谷沢健一のニューアマチュアリズム

新ドメインに移行しました。

合宿&特別クローズドテスト(その1)

2006-11-06 | YBC始動
 11月3日から5日までの3日間、YBCは今年3度目の合宿を行った。と同時に特別クローズドテストと練習試合も2試合開催した。実施した会場は「東京大学検見川総合運動場」である。習志野高校時代、冬季の練習に時々利用させていただいていた。当時から広大な施設であったが、野球場が存在していたかどうかは、記憶が定かでない。ただ、今でも鮮明に憶えているのは、勾配のきついクロスカントリーのコースである。「芝生のコースだから足腰のバネが養成されるんだ」といわれ、血反吐を吐くようなランニングをやらされた。
 そんなことを思い出したのが、3月頃だった。YBCの創設第一戦の東大とのゲームを終えてから、東大野球部の小谷主務に検見川グランドのことを尋ねた。「セミナーハウスや野球場、サッカー場も完備してますよ」「もちろん、野球場は硬式対応もできますよ」「本部のある方を紹介しましょう」といってくれた。さっそく連絡をとると、グランド使用の頻度は高く、宿泊なども一定時期の予約制だった。しかし、宿泊、グランド使用、食事代も東大生のための施設であるせいか、廉価であり、「貧乏YBC」には適切である。何とか有効に利用できないものかと考えた。
 そして、9月上旬、現場責任者である尾迫(おせこ)雅英氏に依頼状(YBC合宿の趣旨及び団体の活動)を送付した。口さがない人たちに「顔でとった」と言われるのは心外だから、正式な手続きを踏んだのである。
 幸い許可もおり、東大に出向き、事務手続きを済ませて、3日間の合宿が決定した。YBCのマネージャー3人は今、ひじょうに多忙だというので、彼らに負担をかけることをせずに、私と副部長と二人で計画-行動-実施につとめた。私も日本シリーズの放送解説をはじめ諸事が多いし、副部長も本職のほうで最大行事があったという(会社を経営しているということは、社員とその家族の人たちの生活給を保障することなのだから、どれほどの重責かを考えると、申し訳なくも思う)が、なんとか大部分の雑務を二人きりでやりおおせた。