信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

海鮮丼フェア第10弾

2017年09月13日 | 生坂村の催し
 13日(水)今日から、やまなみ荘限定の海鮮丼フェアが始まりました。29日(金)まで平日20食限定での海鮮丼フェアは、ちょうど10回目を記念して、宿泊1人分無料券(日曜日から木曜日限定)に加え、デザートに生坂産ぶどう「193カラット」をサービスしています。
 今回の目玉は、大分県直送のアジ類の中で最高級と言われている「シマアジ」と東北三陸産の「戻りカツオ」と「ホヤ」を加え、毎回評判の良い北海道標津町直送の甘旨ホタテ・プリッとしたイクラやマグロのトロ、卵焼きなどが盛られた豪華な海鮮丼をご提供いたしております。




△ 今回の海鮮丼は、標津町直送の好評の大粒イクラと特大ホタテに加え、大分県直送の「シマアジ」と東北三陸産の「戻りカツオ」と「ホヤ」などで、とても美味しかったです。是非召し上がってみてください。

▽ 今回の海鮮丼フェアもタウン情報さんで取材され、記事にしていただきましたので、初日から食堂のテーブルはお客様で満席でした。


▽ 後1週間で秋の彼岸入りですから日が短くなり、家に帰って薄暗くなった風景をドローンで撮影してみました。




▽ 今朝は久しぶりに山清路上空からドローンで撮影した風景です。







 その他生坂村では、小学校6年生が修学旅行、児童館でえいごであそぼ、ボランティア配食サービス、かあさん家で移動販売、セキュリティ向上及び電算移行についての説明会等が行われました。

一般質問通告に対しての答弁対応

2017年09月12日 | 生坂村の報告
 12日(火)正午までに、4名の議員各位(市川議員を除く)に、下記の一般質問の通告に対して答弁書を提出しました。毎定例会の一般質問に対して、今回も各担当部署の幹部クラスの答弁を参考に答弁書を作成しました。14日(木)に行います9月定例議会の一般質問は正副議長以外の議員5名が登壇いたします。

生坂村議会の一般質問通告
 
順番 質問議員     質問内容                 質問の相手

1 吉澤 弘迪 1 直売施設への生産物の供給について        村長
                                  振興課長

2 字引 文威 1 スカイスポーツ公園施設管理について       村長
        2 村道西95号線の通行規制暫定解除について    振興課長
        3 国道19号長野方面下り線のダム湖川の      村長
          雑木間伐について

3 一ノ瀬貞男 1 地区要望事項の実施状況について         振興課長
        2 地域活性化ポイントの導入提案について      村長

4 太田 譲  1 消防団員の定数確保及び出動率の向上対策について 村長

5 市川 寿明 1 男女共同参画の取組状況             村長
                                  教育長
        2 防災訓練の教訓から               村長
                                  関係課長

 今回も一般質問に対しての現状等については、担当部署の教育長・次長、課長が答弁をすることにして、理事者は、主に課題等に対しての解決方法や方向付けの施策・検討等の内容を答弁させていただいています。よって今回も手分けをして対応させていただき、幹部で打合せ会議を行い調整してお渡しいたしました。

▽ 今朝は強い雨が降る中、撮影しました生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、小学校で村内めぐり(3年)・ALT、B&Gでウォーキング教室などが行われました。

いくさかぶどう「193カラット」が集出荷中

2017年09月11日 | 生坂村の報告

 11日(月)今日は一般質問の対応等の間に草尾上野のぶどう園に行って、今年の作柄などを聞いて来ました。JA松本ハイランド主催の「第22回山清路ぶどうまつり」は、当初の10日の予定を、8月の天候不順で生育が遅れているということで、1週間後の17日(日)に行うことになりました。そんな関係もあり今年の作柄が心配で少し時間を作ってぶどう園に行ってきました。
 草尾上野のぶどう園は、お客さんの対応や集出荷作業に忙しく仕事をされていました。しかし、まだ収穫できず、草刈りをしているぶどう園もあり、やはり例年より遅れていると感じました。


