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それが一番の問題

概要は後からついてくる

MOROHA II

2016年03月22日 | 音楽
MOROHA II
クリエーター情報なし
ROSE RECORDS


純度が高い。故にちょっととっつきにくい。
でも無視できないメッセージがある。

若者の正論チックな面がある。
本人達も承知の上だろう。だけど恐らくthey do not give a shit.
立派。

アコギ(正確にはエレアコだと思う)にラップがのってる形式。
アルバム2、3枚制作した後には少し飽きるかもな、、、と思う。
本当に好きになれば、この形式内のバリエーションに満足するのだろう。
パンクロックが好きな人には、曲ごとの違いが認識できるが、そうでない人には同じに聞こえる原理で。

僕がもう少し若かったらブルーハーツにみたいに細胞に入り込んでくるのかな、、、
とも思ったけど、どうだろうな。
ブルーハーツの歌詞の方が詩的というか、比喩が多く、より響く人の数が多い気がする。
そこがブルーハーツにあってモンゴル800にない要素だと思った。MOROHAにも同じことを感じる。

まぁ、そんなことはどうでもいい。

しばらく聴き込んで、勇気をもって、日々しっかり生きようと思った。
こんな気持ちにさせる音楽は滅多に出会えるものではない。
大切にさせていただきます。

Steely Dan "Can't Buy a Thrill"

2015年10月23日 | 音楽
Can't Buy a Thrill
クリエーター情報なし
Mca


Reelin' in the years.

寒い日の昼さがりにアイリッシュパブで流れてきた。
エレキギターの音が心に響いた。

他の曲もいいけど、良くも悪くも古さを感じる。
Reelin' in the yearsにはそれを感じない。

最近、セブンイレブンでも流れてる。インストで。
誰が選曲してるんだろうな。

S.L.A.C.K. "My Space"

2015年10月05日 | 音楽
My Space
クリエーター情報なし
DOGEAR RECORDS


この人のラップはリラックスして聞ける。
日本語のラップで違和感がないのは、
音楽に加え、言葉のセンスがあるのだと思う。

リラックスしているようだけど、覚醒はしている。
だからいいんだと思う。ダラダラしているだけじゃない。
芯はしっかり硬く持ってるんだと思う。

Killer Smells "Tarado 1&2" キラー スメルズ タラード 1&2

2012年04月15日 | 音楽
今年になって耳にした音楽の中で一番好き。

「菊地成孔の粋な夜電波」で紹介された、菊地さんの元生徒さんの卒業制作。

菊地さんの音楽も好きだが、Killer Smellsも好きだ。
後者の方が、僕に近い気はする。

どうでもいいことがどうでもよく思えてくる。

帯に「死にてえ奴は勝手に死ね!ただそ、これを聴いてからだ!」とある。
乱暴な言葉だが、その実、やさしいのだ。
死にたい気持ちなんてどこかへいってしまうから。


尾崎豊 "回帰線"

2011年12月16日 | 音楽
回帰線
クリエーター情報なし
ソニーレコード


ガキの頃はなんとも思わなかった。
今になって聴いてみると恐い。

優れた作品だとは思うが、ずっと聴いていてはいけない気がする。
尾崎豊の結末を知っているからかも知れないが、危険な感じがする。
優れた作品と認識しながら聴くことをためらうのは、この人の歌くらいかも知れないな。

椎名林檎 "無罪モラトリアム"

2011年07月13日 | 音楽
無罪モラトリアム
クリエーター情報なし
EMIミュージック・ジャパン


無性に聞き返したくなって、衝動買い。
歌詞と巻き舌が、10年前よりも心に染みる。

それだけ渇いてきたってことか。
たまにこんな気持ちになれるなら、老いてゆくのも悪いことばかりではないと思えた。
それぞれの瞬間にどれだけ真剣に向きあってきたかでこの手の感傷の質は変化する。

向こう10年も攻めなければ。