谷沢健一のニューアマチュアリズム

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1月の練習 その2

2006-01-07 | YBC始動
 1月の練習課題の二つ目は、選手それぞれがもっている「悪い癖」の矯正である。これまで、それぞれ様々な練習法で訓練してきたのだろうが、不適切な方法だったと思われる点が多々ある。まずはそれを正すことが先決である。そうでなければ、今後、いくら高度な技術を身につけようとしても、徒労に終わることになるからだ。
 アップの後、ただちにサードチームのスローイング指導にとりかかった。熱心さという点ではむしろ、サードチームの面々がもっとも勝っているが、それ以上に藏重コーチや他のスタッフが私に注ぐくいいるような視線を感じた。基本的な技術指導をどのようにするのかを、同コーチたちは盗み取り吸収しようとしているのである。選手諸君が熱意という点でコーチに劣るようでは情けないのだから、コーチスタッフの真摯さを見習ってほしい。

1月の練習 その1

2006-01-07 | YBC始動
 新年、最初の練習日。選手諸君の中に参加・不参加の申告をきちんとしない者がいたのは残念だったが、大部分の選手はやる気満々だったので、大いに心強かった。
 とはいえ、25日の体力測定データから考えて、まずは基礎体力づくりが1月の第一の課題であり、これを全員が頭に叩き込んでほしいところである。
 というわけで、まずは寒風吹きすさぶ荒川の河川敷で1時間のアップ。阿部トレーニングコーチのなかなか見事な指導で、十分に汗を流せた。どうやら、年末年始の間、あまり不摂生だった者もいないようだったが、まだまだスタミナは不十分で、今日からは毎日の生活管理・体力増強をしっかりと行わなければならないことは、いちいち言わなくても、選手諸君は強く感じ取っただろう。
 それは、練習終了後に、自分の体力データを知ろうと、阿部コーチの持っていた測定結果表をむさぼるように見ていた選手が多かったことからもわかる。しかし、より積極的な者ならば、ただ表の数値を見るだけでなく、自分自身のデータをコーチに頼んで、メールか何かで送ってもらい、自己管理に役立てるというくらいの心構えがほしいものである。
 YBCは何よりも、自立を重んじる。ただ指導者から言われたことだけをそのまま行うだけでは、言われたことしかしないという努力のドの字も知らない選手になってしまう。今日の練習から学んでほしいことの一つはそれである。