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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

『 防災省 』 は必要か??

2016-04-29 12:13:39 | Free

熊本地震があって。
防災に対していろんな議論や提案などがある。


その中のひとつで。こんな提案がある。

熊本地震 石破地方創生相「『防災省』の議論を」(Yahoo!ニュース(産経新聞))


石破茂・地方創生大臣が熊本地震を踏まえ

常設の防災専属の行政機関の必要性を訴えて『 防災省 』を作るべきだと。

また災害時の緊急対応について

『 どういう法律を用意し、どんな組織を動かし、
どのようなものを用い、どのようにオペレーションをし、
国内外にどう情報を発信していくか。
常に常にシミュレーションするのは危機管理で当たり前の話だ 』 (記事抜粋)

とおっしゃったそうだ。


・・・・自分は不要だって想う。


てか専属担当の一応大臣いるのをお忘れでしょうか?(笑)

それは。。。

河野太郎(衆院議員)で。国家公安委員長と。

兼務で内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全担当大臣兼規制改革担当大臣と防災担当大臣。)


いないワケじゃないが。

かといって完全な専属の大臣でもない。

かといって専門行政を特段にやってるのか?って疑義はあろうねと。(笑)


なんせ。。。内閣府ってなんぞや??って想う人も多いでしょうから。(笑)


ウィキペディアからでは・・・・。

『 内閣府の任務は、
内閣の重要政策に関する内閣の事務を助けるほか、
「皇室、栄典及び公式制度に関する事務
その他の国として行うべき事務の適切な遂行、
男女共同参画社会の形成の促進、市民活動の促進、
沖縄の振興及び開発、北方領土問題の解決の促進、
災害からの国民の保護、
事業者間の公正かつ自由な競争の促進、国の治安の確保、
行政手続における特定の個人を識別するための番号等の適正な取扱いの確保、
金融の適切な機能の確保、
消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができる社会の実現に向けた施策の推進、
政府の施策の実施を支援するための基盤の整備
並びに経済その他の広範な分野に関係する施策に関する
政府全体の見地からの関係行政機関の連携の確保を図るとともに、
内閣総理大臣が政府全体の見地から管理することが
ふさわしい行政事務の円滑な遂行を図ること」である(内閣府設置法第3条第1項・第2項)。

2001年(平成13年)1月6日、中央省庁再編に伴い、
内閣(事実上内閣官房を含む)主導により行われる
政府内の政策の企画立案・総合調整を補助するという目的で新設された。

内閣に設置されていること、
特命担当大臣と呼称される複数名の国務大臣が置かれていること等が他省庁との相違点である。

「内閣補助事務」と呼ばれる一連の所掌事務(内閣府設置法第4条第1項及び第2項)の他、
他省庁と横並びの分担管理事務(同条第3項)も所掌している。

旧総理府本府、
長期経済計画の策定や経済に関する基本政策の総合的な調整、
内外の経済動向や国民所得等に関する調査・分析を行っていた経済企画庁、
沖縄の経済振興や開発に関する事務を行った沖縄開発庁の業務を中心としているが、
旧総務庁、旧科学技術庁、旧国土庁の業務も引き継いでいる。

内閣府の長(主任の大臣)は内閣総理大臣とされるが、
内閣総理大臣は自らを助けるものとして内閣府に特命担当大臣を置くことができる。

なお、「沖縄及び北方対策担当」、
「金融担当」並びに「消費者及び食品安全担当」の特命担当大臣は必置となっている。

そして、内閣官房長官は
内閣府の事務(国家公安委員会や内閣府特命担当大臣の所掌は除く)の総括整理を担当し(内閣府設置法第8条第1項)
、内閣官房副長官は特定事項に係るものに参画する(同2項)。

重要な政策課題の多くが府省横断的な対応を要することから、
内閣府設置以降、多くの業務が集中。
認定こども園の制度を所管するようになるなど、存在感を増す一方で、
近年ではその肥大化も指摘されるようになった  』


