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パンダ好きな私のある日の出来事

パンダが好きです。
そんな私の毎日の中で・・・
起こったこと。行ったところ。

其礼成心中@パルコ劇場

2012年08月14日 00時10分04秒 | 芝居
あづい・・・。
けど、風が強くて、え?しかも小雨?お星様も見えてたのに?
不思議な天気だなぁ。
今日は、大汗かきながら、渋谷に行き、パルコ劇場で文楽を見てきました。

「其礼成心中」(それなりしんじゅう)

三谷幸喜の新作文楽です。
曽根崎心中の後日談。
とは、言っても、曽根崎心中の登場人物の後日談ではなくて、心中ブームにわいた大阪でおこった・・・かもしれない、後日談。

2時間。
プログラムを買って、作者のコメントとかを読んでしまったせいか・・・
だいたい、最後までの筋が想像できてしまったのよね。
文楽とか歌舞伎って、筋があらかじめわかっているというのが普通なので、それは問題ないんだけれど・・・
新作で、しかも、最後にオチがあってとなると想像できる展開というのは、ちょっと途中だれる感じがありました。

途中、だれたあたりで、ん~とは思ったけれど。
全体を見て、なかなかいい作品かもしれないと思い返しました。
なにしろ、想像できたとしても、最後がいい。
みんないい人なんじゃん。っていうハッピーエンド具合。
それと死んだらなんにもならない、っていうありきたりなことだけじゃなくて、生きるよりも死ぬほうが苦しいっていう描き方とか。
主人公夫婦の関係とか。
すごくリアルだけど、ちょっと童話っぽい感じがするんだなぁ。
感じとしては、「鰯売」っぽい。といったらほめすぎなんでしょうけど。
もう少し途中をどうにかして、セリフとかを変に現代的にしないように手を入れたりすれば、もしかしたら残るかも?
あ、歌舞伎に移せるかも。とか思ったり。

人形は、一輔が主役でした。
お父さんの一暢が好きで、一輔も結構好きな若手です。
よかったように思いました。
大夫は、千歳と呂勢が中心。
千歳は、一時より力を入れすぎなくなったのかな?
それとも世話だからよかったのかな?
呂勢は、声が断然よくなったように思いました。
・・・昔に比べると、断然。

*************

ちょっと勢いで買ってしまった感じのチケットだったけど、楽しめました。
さて、明日も会社。
がんばります。

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