久しぶりに野田秀樹の芝居を見てきました。
去年、「エッグ」はチケットをとっておいたのに、ちょっと行けなくなっちゃってね。
今回は、美輪明宏の一生を描いた「MIWA」。
演出のことばでは、美輪明宏の名前をかりてはいるけれど、別人のMIWA。
ってことでした。
美輪明宏という人を借りて、性と体の不一致に悩む人や、性と体の不一致に悩む人を借りて、自分の内面と世間から見られる自分との違いに悩む人を描いてるのかなぁ。
美輪明宏は、長崎で原爆を経験していて、恋人の死、母の死、継母の死、愛してくれた人の死、身近な人たちの死を経験して、今を築いているので、その強さの背景をさぐったお芝居という気がしました。
美輪明宏が、すばらしい人なのか?はわからないし、尊敬したりしているわけではないけど、強さっていうのは、いろいろな経験をしながら、それを吸収して、もしかしてそれを忘れているからあるもんなんじゃないか、と感じます。
野田秀樹の芝居は、今回は真っ向から愛をテーマにしてるって書かれていたけど、それよりも忘却をテーマにしているように思いました。
忘れちゃいけない、忘れたくない、だから忘れないように、でも思い出すのはつらいから思い出さないように。
ぜんぜん違うことだけど、剣さんがBLITZのライブで言ってた、
思い出すとつらいので、思い出さないように忘れずにいようと思う。
まさにこれなんじゃなかろうか?この芝居のテーマ。
って思いました。
人間が大切な人たちの死やひどい状況を乗り越えられるのは、そこに忘却があるから。
そして、亡くなってしまった愛した人たちが輝くのは、いつまでも悲しむんじゃなく、ほどよく忘れてくれるから。
野田秀樹の芝居は、難しいので、イメージでとらえるようにしてるんだけど、今回は動きとかことばのつながりよりも、よりストレートなテーマだったような気がしました。
でも、難しいなぁ。
さて、週末。
ここのところ、出かける週末が続いているので、ゆっくりして体を休めるつもり。
風邪ひいちゃってるし。
去年、「エッグ」はチケットをとっておいたのに、ちょっと行けなくなっちゃってね。
今回は、美輪明宏の一生を描いた「MIWA」。
演出のことばでは、美輪明宏の名前をかりてはいるけれど、別人のMIWA。
ってことでした。
美輪明宏という人を借りて、性と体の不一致に悩む人や、性と体の不一致に悩む人を借りて、自分の内面と世間から見られる自分との違いに悩む人を描いてるのかなぁ。
美輪明宏は、長崎で原爆を経験していて、恋人の死、母の死、継母の死、愛してくれた人の死、身近な人たちの死を経験して、今を築いているので、その強さの背景をさぐったお芝居という気がしました。
美輪明宏が、すばらしい人なのか?はわからないし、尊敬したりしているわけではないけど、強さっていうのは、いろいろな経験をしながら、それを吸収して、もしかしてそれを忘れているからあるもんなんじゃないか、と感じます。
野田秀樹の芝居は、今回は真っ向から愛をテーマにしてるって書かれていたけど、それよりも忘却をテーマにしているように思いました。
忘れちゃいけない、忘れたくない、だから忘れないように、でも思い出すのはつらいから思い出さないように。
ぜんぜん違うことだけど、剣さんがBLITZのライブで言ってた、
思い出すとつらいので、思い出さないように忘れずにいようと思う。
まさにこれなんじゃなかろうか?この芝居のテーマ。
って思いました。
人間が大切な人たちの死やひどい状況を乗り越えられるのは、そこに忘却があるから。
そして、亡くなってしまった愛した人たちが輝くのは、いつまでも悲しむんじゃなく、ほどよく忘れてくれるから。
野田秀樹の芝居は、難しいので、イメージでとらえるようにしてるんだけど、今回は動きとかことばのつながりよりも、よりストレートなテーマだったような気がしました。
でも、難しいなぁ。
さて、週末。
ここのところ、出かける週末が続いているので、ゆっくりして体を休めるつもり。
風邪ひいちゃってるし。