谷沢健一のニューアマチュアリズム

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壮行紅白試合(その1)

2007-12-26 | YBC前進
 12月22日の練習は紅白戦を行った。北信越BCリーグの新球団に加わった元野・木藤両君の壮行試合である。朝8時前に家を出てPWPに向かった。つくばEXに乗りかえるあたりで、川村副主将から「小雨が降っていますが如何しますか」と連絡が入る。「直に着くから待機してくれ」と返答した。なんとしても元野・木藤両君を送るゲームを実施したかったからである。
 それにしても、松村キャプテン以下新スタッフは準備・指示・行動が迅速である。今年の元野主将以下の面々も頑張ってくれたが、JR東日本(チーム統率の優秀さで知られている)で鍛えられた松村君の厳格な人間形成と緻密な野球観は、早くも選手たちの手本となっている。特にトップチームの選手は集合時間の30分前には到着して、グランド整備をし練習に備える。この実践が自ずとセカンド・サードチームの選手たちの心身に浸み込んでいっている。このような姿勢が随所に発揮されつつあることに私も心強い限りである。
 グランドは小雨がかえって適度な湿りをもたらし、土の状態は良好だったので、試合を決行できると判断して「出来るところまでやるぞ!」と選手たちに告げた。今年1番の寒さの中、スタッフも揃った。蔵重・久保田両コーチ、椿本マネ、小松淳トレーニングコーチ(新入団だが早くも手腕を発揮している)、川島コーチも遠方の藤沢市からやや遅れてやってきた。
 加えて、橋本考志君が愛妻あさ子さんを伴って挨拶に訪れてくれた。福井ミラクルエレファンツの球団スタッフに採用された橋本君は、首尾良くあさ子さんが「おめでた」だそうで、夫妻で福井へ引越しとのこと。夫人が国際線の客室乗務員だから、結婚しても「すれ違い」が多かったようだが、これでしばらくは水入らずだろう。
 YBCから3名も福井ME球団にお世話になることになったので、先々週、名球会総会のためハワイへ行った際に、MEの初代監督に就任した藤田平氏に「よろしく頼む」とお願いし「元野は・・・で、木藤は・・・だ」と特性を説明しておいた。橋本君はやはり関西方面の水が合うのか、すでに監督の信頼を得ているようだった。