▽ 話をさせていただきながら、お客さんの対応や集出荷作業、ぶどうなどの写真を撮らせていただいたぶどう園です。








 また、8月は雨が例年より多かった影響で、生育が遅れているとともに品種によっては裂果(果皮の破れ)が多いとのことであり、明後日からの秋晴れを期待していました。しかし、今年も様々なぶどう「193カラット」は甘くて大粒でとても美味しくて、長野県限定のナガノパープル、巨峰、子供の頃から好きだったナイアガラなどを出荷していました。
 買い物来られていた方が、仕事がら色々な産地に行きますが、生坂のぶどうが一番美味しいと言われていて嬉しくなりました。これからまだ、収穫・出荷等に忙しいですから、健康に気を付けてお仕事に励んでいただきたいと思います。

▽ ぶどう園では袋をかぶって出荷を待っている巨峰などがいっぱい実っていました。






▽ 今朝はドローンを使って犀川上空から黄金色が目立っている風景を撮影しました。







 その他生坂村では、なのはなで理学療法士巡回相談住民支え合い活動普及拡大セミナー、やまなみ荘村内無料入浴日・避難訓練及び救命講習、一般質問打合せ会議などが行われました。

小舟農地を守る会の作業と公民館の大掃除

2017年09月10日 | 私の活動報告
 10日(日)午前8時から、5月28日に定植した花畑の草取り、草刈り等の維持管理を、我々2班が今年度2回目の作業を行いました。
 「小舟農地を守る会」は、多面的機能支払交付金を活用して、小舟常会の農地の保全や荒廃地を再生するなどの資源向上活動、環境保全等の活動をしています。
 本日の我が2班は8名で、花畑の中の草取りや周辺をビーバーで草刈りをしました。

▽ 今年度も「小舟農地を守る会」として、再生した畑に多くの花を植えて、農地保全、景観美化のために作業をしているところです。





 当村は、多面的機能支払交付金や中山間地域等直接支払制度等の活用により、地区の皆さんが力を合わせて、農業振興、農地保全、環境保全、景観美化等につながる大切な協働作業を行っております。

▽ 小舟常会は3班に分かれて春夏秋冬に1回、公民館の大掃除をしていまして、小舟農地を守る会の作業の後、公民館の窓拭きや部屋、台所、トイレ、換気扇、玄関等の大掃除をしました。










▽ 今朝は作業前にドローンで小舟集落の上空から撮影した風景です。







生坂村商工会による地域貢献事業

2017年09月09日 | 生坂村の報告
 9日(土)午前7時30分から、生坂村商工会員によります駐車場のライン引きの地域貢献事業を行っていただきました。商工会は毎年度、村からの商工会中小企業相談所設置費補助やいくさかマル得商品券の発行補助をいただいているご恩返しの意味を込め、地域貢献事業等で村政運営にご協力をいただいております。

▽ その内の駐車場のライン引きは、7年目になり、今年度は役場裏の駐車場のライン引きをしていただきました。




▽ 毎年行っていますので、ラインを真っ直ぐ引くための当て木を二人で息を合わせて揃え、その木に沿ってローラーで綺麗に線を引いていました。




▽ 駐車場をほうきやブロワーで綺麗にして、ライン引きが綺麗に出来る様にされ、周りの草取りもしていただき駐車場全体も綺麗になりました。






 塗料が足りないと線上に補填したりして、商工会長さんはじめ皆さんで力を合わせて、スムーズに作業をしていました。作業が進むと駐車場の白線が際立ち、駐車する方も気持ち良く車を止められると思いました。
 商工会の皆さん、早朝より誠にありがとうございました。

