谷沢健一のニューアマチュアリズム

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クラブチーム座談会(その1)

2007-01-27 | YBC前進
 1月21日、千代田区内幸町の飯野ビル三階の中日新聞会議室に、クラブチームの面々が集まった。東京中日スポーツ紙の「クラブチーム座談会」の出席者たちである(メンバーはホームページに掲載)。
 じつは、これもひょんな思いつきからだった。昨年の暮れも押し迫ったある夜、YBC東京事務所で、加藤副部長と、酒も肴も無い二人だけの忘年会(語らいだけの……いつものことだが)をした。
 YBCの1年を振り返って、できたこと・できなかったこと、楽しかったこと・頭を悩ましたこと、成るようにしか成らないと諦めたら不思議に運が向いてきたこと等々……、走馬灯の如く浮かんできて語り尽きせぬ刻であった。
 創設一年目の述懐の後、必然のように私の心に浮かんできた言葉をそのまま口にした、「厚かましく、頭が高いと思われるのを承知で1年間やって来て、一部にかなり強い風当たりもあったが、それに懲りずに、クラブチームの近未来の青写真を考えてみたいですね。来春には、北信越の独立リーグもスタートするし、関東地区のクラブチームも何か新鮮なことを仕掛けたいなあ」。副部長曰く「では、そのきっかけに、この1年、弱小YBCとの試合につきあってくれた主だったチームに声を掛けて、座談会でもやりますか」
 というわけで、「この企画を、さっそく東中の小原記者に電話してみよう」となって、「小原さんですか。年明けからアマチュア野球も担当するんですよね。で、座談会の企画を思いついたんだけど、やりませんか」
 小原氏曰く「面白そうですね。座談会だと、全面記事になりますが、検討して明日返答します」ということになった。翌日、企画が通ったという知らせが届いた。何でも良いアイディアは「ダメもと」で提案してみるものである。この「ダメもと」精神は、この1年、グランド探しなどで私が身につけた行動型である。