コメントありがとうございます。
しるくさん、「光と音のスーベニア」、楽しんでいただけて、良かったです。僕のほうも、心一杯、あたたかなスーベニアをいただきました。新曲も好評で、とっても嬉しいです。また、ライブ等で、お会いしましょう。
というわけで、久保田洋司、今朝は、いつも楽しみに通っている万葉集の講座に行きました。
今日も素晴しいお話がたっぷり。
先週は、万葉集の始まりから読む講座で、歴史や政治などへのかかわりをいつもの4倍ぐらい熱い先生のお話で、とっても盛り上がったところでしたが、今日は、ずっと続いている講座で、今、巻十一。
今の歌の価値観と、当時、あるいは平安時代になってから、古今に取り上げられるあたりの価値観は、違っていただろう、というお話、非常に興味深かったです。
巻十一は、今の価値観では、平凡な歌が、だらだら続いてる、どちらかというと退屈な巻、というような評価になりそうですが、平安時代の歌人たちは、そんな巻もしっかり読んでいて、その中の、わりと普通と思われるような歌を参考にして、歌を作ったりしている。
あるいは、そこに、名前もなく紹介されている柿本人麻呂の歌が、鎌倉時代に百人一首に取り上げられる。
人麻呂の歌なら、もっとすごい歌はいくらでもあるのに、なぜ、その歌なのか、となると、当時の歌の価値観を知る必要がある。そうなると、当時の歌を全部、読んで調べなくては。非常に興味深いわけですが、深すぎて、研究は大変なことになろう、と。
ま、ビートルズの曲を、百人一首的に、一曲選ぶとすると、どうでしょう。
ビートルズが、デビュー曲に選んだ「ラブ・ミー・ドゥー」だって、どうしてこれなのさ、と思う人は、今でも、たくさんいると思います。
なんとなく感じられるのは、1960年代初め頃のロンドンの若者たちの、ブルース好み。
あるいは、ジョンが、買ったばかりのかっこいいハーモニカを自慢したかった、とか。
いずれにしても、当時の、あの場所で、感じられるものが、あの曲をデビュー曲にさせたんでしょう。
万葉集の時代だって、流行や、全体の気分みたいなものがあったでしょうし、そういうことの研究が、どんどん進んだら、面白いのにな、と思います。
もっともっと書きたい、面白いお話は、いっぱいなんですが、またの機会に。
午後からは、松村雄基さんと久々に会って、今後の打ち合わせ等、たっぷりミーティング。
松村さんが、コーヒーやプリンを買ってきてくださいましたよ。
旅先などでも、疲れたときとかは、普段も、こういうプリンを買って、食べられるそうです。
予定の発表は、これからになりますが、また、たくさんご一緒できそうです。
僕にとっても、ステージでギターを弾く、大変嬉しい機会で、しっかり腕をみがきたいと思います。
帰りは、松村さんが、途中まで、車で送ってくださいました。
車の中での、何気ない会話も、新しい動きの大きなヒントになったりするんですよ。
良いステージができるよう、がんばります。
だいぶ、長くなりました。
いよいよ、明後日、15日、YoNaGa、清水アミーでライブです。
新曲もたっぷり、プレゼントCDもあります。
皆さん、是非、清水へ。
三保の松原からの、今の富士は、また格別ですよ。
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■2014年2月15日(土)
『YoNaGa』Live!! Vol.22 at "Shimizu"
【会場】清水・酒彩ダイニングアミー
静岡市清水区相生町9-26 新清水駅前2F TEL:054-352-6155
電車で・・静岡鉄道「新清水駅」出口前ホテルサンポートさん隣です
(2Fにアミーの看板があります)
Open 14:30 Live Start 15:00 料金:前売・当日共3,500円(1ドリンク付)
ご予約はこちらから→ http://yonaga.jp.net/ticket.html
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今日は、すっかり夜中、素敵な夢を。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司