2008年11月25日（火）

今朝の朝日新聞。
「天声人語」が、
石垣りんさんの詩「用意」の一節を紹介していた。

<それは凋落（ちょうらく）であろうか
　百千の樹木がいっせいに満身の葉を振り落とすあのさかんな行為・・・>

「天声人語」は、続けて、
「落葉は、一切を捨てて裸の骨格を空に突き上げる、
木々の意志をみるようでもある」
と、続く。

生命力である。

「さかんな行為」というところと、
「骨格～木々の意志」というところ、
楽しみとして、
人の年齢に設定をするとしたら、
微妙に違って、感じたりもできるけど、
どっちもいいなぁ、と
味わわせていただいたところである。

すごく、今の樹木を
生々しく、
刺激的に、
また、
溌剌と感じられた。

僕も、ちょっと、溌剌と、
天に向かって、突き上げようかなと。

洋司