『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
since 2000.3.7

2007年11月11日(日)

2007年11月11日 00時00分01秒 | Weblog
1920~1930年代のブルース、ここにきて、いろいろ聞きたく、コンピレーションから、あたってる。ヒストリック・ブルース・セッションズ、ブルース1927-1946、マーティンスコセッシのブルース・シリーズなど、いいのがたくさんある。ルイス・ジョーンズ、サン・ハウス、トミー・ジョンソン、ボブ・ディランの名曲でも知られるブラインド・ウィリー・マクテル、いろいろ、もう、すごい。前に書いた、ロバート・ジョンソンは30年代半ばの録音である。その頃の録音が多く残っているのは、嬉しいことで、ここに書くまでもないが、歌も演奏も素晴らしく、とにかく詞に感動的する。1900年前後に生まれた人らの20代、30代の頃の演奏。日本の人でいえば、太宰治とか、それよりさらに10歳も20歳も年上の人らの世代、まぁ、僕らのおじいちゃんの世代である。ブルースの録音としては、初期であるが、ブルースが始まってからは、30年ぐらいは経っているというから、スタイルはだいたい出来上がり、いろんな方向に広がっている。なんというか、辿り着かせてもらった感じ、非常にする。

洋司