▽ 今朝はライン引きの作業を少し手伝った後、スカイスポーツ公園に上り、いつものカメラとドローンで撮影した風景です。







 その他生坂村では、公民館で地域未来塾・サッカー・バレーボール教室、小学校3年生親子レク・通学合宿などが行われました。

議会社会文教常任委員会

2017年09月08日 | 生坂村の会議
▽ 議会社会文教常任委員会での住民課の説明に対して、議員各位からご意見・ご提言を受けているところです。


 8日(金)午前9時15分からの議会社会文教常任委員会は、最初に住民課から、平成28年度生坂村歳入歳出決算等の付託議案について説明をさせていただき、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告いたします。
 相続人がいない場合については、5年間で不納欠損の対応などの事例を説明し、霊園使用料はついては、霊園を新たに購入した方で前から居住している方が多く、授産施設作業収入の減額は、利用者の仕事時間が減っている状況であるなどとお答えしました。
 社会就労センターの改修内容は、事務所、トイレ等の水回り、作業場は仕事内容に区分けし、休憩室を仕切るなどの説明をしました。
 やまなみ荘の宿泊客の減少は、一泊朝食付きの企業関係者の大幅な減少と説明し、受電契約の見直しの提言には、ソーラーパネル設備後のプラン見直しやデマンドシステムの導入をしていることを説明し、海鮮丼フェアは標津町直送のホタテ・イクラ等使っていることを常にPRし、他の産地の海産物をPRすべきでると意見をいただきました。
 社会就労センターの利用者の送迎は、現状と同じ様に職員が送迎し、跡地の対応は地元と 協議をして来年度から対処していきたいと回答しました。
 UAゼンセン長野県支部との関係は、2013年10月31日に村づくりの協定を結ばせていただいてから、村の活性化等のために多くの取組や提案をいただき進めてきた中で、今回の料理コンテストもご指導とご後援をいただき、やまなみ荘のPRに努めている点などをお答えさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位から教育委員会の教育長、次長、保育園長、係長が説明しているところです。


 午前11時過ぎから教育委員会の説明に対しては、臨時保育を子育て支援センターで対応することや、保育園と当センターとの連携を今後の課題と提言をいただき、今後検討させていただくことでご理解をいただきました。
 保育所のイングリッシュランドの異文化の勉強はもっと幅広くできないかと、保育園の修繕の内容についてお答えさせていただきました。
 小中学校の需用費の不用額の多い内容は、光熱費の見積りなどであり、学校側と調整することで対応するとのことでした。
 その他、パソコン賃借料、社会教育委員の役割、文化財保護は調査を早めにして対応、たんぽぽなつまつりの補助、子ども・子育て支援、テニスコートの利用、地域未来塾等についてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位に健康福祉課の課長・係長達が説明しているところです。


 午後2時30分からの健康福祉課の説明に対しては、老人ホームの入所状況、臨時福祉給付金事業の内容、扶助費の項目の質問にお答えして、村で実施している特定健康診査の受診率の減少状況と受診しやすい個別検診は増やしていくように考えているとのことでした。
 高額療養費の内容については、手術等が高額になると、当村では少人数でも全体の医療費が高くなってしまう状況を説明しました。
 家族介護者元気回復事業については、参加者が少ない現状から、新規の提案をお願いし、27年度より28年度の介護保険特別会計が改善したことや「介護予防・日常生活支援総合事業」の取組、第7期介護保険料の算定等についてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。
 議会社会文教常任委員会では、付託された決算の認定【関係部分】、条例案3件、一般会計補正予算【関係部分】、補正予算1件につきまして、上程議案通り承認していただきました。

▽ 今朝は少し青空が見えました大日向橋からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で身体測定(高)・通学合宿、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾などが行われました。

議会総務建経常任委員会

2017年09月07日 | 生坂村の会議
▽ 議会総務建経常任委員会での総務課の説明に対して、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。


 7日(木)午前9時からの議会総務建経常任委員会は、最初に総務課の平成28年度生坂村歳入歳出決算の認定などの付託議案について説明をさせていただき、議員各位からのご質問、ご提言及び回答した内容の概略は、
 村債の収入未済額については、6月定例会で繰越明許をお認めいただいた内容で、事業実施が遅れたもの、交付金等の内示が遅れて次年度に繰り越した事業です。
 田舎体験ハウス使用料の内容ついては、昨年8月オープンし、4組が利用され、現在いくさか大好き隊員を含め5名が移住されていますので、目標通りに進んでいる状況と考えます。
 人件費の増減については、職員数減等により前年度対比で減額していますが、今年度も職員を募集している状況です。
 過疎地域自立促進計画の内容について、お宮等の文化財の修繕は対象外です。
 地方創生推進交付金の申請内容については、「道の駅を拠点とした地域活性化事業」を説明させていただきました。
 その他、公有財産購入費と地域おこし協力隊への起業に対する補助金、最終デマンドバスの運転手、村営バスの修繕料の内容、公共交通の広域化、山林の面積の把握、大日向公園の活用、松本広域連合の観光業務、元気づくり支援金事業の内容、おてんまの活用内容、庭先集荷、買い手のためのシステム構築等についてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会で、議員各位に振興課の課長・係長が説明し、ご意見・ご提言をいただいているところです。


