貧乏暇無しとは言いますが、体が3つ必要な事態に。
九州・東京・北京と同時に3箇所に行くのは不可能なんですが。
あ、上海にも居なくてはならないから4つ必要だ。
貧乏暇無しとは言いますが、体が3つ必要な事態に。
九州・東京・北京と同時に3箇所に行くのは不可能なんですが。
あ、上海にも居なくてはならないから4つ必要だ。
少し肌寒い上海。雨など降らなければ良いのですが。
さて、本日は日本から数名の見学研修客を迎い入れてのプレゼンを実施。
久々に大人数の日本からの訪問者を前にしての講演だったので少々緊張。
しかし、上海の感想などを聞いていると、かえって日本に里心が付きますね。
日本はやっぱり良い国です。
本日は雨の上海。
(当ブログも天気同様、曇った内容で毒吐きブログです。)
毎度毎度この繰り返しには、いい加減ウンザリです。
これからも毎月文句を言うのかと思うと、少々ゲンナリしてきました。
何故、文句を言わないと、やっても良いと勝手に思うのか、理解に苦しみます。
先月、あんなにダメだと言ったのに。
自己都合優先のジャイアンの集団の様な社会。
10年近く住んでいても慣れません。
まぁ、逆に言えば、他人に配慮する心遣いが当地で根付かない限り、日本社会の優位は揺るがないので、ここ一番の時に、日本人の出番が無くならないとも言えますが。
当事者が今週はもう不在なので、週明けに本格的にバトルですが、嫌になってしまいます。
今日は午後から4時間に及ぶロングラン会議。
応老師のタフさには舌を巻くばかり。
本当に今年数えで七十なのかな。
若い課長の斬新な建案プレゼンが最大の収穫だった。
華師大ITGPは本当に人材が豊富だ。
勤続10年級のSEを100名以上抱えているという事は、こういう事なのだろう。
しかし、会議が終わると、どっと疲れが。
彼女ロスの影響が、物凄く大きい。
ああ、翼に乗って、日本に今すぐ飛んでゆきたい。
会社に突然この看板が。
産学共同体の研究室(国家重点研究所の研究センター)の肩書が当社に増えました。
まぁ、色々と環境も変化していきますね。
窓から外に視線を移すと、先日のガスタンクもすっかり取り壊されていました。
中国、何事もやる事は早い国です。
先日、ビットコイン絡みでバグの記事を書きましたが、又しても同じように事件が起き、私の業界の常識では考えられない事だったので書いてみました。
今回の引用リンク先はサイエンスニュースラインの2013年10月6日の記事です。
タイトルは「ピアレビューなんて怖くない、嘘の論文を学術専門誌に投稿するとどうなるのか?」
そう、取り上げる事件とは、言わずと知れた今回の理研の論文問題についてです。
私の会社が属する華師大IT産業グループも取得レベルであるCMMIレベル3の検証プロセスエリアに於いても、ピアレビュー(peer、つまり同業同僚同識者による検証)を必須としています。
ソフトウェアの品質精度を保障する為に、我々ソフトウェア開発会社は、製造物に対して、必ずピアレビューを実施し、その欠陥予防を行っています。
これは、バグの記事でも書きましたが、人間の生物的欠陥である「自我を持つ事に起因する、主観による意識の囚われ」を補完する為の必須作業であり、同等以上の知識・技能レベルを持つ他者の検証を経ない製造物の製品化を防止しています。
この為、一種の著作物でもあるソフトウェア(この為に著作権法によって保護されています。)の剽窃や盗作が個人では出来ない組織管理環境であることの証明でもあり、製造管理レベルの裏づけともなっているのです。
では、何故、日本の権威ある研究機関でピアレビューのすり抜けが起きたのか?
問題は理研の組織管理ですが、仮にピアレビューが既定通り実施されていたとすると、組織としても責任を免れるものではないでしょう。
まぁこんな事、多かれ少なかれ公共予算での技術開発に関わる可能性のある(=理研のお世話になったり、学閥に属する)日本のソフトウェア会社の人間では絶対に書けませんが。
今回の一件、生命科学の分野ですが、日本の技術の根幹姿勢が問われている問題でもあります。
「ビットコイン取引所マウント・ゴックスが実質消滅、サイト停止」ロイター発 2014年 02月 26日 01:42
システム・ソフトウェアを作成すると、必ずバグ(ソフトウェアのプログラム不良。多くは設計矛盾やプログラミング上のケアレスミス、タイプミスで発生する。)を生じますが、これを潰す為にソフトウェア品質管理を行います。
この時、バグ収束率という指標で管理しますが、目標・結果値はゼロを目指しますが、結果は必ず0(ゼロ)にはなりません。
これは、人為的な生産物であるプログラムのバグはゼロに出来ない(人は必ずミスをする)という定理に基づいています。
従って、機能上問題の無いバグを内包しつつ現在の全てのコンピュータ、電子機器は運用されています。
(多くの方が、なぜWindowsのパッチ更新が無くならないのかと思っていたのではないでしょうか。それは未知のバグがあるからです。)
では、なぜバグをゼロに出来ないのか?それは人間は忘却し誤認し主観を持って思考する生物だからです。
他の例えをするなら、人は鏡やカメラ(光学的器械の支援)を使わずに、自分の頭の後ろを見ることは出来ません。
つまり、生物たる人間には、必ず(心理的・知的な)死角が存在し、それが故に正常に生活しているのです。
そこで、この不測の事態に備えるために、検証を繰り返し、予備システムを装備し、緊急事態を回避する予防措置をとるのです。
しかし、今回のビットコイン騒動では、最初から同システムにはバグが存在しないと謳っていました。
ソフトウェア業界では明らかに詐欺師の言動で、案の定、こんな結果となりました。
大事な事なので、もう一度書きますが、「バグの無いシステムは存在しない。」のです。
たまにはコンピュータ屋らしいブログを書いてみました。
ようやく電子教室プロジェクトの一般報道が始まりました。
何老師の業績とともに、応老師の教師としての集大成でもあり、
華師大IT産業集団及び当社の一大使命でもあるこのプロジェクト。
各方面の方々に一層の協力のお願いに拍車が掛ります。
先日、某社を訪問して商談後に違和感を覚えて、ずっと引っ掛かっていた事を、ようやく今、思い出した。
金融機関系の企業の人間というのは、自分本位で全ての事柄を考え、進めたがるものなのだという事を。
会話をする頭から、自社に資金を頼みに来ていると思い込んで話を進めようとする。
そんな積もりは毛頭無い相手が居る事すら想像もしていない。
(こちらとしては、将来の協業の可能性について方向性の話がしたかったのだが。)
彼らの商品が「お金」である以上、仕方無い事ともいえるが、実際、海外で事業展開をする上で、企画が先行して可能性を探ってから資金の話があった場合を想像出来ないビジネススタイルは致命傷だろう。
といっても、この某社が同業界では唯一海外で成功している日本最大の企業なのだが。
中国圏10年選手の担当者がこれでは、今後、今回同様に日本の資金を必要としない企画を持ち込まれた時、欧米系の同業他社との企画推進力が問われ、敗退することは目に見えているなぁ。
私自身が、旧F銀行系のリースも扱う組織に席を置いていた事が、今回の違和感の原因だったと判って、内心ほっとしている。
この「ほっとしている」というのは、まぁ、今回の企画は某社と組むことは無いと決めたからではあるのだけれど。