谷沢健一のニューアマチュアリズム

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1月の練習第2週目(その2)

2006-01-15 | YBC始動
 練習場所の近くに荒川があり、その河川敷にサッカーグランド1面と野球場3面と多目的広場がある。それを練習初日に発見し、ウオーミングアップなどに拝借した。実は、そこは川口西中の管理する施設で、事後承諾になったが、同中野球部監督の親切なお心のおかげで、存分に使わせていただいた。河川敷でも川口市の手入れがいいので、十分な運動施設になっている。もっとも、荒川のこの部分は、国土交通省の治水対策が他よりも整備されているのだろう。
 これで川口市の方々に借りができたが、機会があればそのお返しをしなければと思っている。根拠地にまともな施設を持てない「ジプシー球団」は、いつもこのように皆さんの厚意に甘えてばかりいることになるのは残念だ。
 (「ジプシー球団」と書いたが、私と準備本部長は「神出鬼没球団」と自称している。トライアウトは神奈川県と千葉県、初合同練習は東京都、そして年度初めの練習会は埼玉県・・・これを神出鬼没と言わなくて何と言うべきか!)
 というわけで、「谷沢野球コミュニティ南関東」と名称変更しようかという冗談が、YBCのスタッフの間ではやっている。

1月の練習第2週目(その1)

2006-01-15 | YBC始動
 1月の練習も第2週目が終わった。昨日は午前10時から午後8時半まで、今日も午前10時から午後6時まで、2日間で18時間半だから、選手以上にスタッフの疲労は大きかっただろう。
 トレーニングコーチは、今週は勝原君が主導したが、先週の阿部君とはまたひと味違う流儀で、とくにゲームの要素をとりいれて選手を楽しませる点などは、なかなかのものだ。ほめ過ぎかもしれないが、阿部・勝原両君のコンビネーションと技量は、今のYBCの選手たちにはもったいないほどであり、選手たちはluckyである。
 これまでの4回の練習ではっきりしてきたことの一つは、4回皆勤の選手はいずれも体力が徐々に向上していることである。そして、その誰もが練習熱心であり、真面目であることだ。午前10時から12時までで終わるはずの第1班の者が、午後6時過ぎまで練習をし続けもする。その持続する意志こそ成長の第一条件である。
 また、単純な反復練習によって基礎技術を身につけることは当然に大事なことだが、同時に、工夫も必要である。今、行っているスローイング、キャッチングの練習にしても、スローイングの際、ボールの握りをそのつど変えてみることも悪くない。むしろ投手などはそれは必須といってもいい。