シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

米国防長官「在韓米軍は意味ある規模で維持」    

2012年01月31日 23時00分09秒 | Weblog
   (韓国大手新聞、朝鮮日報 12.1.28記事抜粋)
米国国防予算の削減案最終発表
 米国が、国防予算カットと陸軍の兵力削減の方針がある中でも、在韓米軍の規模には特に影響はないという立場を再確認した。
 米国のレオン・パネッタ国防長官は1月26日(現地時間)、2013会計年度国防予算案を説明する中で「米国は、韓国のような場所や中東地域に、意味のある規模の地上軍を駐屯させる」と語った。
 パネッタ長官は、イラク戦争などの終了や財政難などに伴い、今後米軍をより小規模ながら敏捷(びんしょう)かつ柔軟で、技術的に先進化された戦力として運用するという方針を示す中で、このような発言を行った。続けてパネッタ長官は「陸軍は韓半島(朝鮮半島)を含む太平洋地域で、意味のある兵力態勢を維持し、中東地域でも、平時にも有事の作戦に対応できる態勢を維持する」と語った。
 パネッタ長官が2度にわたり、韓半島について「意味のある兵力を維持」と強調したのは、米国の新国防戦略に伴い在韓米軍も削減される、という見解が一部から出ていることを意識したためとみられる。その一方で、パネッタ長官は「世界のほかの地域での訓練や、支援提供ができるよう、交代で駐屯させる方針にも焦点を合わせる」と述べ、在韓米軍の駐屯システムにはやや変化があり得ることを示唆した。
 26日に米国防総省が発表したところによると、米国陸軍の全体的な数は、9・11同時多発テロ以前の水準にまで削減されるという。国防総省は、イラク戦争やアフガニスタン戦争が行われていた2010年に57万人にまで増加した陸軍の兵力を、17年までに49万人へと減らす。海兵隊も、現在の20万2000人から、陸軍と同じく今後5年間で18万2000人にまで減らす方針だ。13会計年度の国防予算は、アフガニスタンでの戦費880億ドル(約6兆7478億円)を含め総額8130億ドル(約62兆3408億円)で、前年度に比べ9%減った。9・11テロ以降、国防予算が減ったのは今回が初。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 済州道の人口、男性が初めて... | トップ | 日中の格安航空、韓国就航へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事