なんか前半と矛盾してきてますが…

心が脳に操作されていてもいいけど、深層心理は脳で形成されてるのでしょうか?

脳が駄目になったら(物理的に生きていられないだろうけど)心がなくなるのでしょうか?

『変身』の京極は、人道的には『心ない』行動ばかりだと思いましたが、でも家族に対する愛情があったり、周囲に対する嫌悪だって、『心』ですよね?

 

書いてて混乱してきました…。

 

東野圭吾作品は、どんなに読んでてつらい作品でも必ず(それこそ)心に響く言葉・文があるのですが、『変身』は、生きるっていうのは自分の足跡を残していくことなんだっていうところでした。

ちっちゃいことと比較して申し訳なくなりますが、わたしがこうしてブログに残しているのも、自分を形成してきているものを残したいという自己顕示欲でしかないので。

そして、京極に支配されていく中で必死に抵抗した純一が、最期に京極に打ち勝つきっかけになったのが恵への愛で、恐怖心を超えて純一を救おうとしたのは恵の愛で、そこまで他を愛することができるっていうのは、すごいことだなと。

そばかすを描いてくれた最期の絵、どれだけ恵は救われただろうと思います。

 

東野圭吾作品を、苦しいと思いつつついつい読んでしまうのは、結局のところ愛というものが偉大だというメッセージが都度都度入っているからでしょうか。