 午後1時からの振興課の説明に対しては、景観整備事業(ビューポイント)の内容は白日集落行ったことと、高津屋森林公園の利用料の詳細では前年対比伸びている状況を説明しました。
 県営中山間総合整備事業の進捗状況や今年度の計画で未実施の説明をすべきである点は、9月の補正予算関係を把握して説明させていただくことでご理解をお願いしました。
 道路改良費の不用額の内容については、予定外の工事が必要なときの対応のためです。
 その他、加工施設の修繕料については受益者負担・自助努力の要請、水道の有収率と水道管の更新、平出の水源の調査内容、電気料の減額の内容は新プランに移行した結果であります。
 また、農集と合併浄化槽の維持管理費の比較、村営住宅の修繕料については賃借契約の内容の見直し提言、鳥獣被害防止柵の内容、送配水管布設替工事の内容等についてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会総務建経常任委員会では、付託された決算の認定【関係部分】、事件案2件、規約の変更1件、一般会計補正予算【関係部分】、補正予算1件につきまして、上程した議案通り承認していただきました。

▽ 今朝は強めの雨の中、撮影しました昭津橋からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で身体測定(低)・クラブ・いくさか通学合宿、中学校で郷土学習の日、公民館で陶芸教室、夕涼みコンサートなどが行われました。

平成29年第3回生坂村議会定例会の開会の挨拶

2017年09月06日 | 議会の挨拶

△ 毎定例会ごとに全員で唱和しています「生坂村村民憲章」を、今日は一ノ瀬議員の発声の後に唱和しました。

   平成29年第3回生坂村議会定例会の開会の挨拶

▽ 私が開会の挨拶と議案の説明をしているところです。今定例会は7,260文字ほどでした。


 皆さんおはようございます。平成29年第3回議会9月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 実りの秋を迎え、巨峰などぶどうは、8月の日照不足が影響して例年より遅れているとのことですが、それぞれに稲刈り、ぶどうの集出荷など農作業に大変忙しい時季となりました。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
 また9月定例会は前年度の決算審査について、ご意見を頂戴するために池本代表監査委員さんにもご出席をいただいていますことにお礼を申し上げます。
 さて9月定例会は、決算議会と言われるように、平成28年度の歳入歳出決算の認定をお願いする訳ですが、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」により、平成28年度決算における4つの健全化判断比率を監査委員の審査に付した上で、議会に報告させていただき公表することになっております。
 平成28年度は、村のすべての会計において、黒字決算となりましたので「実質赤字比率」や「連結実質赤字比率」の該当はありませんでした。
 次に、標準財政規模に対する普通会計の元利償還金及び準元利償還金の割合の3年間の平均であります実質公債費比率は、1.3%改善し、9.3%でございました。
 また、起債償還金額、退職手当支給予定額などから、基金、交付税算定額などを引いた自治体が将来負担すべき実質的な負債の割合の「将来負担比率」は、今年度も数値なしとなっております。よって、財政健全化判断比率の財政指標は、前年度に対して良好に推移している状況でございます。
 次に財政状況を示す指標につきましては、財政の硬直度を示す経常収支比率は、前年度より2.3%下回り、73.4%でありました。また、公債費比率は5.6%、起債制限比率は8.0%となっており、それぞれに良好な状況となっております。
 また本年度は、民間金融機関から借り入れた臨時財政対策債において償還期間が10年を越えたものと年利率が1.0%を超える部分を対象に、減債基金から206,485千円を取り崩して繰上償還を行い、公債費対策における財政健全化に取り組みました。
 よって、実質公債費比率につきましては、公債費対策を継続して進めており、普通会計の償還負担の減少から、単年度での比率及び3ヶ年平均の比率とも減少しており、良好な傾向を示しました。
 将来負担比率につきましたは、標準財政規模の縮小の影響は大きいものの、基金積立によるストックの増加、公債費関係の段階的な減により、比率が向上しているからであります。
 また、それに加え両比率が改善されている要因は、これまで簡易水道と農業集落排水の特別会計で繰上償還を実施しましたことと、なるべく国、県の交付金事業の導入により、その補助裏に交付税措置の高い過疎債を中心とした起債の発行抑制を図るとともに、将来負担を下げる充当可能基金の積立も増加してきたことによります効果が、顕著に表れていると考えております。
 しかし、指標はあくまでもその年度の時点的なものでありますから、特に交付税に左右される村の財政の体質からも、継続的な財政健全化の取り組みは必要であると考えている次第でございます。

