谷沢健一のニューアマチュアリズム

新ドメインに移行しました。

6月は大学との交流戦(その1)

2007-06-21 | YBC前進
 現在、各地で都市対抗二次予選が真っ盛りで、部の存続を賭けて全国大会出場権の獲得に必死の企業チームさえある。クラブチームは、企業チームに挑んではいるが、ほとんどの場合、あっさりと蹴散らされている。一昨年、本大会に出場したNOMOクラブは非常に希な例で、そんなにうまくは事が運ばない。
 社会人野球の公式戦は、11月開催の日本選手権まで予定されている。だが、企業チームとちがって、クラブチームの大半は公式戦のゲーム数も少なく、予選での敗退とともに目標を失う。YBCも都市対抗予選で敗れたが、9月のクラブ選手権出場への道は絶たれていない。
 YBCは創部2年目のチームだけに、勝ち上がっていくにつれ、何事にも経験不足が露出する。それはただの練習だけではどうしても補えない。やむなく、大胆というか図々しくと言うか、無茶な行動にでることを厭(いと)っていられなくなる。
 例えば、練習試合の回数を増やすために、当初、6月の日曜日は全て習志野市秋津球場でのナイトゲームを予定していた。ナイター照明代は高く、しかも習志野市民料金でなく、外部者使用料金だから、懐が痛む。YBCのCP(つまりメンバー)には柏市民が10名以上いるが、習志野市民は1名である。「全員、柏から習志野に引っ越して、住民税を習志野市に払おうか」と、なかば真剣にいう者もいるが、すぐには無理である。
 申込に行ったスタッフの話だと、外部者(習志野市民以外)だとわかると、球場管理の窓口の人物の対応が、やたら冷ややかだという。地方出身のあるスタッフの言だと、「上京以来、東京、神奈川、埼玉、千葉と、多くの関東の人たちと接してきたが、どう考えても千葉県の人がもっとも不親切だ」そうだ。私が千葉で生を享(う)けたことを知っているのに、わざわざ言うのだから、よほど腹に据えかねることが幾度かあったのだろう。うーん、残念としか言えない。
 そういえば、私を除くYBCの理事ら幹部連(みな若い選手やスタッフから尊敬されている)の生国は、千葉、東京、北海道、静岡、佐賀である。しかし、幸いにも、柏生まれで柏在住の松田理事が立派な人格を示してくれているから、「千葉人=不親切者」論を否定できるのでありがたい。