よつばDays

しあわせのよつばをさがす日々。

朝井リョウ  何者

2016-11-17 01:24:30 | 読書記録

朝井リョウさんの『何者』。

映画が公開になり話題になっていることから、就活生を描いた作品だと知って読んでみました。

 

わたし自身は新卒の就活を経験していないのですが(はっきり言って逃げた)、いま現在就活生を応援する仕事をしているので、世の就活生の動きや悩みやそういったものには接している方かと思います。

ということで興味を持ちました。

あとレビューで、『Twitterを使いたくなくなった』というのを読み、ツイ廃のわたしとしてはその点ではちょっとドキドキしながら読みました…。

 

以下ネタバレ含みます。

 

 

学校生活のみならず、社会人になってからも、プライベートで出会うひとたちでも、「あーーーいるいるこういう人!!!」と何度も言いたくなるくらい、人物描写がはっきりしていてリアルでした。

わたしはたぶん割と拓人タイプ←

で、光太郎になりたいタイプ。

で、理香にいいように使われてもやもやいらいらするタイプ(笑)

 

瑞月が最後に隆良に言う言葉が、とても耳が痛かったです…。

(小説の中の人物だということは置いておいて、)わたしは社会人になって○年経つのに、まだ社会に出ていない瑞月の方がよっぽどしっかりしているし、よっぽど人間力がある…と恥ずかしくなりました。

 

拓人がまさかの就職浪人と思わず、びっくりしました。

そして最後の面接、拓人はすごくいろいろなものを振り切って発言したのに、受け入れられていない空気が、自分のことのように苦しかったです。

面接官わかってよ!!!と思いました。

 

Twitterですが、その怖さは一応理解しているつもりで、鍵をかけているので、やめたくはなりませんでした(笑)。

でも、Twitterを精神安定用に使ってるのってわたしだけじゃないんだなと思いました←

 

原作を読んだら映画を観に行こう!と思っていたのですが、いま資格の試験を控えているのでそれが終わってから観に行きたいのですが、それまでやっているのでしょうか…。

個人的には、瑞月の有村架純がすごくぴったりに感じます。

映画が間に合わなかったらDVDになるのを待とうかな…。

 


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