▽ 9月定例会は前年度の決算審査について、ご意見を頂戴するために池本代表監査委員さんにもご出席をいただきました。


 平成28年度の公共事業のうち主な交付金事業では、引き続き社会資本整備総合交付金事業によります村道1級1号線などの道路改良事業の継続と、避難施設であります宇留賀公民館の耐震改修工事を行いました。また、地域子育て支援の拠点に次世代育成支援対策施設整備交付金と過疎対策事業債で子育て支援センターの建設工事に着手しました。
 産業振興事業では県営中山間総合整備事業により大日向地区の圃場整備を中心に事業が展開され、整備を実施した農地のうち約2haでは、地方創生加速化交付金事業でぶどう棚と根域制限栽培施設の整備が完了しました。
 単独事業は、過疎対策事業債により、定住促進住宅を中村団地に1棟の建設と、緊急防災・減災事業債で消防団員活動拠点となります詰所の建替え工事を老朽化が進む小立野部、大日向部の建物を対象に行いました。また、前年度からの繰越事業であります気象観測装置設置事業の整備が完了し、村内3箇所に雨量計が設置されたことにより、村民の皆さんへの迅速な情報発信機能拡充によります防災・減災対策の強化を図りました。
 そして、過疎対策によりますソフト事業では、高齢者サービス事業や子育て支援、地域協働による地域活動事業への支援継続とICT教材の活用によります子どもの教育環境を更に充実させ、小学校では児童一人につき1台のタブレットを使用しての学習環境づくりや、学校給食で安心安全な地元食材をできる限り使用しての子ども達の食育に対して、村からの補助金の増額を行いました。
 また、地方創生加速化交付金事業では「いくさかぶどう」のブランド化に向けた取組により商標名「193カラット」及びPRキャラクター「カラットリン」が誕生しました。
 村の公営企業会計では、簡易水道事業、農業集落排水事業、福祉センターでそれぞれ健全な管理・運営に努め、経費の削減、下水道接続戸数の増加に努めました。
 また、義務的経費では、人件費で4,932千円、公債費利子については金利の低下により3,464千円の減額となったものの、元金は繰上償還により189,898千円の増額になりました。物件費は、地方創生加速化交付金事業によります「ぶどうブランド化事業」等により33,377千円の増額となりました。
 積立金は減債基金で95,716千円、財政調整基金で1,330千円、地域振興基金で36,714千円などの積立を行い、全体で144,777千円となりました。
 普通会計の歳出全体では、2,360,266千円で、前年度対比14.4%増の297,820千円の増額となっております。
 今後も限られた財源を施策の目標達成のため、有効かつ効率的に活用することが責務であり、これを念頭に重点事業の推進及び諸事業の充実を図ってまいりたいと考えております。
 平成28年度の各種村税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の収納状況につきましては、現年度分の収納率で、0.3%の減少でしたが、滞納繰越分も含めた全体の収納率は、0.2%上昇となりました。これは、滞納者に、滞納整理強化月間等で多額を納付していただくのではなく、月々決まった金額を分割納付していただくようにお願いしてきた結果と、県税徴収対策室に依頼した案件の一括納付があったものと考えております。また、後期高齢者医療保険料につきましては、前年度に引き続き収納率100%となりました。
 今後も納税義務者の公平性を保つために、税務担当課で滞納整理を進め、徴収困難案件につきましては、県税徴収対策室や長野県地方税滞納整理機構と連携を取りながら、折衝機会を増やすことによって滞納者、滞納額の減少に努めていきたいと考えております。
 そして、当村の貴重な自主財源であります村税や公共料金等は、負担の公平性からも滞納を極力無くすようにし、各部署でも連携をして滞納整理に力を入れ、差し押さえや不納欠損等を適切に執行するように考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 今年度の普通交付税と臨時財政対策債の発行額が決定になりました。今年度の当初予算計上額は、前年度交付額より約4%の減少を見込みましたが、更に減少幅が大きく、約5.6%減少して、58,702千円の減額の988,407千円となり、当初予算額を16,593千円も割り込む結果となりました。
 主な要因としましては、65歳以上、75歳以上の人口減少によります高齢者保健福祉費の減少や、保育園児の減少によります社会福祉費の減少、算定基礎となります国勢調査人口が平成27年の人口に完全移行されたことが大きな減額要素であり、重ねて税収においては、当初見込みから約10,000千円増収となり、基準財政収入額が増加したことも要因であります。
 また、臨時財政対策債についても、当初見込み額より約5.5%の減少で、前年度比3%、1,445千円の減額の47,226千円となりました。
 今定例会に計上させていただきました地方創生推進交付金事業や過疎債ソフト分などで31,500千円の過疎債の2次要望額が増額いたしますし、基金から繰り入れを見込んでの当初予算であるとともに、6月定例会、今定例会でも歳入に交付税を見込んでおりますので、更に財政が厳しい状況であると考える次第でございます。
 そして今定例会には、中央要望予定前の全員協議会において、要望事項の概略を説明いたしました「地方創生推進交付金」の申請事業を計上させていただきました。
