『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2007年9月22日(土)

2007年09月22日 00時00分01秒 | Weblog
月がいつも同じ面を向けているのは、妙な気がするが、あれは、いろいろの関係で、そうなるように調節されているのだそうだ。
と、この一文、さらに言えば、それに付け加えるこの部分までを、頭の中で言ってみてからここに書き始める。何かしらの話がそれにつながってゆく。やがてこれは電子メールでMMRに送信され、MMR内でホームページにアップされる。こちらでは、怠惰にも、改行すら施さないまま、MMR内に電子メールで送信しているのである。改行のセンスは、お任せしてある。あんまり長くなると、改行の箇所など、MMR内に手間をおかけしてしまうことになる。
昔は、手書きをMMR内にFAXしそれを入力していただくという、なかなかに面倒な仕事量をお課しすることになっていた。「河童」など、アルバムバージョンの元は、ここに書いたものなのである。元からだいぶ長かったと思うし、雑に書いた字は読みにくさこの上なかったことと思う。ある日などは、寝ぼけて書いて、わけのわからぬ記号をFAXしたこともある。こうなるともう、チャネリングの域である。
ふと思い出したが、FAXもないころ、歌詞を書いて、事務所の事務の人に電話して、歌詞を朗読し、それをその場で、ワープロに入力してもらったこともあった。歌詞とわかっていても、君の瞳は云々などと、口伝えするのは、妙な気分であった。
ようやく文明の波も到達し、僕も電子メールを使うようになってから5~6年になろうか。MMR内に真夜中に変な記号をFAXするというような心苦しさは消えた。タイピングミスもこちらの責任である。アップしていただくことを思うと、あまり長くなるのだけは、避けたいところであるが、すでにだいぶ長くなってきた。月のことをなにか書こうと思ったのであるが、それはまたいつかにする。

洋司

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1 コメント

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伝達の進化 (タムタン)
2007-09-24 06:19:37
電話ごしに 歌詞の朗読とは、何だか可笑しな感じが

しますね。 

感情入っての口伝えかしら?

でも 作家・三浦綾子さんも朗読し、

それをご主人が書き留めていたそうです。
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