信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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平成29年度生坂村総合防災訓練・3市5村医療救護訓練・消防団中継送水実施訓練

2017年09月03日 | 生坂村の訓練
 3日(日)午前7時30分に震度6弱以上の大規模な地震発生により、負傷者及び一部の家屋倒壊の被害を想定して、全村的な防災訓練を実施しました。また、3市5村の医療救護訓練も行われ、健康管理センターなどの医療救護所を開設して、山口医師のトリアージ訓練や安曇野赤十字病院救護班の救急搬送訓練も行っていただきました。

▽ 役場の災害対策本部が設置され、消防団本部、職員各位の訓練対応が始まったところです。


 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う地震・風水害などのあらゆる災害に備え、地域住民、村及び防災関係機関が連携・協力し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施されました。

▽ 古坂地区へ安曇野赤十字病院救護班を派遣して、救急搬送訓練を実施されているところです。




 村の災害対策本部に加え、各区の自主防災組織でも対策本部を設置していただき、消防車に搭載している無線機、携帯電話等による被害想定の伝達訓練と各避難所に何名が避難して、何名が在宅かなどの村民全員の安否確認を行っていただきました。

▽ 災害対策本部へ各自主防災組織から被害状況等が報告されているところです。


 訓練終了後はそれぞれに反省会も行っていただきましたので、その内容を検証して今後の訓練や有事の際に的確・迅速に行動できるようにしなければと考えております。

 生坂村消防団は、防災訓練中の9時10分に生坂中学校で、地震発生後の復電火災が発生したことを想定して、中継送水実施訓練を行いました。

▽ 犀川の水利からポンプ取扱や中継送水をしているところです。






▽ 中学校の火災発生場所への中継送水や放水訓練の模様です。今回も実践に即した訓練であり、団員各位は的確・迅速に、ポンプ取扱訓練、中継送水訓練、警備(交通規制)訓練、命令伝達訓練、通信(無線)訓練等に励んでいました。






 生坂村消防団としては、火災の対応は勿論ですが、地震による災害対応、豪雨による土砂災害対応など、消防団活動も多岐に渡っており、日頃の訓練を通して有事の際に対応できる技術の習得により、地域防災力の強化、災害に強い村づくりにご尽力いただきますようお願いいたします。

▽ 小山消防団長からは、火災をはじめ様々な災害に対して、的確に対応するために、日頃から自主防災組織との連携をすることが大切であり、引き続き生坂村の安全、安心のために訓練に励んでいただきたいなどと挨拶を述べられました。






▽ 私からは、団員各位が危機管理体制の中核を担っていただいており、今回の訓練で学んだことを活かしていただき、日頃から消防技術の修得、機械器具の点検等の消防活動に励まれ、地区の皆さんと連携して安全安心な生活を守っていただくことなどの訓示を申し上げました。




 総合防災訓練の実施に当たり、参加された1,408名(参加率76%)の村民の皆さん、自主防災組織会長の区長各位はじめ役員の皆さん、安曇野赤十字病院救護班の皆さん、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に心より感謝を申し上げます。

▽ 今朝は朝霧が立ち込めていた生坂ダム湖の風景です。