 この申請内容は、平成30年9月の道の駅の開設に向け、直売施設における出荷・販売の支援体制を整え、直売施設の出荷者により設立されました農林水産物生産者組合においては、生産品目の選定・生産計画の作成等を行い、道の駅の運営体制・連携体制づくりを行います。また、直売施設への供給源であり、ブランド化を進めるぶどうの生産基盤を整備する事業でございます。
 そして、生坂農業未来創りプロジェクト会議、農林水産物生産者組合及び IT企業で協議を行い、農林水産物の出荷・販売にあたり、ITシステムを導入・構築し、協働で生産者を支援する仕組みづくりを行います。
 本年度につきましては、本事業をスタートさせるに当たり、基礎となります売上や出荷者等を管理する集荷・販売に係るシステムの導入を行います。将来的には、蓄積した売上、作付・栽培管理データ等の活用とAIシステムの導入により、作付計画の作成・生育予測、適期作業、見える化した栽培技術やノウハウの情報共有等を実現させ生産者支援を行ってまいります。
 生産者支援の仕組みづくりに当たっては、コーディネーターを任用し、集荷・販売や直売施設運営体制整備に携わってもらうとともに行政関係機関、生産者、民間企業の仲介役を担っていただきます。 
 また、新規就農希望者の研修を行うための農地が不足していることから、圃場整備を行いました農地に対して、ぶどうを栽培するために必要な設備のぶどう棚を設置し、ぶどうの生産基盤の拡充、新規就農者の受け入れを実施する事業でございます。
 先月28日に開催しました生坂農業未来創りプロジェクト会議は、先月22日に行われました「農林水産物生産者組合」設立総会で決めていただいた役員の皆さんの報告と、指摘をいただきました組合員に新規就農者の皆さんが10数名加入していただき、個人66名、団体9名の計75名に増えたこともお知らせいたしました。
 そして、同会議の一番の協議事項であります、活性化施設の管理・運営について、村直営方式、指定管理者方式、株式会社方式、第3セクター方式等についてメリット、デメリットを協議しまして、まずは、村直営方式か株式会社方式の二つに絞りました。今月29日に開催予定の生坂農業未来創りプロジェクト会議において、近隣の同施設の開業当時と現状の運営方式等も参考にして、村直営方式か株式会社方式かの、どちらかに決めることになりましたので、ご報告させていただきます。
 次に今定例会に関連予算を計上しておりますが、長野県の「地域発 元気づくり支援金」の2次募集で採択していただきました『少数でも続けよう「おてんま」事業』は、各地区で行われている協働作業である「おてんま」のうち、側溝道路の泥上げ等の力作業を、ミニショベルを活用して行うことにより、今後の継続的な協働作業を目指す取組であります。
 また、農業公社が申請しました『かあちゃんたちの「生坂ブランド」グレードアップ大作戦事業』は、来年オープン予定の活性化施設への出店を控え、若い部員が活動の中心となり、パッケージへの関心が高まっていることから、若い部員の意見、提案を取り入れたパッケージのリニューアルを行う取組の2事業でございます。
 当初予算でお認めいただいた「高齢者生活支援センター整備事業」と6月補正予算でお認めいただきました「古坂地区 介護予防拠点施設建設事業」は、今月1日に、長野県より「平成29年度長野県地域医療介護総合確保基金事業」の補助金が、当初の要望額通り、満額の内示がありまして、地元の皆さんと話し合いをしていますので、今後入札を行い、それぞれの事業を進めてまいりたいと考えております。
 9月に入り、平成29年度も半期が過ぎようとしておりますが、議員各位からご承認いただきました事業は、村民の皆さん、議員各位のご支援とご協力をいただきながら、概ね計画通り進捗しているところでございます。
 また、19日の議員各位との中央要望では、前にお示ししました内容について、しっかり要望活動をしてまいりたいと思います。生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿いまして、地方創生推進交付金を申請しておりますので、生坂創生の取組を更に推進するためにも採択していただかなければならないと考えているところでございます。
 その他の課題につきましても、検討協議を進める中でどの様に方向付けをして、事業実施をしていかなければならないか、財政面を十分考慮に入れ、事務事業、組織の体制、交付金事業等も検討していかなければと考えております。
どうか議員各位も地域の課題解決のために、協働による地域づくりで解決できるような取り組みがございましたら、是非「元気づくり支援金」や「絆づくり支援金」の活用を検討していただければと考えます。担当部署、地区担当職員もご相談をお受けしますのでよろしくお願いする次第でございます。
 村民の皆さんにも、地域の絆を大切にして、村に愛着と誇りを持っていただき、守り育てていくことをお願いするとともに、村民の皆さんの安全で安心な住み良い生活を守るために、様々な分野で課題は尽きない訳ですが、村民の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、引き続きしっかりとした行財政運営を進めなければと考えております。どうか、議員各位に於かれましても、生坂村のために、格別なるご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げます。
 それでは、今議会定例会に上程をさせていただきました議案は、報告1件、決算認定1件、事件案2件、規約の変更1件、条例改正3件、補正予算案3件の計11件であります。



