3月19日の日曜日、柏北高での練習集合時間は8時30分とした。夕方まで使用できる点を大いに活用したかったからだ。それで、サードチームとトップ・セカンドチームの集合時間を別々にした。「やっと予てから念願だった、レベルに即した(見合った)練習ができる!」私は心の中で叫んだ。
8時30分にはサードチームのメンバーばかりでなく、トップ・セカンドの木藤、高木、内村、川上、樫田、小林らの各選手も集合した。
グランドの石拾いと清掃からスタート。ブルペンにはゴミや枯れ葉などが多く散乱しており、それを綺麗に片づけ、ホームベースも土を掘り起こして設置し直し、マウンドも土を盛って固めた。打撃ゲージの大小2台も移動して、使い勝手のいいように配置した。数多くの防御ネット類が用意されていたので、打撃2箇所のゲージ・セッティングが可能であるとふんだからだ。これらの準備作業の中で、特に木藤君は率先垂範をみせてくれた。骨惜しみなく体を動かし、高木君らに指示しながら、私の意を汲んでどんどん事を進捗させてくれた。
準備に40分ほど時間を費やしたが、サードチーム参加者15名の練習が始まった。基本的な練習をと思いながらも、投内連携や2ヶ所ノックで、実戦と体力補強の重要性を指摘しながらのメニューであった。
11時には、トップ・セカンドがグランドに入ってきてウォーミング・アップも始まったが、サードチームには一通りの練習が終えるや否や、皆を集めてキャッチボールの指導を始めた。まさに「野球教室」である。30分ほどだったが、このような初歩の初歩にあたる練習時間自体を作ってやれなかっただけに、選手たちはいつも以上に生き生きと取り組んでいるように見えた。意欲のあるものは、午後の練習まで手伝いを兼ねて練習を続けていた。
トップ・セカンドチームの選手たちは、(YBC創設から今日まで全員の合同練習ばかり行っていたので)やっと自分達の求めるレベルの実戦練習ができるのを感じ取ったのか、前日の練習試合の敗戦など吹き飛ばすように熱が入っていた。バントシフトや重盗防止、中継プレーのサイン確認、声のかけ方まで、時にはプレーを中断してマウンドに集まり、チームのために何が必要かを話し合った。
打撃練習が始まると、吉田君や鈴木君が真っ先に捕手の防具をつけて、打撃捕手に納まっていた(わがYBCも他のクラブチームと同じく捕手が少ないのだ)。2時頃、全体練習を終えると、吉田君を筆頭に選手たちが「何時まで練習できるんですか」と聞いてきた。「暗くなるまでいいぞ」という声に意を強くしたのか、各自、重点練習に入っていった。スタッフたちもすぐさま、選手たちの意図を掴んでサポートに入った。
かくして、YBCのチームづくりも、いよいよ本格的になる。
8時30分にはサードチームのメンバーばかりでなく、トップ・セカンドの木藤、高木、内村、川上、樫田、小林らの各選手も集合した。
グランドの石拾いと清掃からスタート。ブルペンにはゴミや枯れ葉などが多く散乱しており、それを綺麗に片づけ、ホームベースも土を掘り起こして設置し直し、マウンドも土を盛って固めた。打撃ゲージの大小2台も移動して、使い勝手のいいように配置した。数多くの防御ネット類が用意されていたので、打撃2箇所のゲージ・セッティングが可能であるとふんだからだ。これらの準備作業の中で、特に木藤君は率先垂範をみせてくれた。骨惜しみなく体を動かし、高木君らに指示しながら、私の意を汲んでどんどん事を進捗させてくれた。
準備に40分ほど時間を費やしたが、サードチーム参加者15名の練習が始まった。基本的な練習をと思いながらも、投内連携や2ヶ所ノックで、実戦と体力補強の重要性を指摘しながらのメニューであった。
11時には、トップ・セカンドがグランドに入ってきてウォーミング・アップも始まったが、サードチームには一通りの練習が終えるや否や、皆を集めてキャッチボールの指導を始めた。まさに「野球教室」である。30分ほどだったが、このような初歩の初歩にあたる練習時間自体を作ってやれなかっただけに、選手たちはいつも以上に生き生きと取り組んでいるように見えた。意欲のあるものは、午後の練習まで手伝いを兼ねて練習を続けていた。
トップ・セカンドチームの選手たちは、(YBC創設から今日まで全員の合同練習ばかり行っていたので)やっと自分達の求めるレベルの実戦練習ができるのを感じ取ったのか、前日の練習試合の敗戦など吹き飛ばすように熱が入っていた。バントシフトや重盗防止、中継プレーのサイン確認、声のかけ方まで、時にはプレーを中断してマウンドに集まり、チームのために何が必要かを話し合った。
打撃練習が始まると、吉田君や鈴木君が真っ先に捕手の防具をつけて、打撃捕手に納まっていた(わがYBCも他のクラブチームと同じく捕手が少ないのだ)。2時頃、全体練習を終えると、吉田君を筆頭に選手たちが「何時まで練習できるんですか」と聞いてきた。「暗くなるまでいいぞ」という声に意を強くしたのか、各自、重点練習に入っていった。スタッフたちもすぐさま、選手たちの意図を掴んでサポートに入った。
かくして、YBCのチームづくりも、いよいよ本格的になる。