上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

夢を砕く様で申し訳ないのですが

2007年06月06日 | 仕事
少し気になる記事を見て日本に発つ前に書きます。
最近、日本から来て上海でシステム開発会社を立ち上げる異業種出身の方が増えている様に思います。

正直、ソフトハウスは会社立ち上げに1年は掛かると思ったほうがいいです。
その間にエンジニアも入れ替わります。新人エンジニアは再教育が必要ですが、半年後には3/4が入れ替わっています。

新卒の場合、はっきり言って大学では殆ど役立つ技術を教えていません。(全中国上位20位内なのに、1979年~1989年に発表された論文も教えていない学校まであります。)
けれども彼等は、自分より優れていないエンジニアの言う事は聞きません。
つまり、経営者自身にITスキルとコネクションを多少なりと要求されます。
(ちなみに私は映画学校出の一時おもちゃ屋ですが、これでもヒューレット・パッカード社のWWでのSIセールス・ライセンスホルダーだったりします。)

また、対日向け開発の場合は、日本人SEの実地教育も必要です。
ウチでも昨年は、入れ替わり立ち代り3人のSEに日本のパートナー(というか私の古巣)から来てもらいました。

半年から1年間のトライアルプロジェクトを用意しておかないとPMクラスは社内育成できません。

その上、我々の瑕疵担保期間は1年もあります。
そして最も大切な事は、「バグの無いシステムは存在しない」のです。
(巨大プロジェクトの典型でもある。アポロ宇宙船の月面着陸時に動作しないスイッチがあったのは余りにも有名な話です。)
つまり、一年後の瑕疵に開発責任を持って対応できる信用を要求されるのです。

そして、ローカルのシステム開発会社は砂漠の砂ほど沢山あるのです。

最後に、日本のお客様以外はきちんとお金を貰えないと最初から想定した方がいいです。

日本でも上海でもソフトウェア業界と全く接点が無いまま、異業種立ち上げは冒険にも程があると言えます。
(あまりブログに書かない事も多いのです。)
努々、甘い考えで参入をなされて、悪夢を見ない事を願っております。

久々の日本

2007年06月06日 | 仕事
明日から来週いっぱい日本に行く事に。
昨日から上海の新しいお客様先に常駐を開始しているので、
家人に後事を託すのだけれど・・・田君、上手くフォローしてくれよ。

さて、土日を挟んだ出張なので少し余裕ある日程だ。
会いたい笑顔は待っていてくれるだろうか。

リニューアル

2007年06月05日 | 趣味
近所のキオスク(新聞スタンド)が、いきなりリニューアルしていました。
以前のごちゃごちゃ感とマニアックな品揃えが好きだったのに。

もうオタク雑誌は置かないのでしょうか・・・残念。

お洒落な雑誌中心の今の品揃えでは買いたい雑誌が無いのです。


足跡

2007年06月04日 | 生活
これ、雨上がりの天山路で見つけたんですが・・・
日本で子供の頃に犬の足跡付きの道路を見た記憶があるが、コレは絶対成人男性。

なんで乾かないうちに歩くかな~。

あと、何でそのまま放置するかな~。

テレビを眺めて

2007年06月01日 | 生活
一昨日、帰宅してテレビのチャンネルを変えていると(200ch以上もあるのですが、私が観るのはせいぜい40ch)吹き替えの「ドラエモン」と「なんでも鑑定団」そっくりの番組をやっていました。

日本が「ドラエモン」を正規に提供して放送する事は、ニュースになっていたので知っていましたが、「なんでも鑑定団」そっくり番組の方は、番組の原案提供のテロップは出なかったのでパクリの様です。
(日本でも「サバイバー」の様に海外から企画提供を受けて製作される事はありますが、必ず原案提供のテロップが出ます。)

故宮博物院の研究員が出演して、もっともらしくお宝を鑑定する番組なのですが、企画書自体の真贋を鑑定した方が良いのでは?と思ってしまいました。

そういえば、今日から上海では環状線内はクラクション禁止だと思っていましたが、相変わらずクラクションが五月蝿く鳴り響いています。

一鳴り罰金200元は、あまり効果が無かったようです。