報告第10号   平成28度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
 この報告は、平成28年度の健全化判断比率及び資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告をするものであります。

議案第44号   平成28年度生坂村歳入歳出決算の認定について
 この議案は、平成28年度各会計の歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定に付すものであります。

議案第45号  生坂村過疎地域自立促進計画の変更について
 この議案は、生坂村過疎地域自立促進計画を変更する為に、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第46号  生坂村大日向公園の指定管理者の指定について
 この議案は、生坂村大日向公園の指定管理者を指定するために、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第47号  松本広域連合の処理する事務の変更及び松本広域連合規約の変更について
 この議案は、松本広域連合の処理する事務を変更し、松本広域連合規約を改正する為に、地方自治法第291条の3第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第48号  生坂村子ども・子育て会議条例案
 この条例案は、子ども・子育て支援法の規定に基づき、生坂村子ども・子育て会議を設置するための条例案であります。

議案第49号  生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
 この条例案は、生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬に、保小中一貫教育研究検討協議会の委員及び、子ども・子育て会議の委員を加えるための条例の一部改正であります。

議案第50号  生坂村社会就労センター設置条例の一部を改正する条例案
 この条例案は、生坂村社会就労センターの統合に伴う条例の一部改正であります。

議案第51号  平成29年度生坂村一般会計補正予算【第2号】
 この補正予算は、既定の額に歳入歳出額を121,028千円追加して、総額を2,252,587千円とし、地方債の借入限度額を増額する補正予算であります。
 主な内容は歳入で、地方交付税37,672千円、国庫支出金34,137千円、県支出金10,909千円、村債で31,326千円の増額となっております。
 歳出では、総務費で元気づくり支援金関係事業、CATV施設移転工事等で10,818千円、衛生費で簡易水道特別会計への繰出し金等で3,322千円、農林水産業費で地方創生推進交付金事業、日岐区の鳥獣被害防止総合対策整備事業等で91,715千円、土木費で村営住宅の修繕等で2,159千円、災害復旧費で袖山地区の道路災害復旧事業等で6,700千円の増額補正となっております。

議案第52号  平成29年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第2号】
 この補正予算は、既定の額に歳入歳出額を35,202千円追加して、総額を107,202千円とし、地方債の借り入れについて定める補正予算であります。
 主な内容は歳入で、繰入金3,206千円、諸収入3,196千円、村債28,800千円の増額となっております。
歳出では施設管理費で修繕料2,954千円、建設改良費で小立野区送配水管布設替工事関係で32,248千円の増額補正となっております。