・・・(´ヘ`;) う~ん。。。なんのこっちゃ。。。。

長いし。。。難しい。。。


って想った方も多いでしょ??(笑)


カンタンに言うと。

2001年に中央省庁の改編にて。省庁をまとめたと。

大臣や行政機関をまとめた上に。

内閣総理大臣がやってる仕事の補助になる業務全般や。

皇室や北海道・沖縄に関わる問題やら。男女参画など必要な特命大臣を置くコトができて。

さらに必要ならば。その専属の特命大臣を任命できるっていうシロモノ。


まあ戦前の『 内務省 』ってモノは

日本国内のいろんな行政に対して大きな権力を持っていて。

戦後解体されたシロモノに近い要素を持ち合わせてるのが『 内閣府 』とも言えよう。


担当してるのが内閣内にあるので。

総理大臣・内閣官房長官・特命担当大臣などが主な閣僚になる。


まあ石破さんは国交省(気象庁)や厚生労働省。

国家公安委員会(警察庁)や防衛省(自衛隊)。


・・・などのいろんな行政機関が縦割りが未だに強くあるだけに。


その横断的な役割や独立で防災の重要性・対策を講ずるべきだと考えて

独立させて『 防災省 』って行政機関をつくるべきと考えたのだろう。


まあ縦割り行政が強いのも。

いわば政治家がうまく官僚機構をうまく使いこなせない上に。

政治屋(職業政治家)と化した人が多いんだもん。

官僚に舐められても仕方ない。


故に行政省庁の掌握を。コントロールをしきれてない

政治の体たらくさも相まってるに他ならないだけだと想うが。


内閣総理大臣中心で。

内閣府の非常時のイニシアチブの権限を強化するとか。

常時兼任ではない防災担当大臣を置くってだけでも充分ではないのかね??


防衛省や気象庁。警察庁などから専門の職員で情報集約などしたり。

いろんな省庁からスペシャリストを集めて。

防災担当のチームを強化すればいいだけでは?とね。


ワザワザ省庁を増やすこともしなくていい。

担当大臣を新たに新設することもなくていい。


もっと内閣府とかにこういう役職や部署があって。

イザって時の内閣総理大臣・内閣官房長官・内閣府中心で。

防災行政を集約しますって仕組み・制度を作ればいい。


それが明確ではなくて。

分かりにくいくらいに。特命担当大臣がいたり。

顔と名前が覚えられてないとか。。。(笑)


なんの仕事してるのか?って疑問に想われるくらいになってるとか。。(笑)


まあ内閣府の仕事の重要性や役割が大きい割には。

中身がごちゃーってしすぎてわかりにくい。伝わりきれてないってのも問題なんだろうね。


石破さんがいう『 防災省 』がもしできたとしたって。

結局いざってなったら。。内閣総理大臣がイニシアチブ握った方が

国が一丸となってやっていこうって明確にわかりやすいし。

防災省は防災省でってまたソコで縦割りやら。官僚の行先増やすだけだとも想うがね。。。


まあ国家公安委員長と兼務って防災担当大臣では。。。

さすがにこの局面において荷が重すぎるくらいの仕事量かもしれんねとも想う。


平時なら兼務でもいいだろうケド。

何が。いつ起きるかわかんないだけに。

専属の担当大臣を内閣府に常駐だけでもいいと想うケドね。


ムダに作る必要はない。


危機管理意識の欠如って話は昨日も書いたケド。

危機管理に対する意識や。防災とか。対策ってことを常時行うってことは大事だけどね。


ハコモノみたいにまず行政機関ありきではなくて。

もっと内閣府の制度や仕組み。

防災時の対応を内閣府など中心にぼうあるべきなのか??


もっと具体的で。即応できる制度・仕組みを法律化させた方がいいだけかともね。


難しい難題かもしれないが。

それこそ法曹界や防災の専門家さんなどの知識など結集して

早い制度化・法律化をすべき方がいいんだと想うがね。







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