在韓米軍 精密誘導砲弾を年内に導入へ

【ソウル聯合ニュース】12.10.5
北朝鮮の長射程砲を破壊できる精密誘導砲弾エクスカリバーを、在韓米軍が年末までに導入する予定であることが分かった。軍消息筋が１０月４日、明らかにした。
　同筋によると、在韓米軍第２師団は５月末、韓国国防科学研究所の安興試験場でエクスカリバーの発射実験に成功した。米軍は年末までにエクスカリバーを導入するほか、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル３（ＰＡＣ３）と地対地ミサイル、エイタクムスを追加配備する予定だという。
　エクスカリバーは１５５ミリ砲から発射される衛星利用測位システム（ＧＰＳ）を利用した精密誘導砲弾。目標に対し垂直に着弾するため、北朝鮮の坑道内の陣地に配備された長射程砲を破壊するのに適している。
韓国陸軍でも２０１４年から北朝鮮の長射程砲を破壊する次期多連装ロケットを配備することが決まっている。