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ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ、京都で研究に励む日々の記録

なだれ込む前の、覚悟

2005-08-05 07:50:01 | 留学準備
昨晩から続くコンペミーティング。
「上」からの視点に立った「ゲーム」のような提案をやめ、自分が住みたい空間・自分が楽しいと思う空間をつくろうという方針から再スタートし、新しい案ができる。でもまだ、自分たちのつくったものがいまいちよくわからない。釈然としないまま、疲れたのでとりあえず解散。今日も院生室に椅子を並べて眠る。

図書館の開館にあわせて起きる。
住宅地図を広げ新たな敷地を物色するが、頭がすっきりとしない。何気なく手に取った鈴木了二の本を読みふけっているうちに、かわしまくんも合流した。

昼飯を食ってから、シャワー休憩を挟み、今朝できた空間を再検討する。
気分がリフレッシュされたせいか、可能性を感じさせる建設的な意見が出るようになった。カタチから想起される使われ方を二人で挙げていく。

仮眠を挟んでレモンに模型材料買出し。
しかし、夏休み時間になっていることを知らず、御茶ノ水に着いたときにはすでに閉店してしまっていた。仕方なく、吉野家で晩飯を食い、大学に戻る。

プログラムや、社会性などについて今一度検討。
話したり、図面を見直したりしているうちに、最新案の平面図の背後にも、うっすらとこれまでの計画案が透けて見えるようになってきた。実は今回も、今まで考えてきたこととそう多くは矛盾していないのかもしれない。二人の間でゴーサインが出たので、写真撮影用模型をつくり始めてみることに。部材を切り出しながら、プレゼンテーションの相談。久しぶりに笑顔で会話が弾む。明日たちくんが再合流する。いよいよ、なだれ込むときがきた。

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