いーちんたん

北京ときどき歴史随筆

北京の春節

2016年02月08日 11時32分07秒 | 北京雑感
さて。お墓の話から離れて、春節ネタが続きます。


本日は春節当日、昨日は大晦日でした。




日本人の友人が遊びに来てくれ、
二人で酒をあおりつつ、アクセサリー作り(笑)。



夜8時を過ぎたあたりに一度、まわりを散歩して酔いを醒ましに行きます。



 

  




  うちは王府井の近く。

  王府井のキリスト教会の近くを通り過ぎると、きれいにライトアップされておりましたー。




  その後、12時近くになってから、皆の爆竹を見に行こう、と再び階下に降りました。



  




  もおお、すごいフィーバーだっす。



  爆竹もええかげん危ないんですが、花火の規模と言ったらあーた。。。。(汗)





  でっかいダンボール箱に導火線がついていて、火をつけると、
  そのまま小規模な花火大会くらい空高くまで飛んで行って、どかんどかんと。。。。



  日本だと、素人が勝手に揚げられるようなスケールでは断じてないです。

  


  事実、お散歩の途中で前方で道の真ん中を占領して、いきなりどかんどかんと始まったかと思うと、
  30m以上は離れていたのに、頭の上から火薬のダンボールががんがん降ってきて、もう目が点。。。。。



  こういう規模のものをやる時は、半径数十メートル、一般者立ち入り禁止にしてやるんとちゃうますの。。。?
  

  などという常識は、もおお、まったく存在しないー!



  一般人がぼかぼかと揚げまくるのであります。





  ・・・・そして、もちろんその後始末を誰もしないので、




  




  なんと周辺には、どこから湧き出てきたのか、
  大量のお掃除おじさんが出現!!



  大晦日、店もレストランもほぼすべて閉まり、労働者は皆、都会からいなくなって、
  北京がからっぽになるようなこの日、夜中の12時に掃き掃除でっせ・・・・。



  このあたりは紫禁城まで徒歩20分くらいの距離。

  世界に向けたお国のお顔ですから、常にきれいにしておきたいんでしょうかね。。。
  みっともないとこ見せたら、海外のメディアに書き立てられますからね。





しかし新年の幕開けをこの景気のいいド迫力の光と音で迎えると、
…確かに気持ちは、明るくなる!


「今年はええ年になりそうや!」


という気分にさせてもらえます。


花火を見せてくれたご近所の皆様、
ありがとうございました!

 



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6 コメント

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春節・・・ (炎のクリエイター)
2016-02-09 10:55:38
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

何かおぼろげながら浮かんでくるイメージは「旧正月」で、
お正月みたいなもの・・・・
お家でお祝いはないようですね?
日本へのLCCの飛行機が、
8千円が20万になっているとか言ってました。

そちらのお正月は我が家から離れるってこと?
感覚が分からないので・・・
花火や爆竹の凄さは海外ニュースで伝わって来ますよ。

いつもありがとうです。(^_-)-☆ぽち!
返信する
炎のクリエイターさんへ (いーちんたん)
2016-02-09 11:22:48
おはようございますー。

>日本へのLCCの飛行機が、
8千円が20万になっているとか言ってました。

ひえええー。
そんなことになっているんですね!

>お家でお祝いはないようですね?

ええー。基本的には親戚一族郎党が集まり、
家で皆で餃子を包み、中国版・紅白歌合戦のような番組を見て過ごします。

その番組は12時少し前に終わるので、
番組が終わったら、皆でぞろぞろと外に出て、
爆竹を上げる・・・・というのが、
オーソドックスな流れですね(笑)。

私らは二人してさびしい異邦人なんで、
こうして友人二人でしっぽりやっているだけで。。。

中国人の知り合いは、家族と過ごしているので、
誰も相手にしてくれないわけです(笑)。


>そちらのお正月は我が家から離れるってこと?

北京や上海などの都会は、普段はほとんどが出稼ぎ労働者で成立しているようなもので、
それがこの時期になると、一斉に実家に帰ってしまうので、
都会が空っぽになってしまいます。

しかもどこでも同じでしょうが、
祭日には、だれも仕事なんかしたくないから、
働き手を探そうにもかなり難しいわけです。

そんな状況にも関わらず、
夜中の12時にわらわらとお掃除おじさんが湧き出てきたので、
どびっくりしたわけです(笑)。
返信する
違いは? (~弥勒~)
2016-02-11 19:23:39
爆竹を焚いて楽しむって人と(これすごく地域的な楽しみ、まぁ、岸和田のだんじりでしょうか?)、海外旅行に出かける人々と、違いがありますか?

ぽち
返信する
弥勒さんへ (いーちんたん)
2016-02-11 20:05:34
なるほどー。

爆竹する人と、海外旅行に出る人の違いですねー。

海外に出る人は、

1、海外に出るくらいの小金がある人
2、春節にしか行けない、会社勤めの人

爆竹を鳴らす人は、

1、海外に出るほどお金のない人
2、春節にわざわざ行かなくても、普段いけるくらい、
  金持ちかつ、ひまな人。
3、今年はたまたま家で過ごしたい人。
4、北京の地元の人。

てとこでしょうかね。

春節海外に行く人は、
中間層が多いということではないでしょうか。

超絶お金持ちは、この時期は避けて旅行に出ないで
国内でパラパラ、派手に爆竹鳴らしていると思います。。。

爆竹は、税金の塊と言われ、かなり高く上がる、
連続ボックスであれば、1箱2000元(4万円)とかします。
それが数分で揚げ終わってしまいます。

2万元、3万元、とかける人も少なくないとか。。。。
返信する
なるほどねぇ (~弥勒~)
2016-02-13 20:02:43
地元の結構金のある人が爆竹をやってて、金のない人が見ているということですか。
返信する
弥勒さんへ (いーちんたん)
2016-02-16 12:35:05
あ。だいたいそんな感じです(笑)。

あとはお給料の上下があまりないサラリーマンは
あまり熱心ではないかもしれないですね。

私のイメージでは、友達から何かつかいっぱしりの仕事を回してもらってお小遣いを稼ぐようなぶらぶらしている人とか、
自分の努力とかあまり関係ないところで、けっこう運や人間関係で昇級が決まる官僚さんとか、
商売やっている人とか、
そういう人が「景気いい年にしたい」、と頑張って散財する傾向にある気がします。
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