議案第53号  平成29年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第1号】
 この補正予算は、既定の額に歳入歳出額を14,330千円追加して、総額を330.330千円とする補正予算であります。
主な内容は、歳入で国庫支出金5,339千円、繰入金8,991千円の増額となっています。歳出では諸支出金8,943千円、総務費の委託料で5,340千円の増額補正となっております。
 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。


▽ 今朝は少し雨が降っていた生坂橋からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で通学合宿、中学校で写生会、児童館でみはるさんとつくろう、歩こう部、ボランティア配食サービス、献立会議などが行われました。

知恵の輪委員会

2017年09月05日 | 生坂村の会議
 5日(火)午後1時30分からの知恵の輪委員会は、毎月の定例課長会議の報告の後、3日に行いました「総合防災訓練で気付いた点」について、「いくさか敬老の日 座席レイアウト」について説明を受け協議をしました。
 自主防災組織によって被害及び避難状況報告の時間の差異、訓練方法の周知徹底の点、役員の行動内容、スケジュール通りでなく戸惑った点、中学校の部活があった点、ミサイルの避難の仕方、子どもの通学時の避難方法、消防団の中継送水訓練の内容、隣近所の安全確認が出来た点、防災意識の向上につながった点、被害確認には人命を優先すべき点、自己判断して対応する点、災害対策本部の広さ、災害によっての避難方法などの意見が出されました。
 各自主防災組織等の反省点、見直し点を把握して、関係の皆さんで反省会を開いて、次回の総合防災訓練に反映していきたいと考えます。
 いくさか敬老の日 座席レイアウトについては、課長会議で検討しましたが、再度実行委員会から出された扇形のレイアウトについて協議をしました。やはり、横に広がってしまい、ステージが遠くなってしまうことなど心配される点があり、振り向いて座るところに実行委員や議員、区長、民生児童委員の皆さんに座っていただくことで対処することになりました。

▽ 今朝はまだ曇っていました日野橋からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で社会科見学(4年生)・ALT・通学合宿、中学校で子どものためのオペラ、なのはなで歌であそぼう&親子ヨガ、健康応援隊in白日、草尾・古坂の皆さんの元気塾、地区担当職員会議などが行われました。

定例課長会議&料理コンテスト第1次審査会

2017年09月04日 | 生坂村の報告
 4日(月)9時から9月の定例課長会議を行いました。私から今月の検討協議事項を示し、各部署からは9月の日程、9月定例議会の日程、合併60周年記念式典、セキュリティ向上に向けたシステム運用、例月出納検査での指摘事項、庁内評価委員会の開催、いくさか大好き隊員関係、美しい環境づくり一斉行動の日、やまなみ荘海鮮丼フェア、料理コンテスト、いくさか敬老の日、秋の農業体験ツアー、巨峰まつり、標津町訪問、秋の全国交通安全運動、小学校の学校開放日、ぶどう、稲の生育状況、新規就農者等について協議をしました。


 午後2時からやまなみ荘で「2017信州いくさか料理コンテスト第1次審査会」を行いました。応募数は、料理部門で34点、スイーツ部門で25点の合計59点でした。県外は熊本県、栃木県、石川県、東京都などで、県内も多くの皆さんからご応募していただきました。
 審査員の皆さんは、松本調理師製菓師専門学校の先生、セブン&アイ・フードシステムズ・ガトーフェスタハラダ生産本部のお二方、当村の管理栄養士、やまなみ荘の料理長で審査をしていただきました。
 
▽ 審査会の開会に当たり私から、多くの皆さんに応募をしていただいたことに謝辞を述べ、UAゼンセン長野県支部の皆さんからご提案いただき、予想以上に大きなコンテストになり驚いたことや応募していただいた料理とスイーツを提供することで、生坂村に来ていただく方が増えて、活性化につながることを期待するなどの挨拶をさせていただきました。


 それぞれ5作品を選定していただき、17日の第2次審査会で調理をしていただきます。 審査長には服部学園理事長・校長 服部先生、松本調理師製菓師専門学校の高嶋先生、私などが務めさせていただきます。
また、入選作品は本人にご通知し、当村のHPで公表いたします。審査員の皆さんには、2時間ほど掛けてしっかり審査していただき感謝申し上げます。そして、御疲れ様でした。

▽ 今朝は黄金色の稲穂が眩しい小立野上空からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で避難訓練・下校訓練、中学校で避難訓練・引渡し訓練、山口医師訪問診療などが行われました。