シニア花井の韓国余話

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済州道の人口、男性が初めて女性を上回る

2012年01月31日 20時58分53秒 | Weblog
   (韓国大手新聞、朝鮮日報 12.1.30記事抜粋)
石・風・女性が多いとの意味で「三多島」と呼ばれてきた済州島で、初めて男性の人口が女性を上回った。
 済州道が1月29日までにまとめたところによると、済州地域に登録された人口(外国人を除く)は昨年末現在57万6156人と集計された。男性が28万8152人、女性が28万8004人で、男性が女性より148人多い。住民登録上の男性人口が女性より多くなったのは、今回が初めてだ。
 済州道に残っている最初の正式な人口統計資料は1873年のもので、総人口8万7927人のうち、男性が3万9965人、女性が4万7962人だった。女性100人に対し、男性は83人しかいなかったことになる。済州4・3事件(48年4月3日に済州島で起こった民衆蜂起とこれに伴う島民虐殺事件)と6・25戦争(朝鮮戦争)を経た直後の1953年には、男性が10万9907人、女性が13万8984人(女性100人当たり男性79人)とさらに差が広がった。その後、2010年にかけて男女の差は少しずつ縮まり、同年末には男性が28万5582人、女性が28万5673人と女性が91人上回るにとどまった。
 済州道関係者は、次第に男女の差が縮まった理由について「多くの男性が命を落とす戦争などがほぼなくなった上、男児の出生が増えているため」と説明した。0-9歳の女児100人に対する男児の比率を示す性比が昨年109.9を記録するなど、50歳以下の性比は全て100を上回っている。05年には、出生性比が113.1まで上昇した。
 済州道政策企画官室のチャン・ヘンブ統計担当は「朝鮮時代から済州は男性より女性が多かった。住民登録上の韓国人だけを見たとき、男性の方が多くなったのは昨年末が初めてだ」と話している。



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