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令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(下生野区)

2024年06月25日 | 生坂村の懇談会
 6月25日(火)午後7時から下生野区において「令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会」を開催しました。

説明者
村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、加藤、地区担当職員 平林係長、藤澤、山田保健師
出席者
区民 男性20名 女性4名  
議員 太田議長 島議員

脱炭素に関する村民説明会
上記に加え (株)エコロミ 小峯社長、平林建設 平林専務
合同会社 ヒッタイショ 斎藤代表、星野

村政懇談会の主な意見及び質問の概要について
・創造の森について、大好き隊員が担当になっているかと質問があり、雲根地区の地元の皆さんの遊休農地の活用の要望を受けてこの事業を行っている。この事業は大好き隊員が担当ではない。脱炭素事業の発信の場として、脱炭素事業の一環として村が行っていると説明しました。

・大好き隊員の支援は個人の事業は対象となるかと質問があり、総務省の交付金により事業を行っているので個人の事業は対象にならないと説明しました。
・大好き隊員の勤務状況について質問があり、基本的には8時15分から5時まで7時間45分勤務になっているが、隊員の勤務内容により異なる。また、土曜日、日曜日の休日に勤務した場合は平日に代休を取っている。休日の私的な活動については制約していないと説明しました。

・村の指定業者は村外の事業者は対象にならないか質問があり、指定業者は村内の事業所か営業所がある事とされている。村外の業者でも村内に営業所を設置すれば指定業者になることができると説明しました。
・広報の方法が伝わりにくいのではないかと意見があり、現在村では広報誌、防災行政無線、ICN、ライン、村長のSNSで発信していると説明しました。

・ラインでお知らせが届くようになり、私はとても良いことだと思う。これからも行って欲しいと意見があり、今月号の広報でライン登録のQRコードを周知しているので活用して欲しいと説明しました。

・帯状疱疹所予防接種について先取りで対応していただきありがとうございますと意見があり、50歳以上の方が対象で申請者に対して半額補助を行っていると説明しました。

・県のパイプラインの工事で舗装がガタガタしているので修繕はできないか質問があり、県の発注工事で行ったため対応について県に伝えているが現在ところ回答がないので早く行う様に対応していきたいと回答しました。

・新型コロナワクチンの予防接種について効果はあるのか質問があり、接種すると予防の効果と症状の軽減効果があると聞いていると説明しました。

・新型コロナのワクチンを接種したが頭がガンガンする、どういたらいいかと質問があり、そのような症状があれば病院で受診して欲しいと説明しました。

・堤防の完成予定について質問があり、はっきりは言えないが予算の付き方により変ってくるが概ね7年から8年くらいと説明しました。

脱炭素事業に関する村民説明会
村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見及び質問の概要については
・今回の説明会で資料が当日だったので資料を早くして欲しい。また他の地区へ行けない事に質問があり、他の地区から参加した方が意見を述べる時間が多くなり、区民の方の発言する時間が少なくなってしまったと意見があったので区民のみの出席とした。資料について今回は多岐にわたり協議をしてきたため仕上がりが昨日となってしまった。今後はこのような事がないよう対応していきたいと説明しました。

・太陽光パネルと蓄電池は無料で設置していくのか質問があり、太陽光パネルも蓄電池についても無料で(株)いくさかてらすが設置しますと説明しました。

・太陽光パネルや蓄電池を設置するときの配線やその他関連費用、電圧を変更する場合の費用についても無料なのか、また無料で取り付けるとか良い事のみを説明しているが、デメリットについても説明して欲しいと意見があり、エアコンを設置するたに100Vを200Vへの電圧変更とかについても(株)いくさかてらすが行う様に考えている。しかし家庭の状況で異なるので内容をしっかり確認してから費用については家庭ごとに説明していく。デメリットについては今回の資料の3ページに解約について、補償について、既に太陽光パネルを設置している方について列記していますので確認をお願いしますと説明しました。

・すでに設置している太陽光パネルの家庭の対応について質問があり、お持ちの太陽光パネルが、例えば資産価値としてあと100万円ありますとしたらそこからこのパワーコンディショナーの交換費用等を差し引いた額で買取を行います。例えばそこが40万円かかるのであれば、60万円で買い取らせていただきます。その後は屋根についている太陽光パネルは(株)いくさかてらすの持ち物になりますのでその後は電気をお使いになって頂いたらその分を(株)いくさかてらすに電気代を払って頂く仕組みになっていると説明しました。

・電気料金のシミュレーションの対比先について質問があり、このシミュレーションの対比先については大手電力会社を参考に作ったと説明しました。
・民家の太陽光パネル設置が減れば野立ては増えるかと質問があり、売電契約の状況により変っていくと説明しました。

・この冊子を見ていると電気料を安くすることを取り上げているが、蓄電池の利便性について周知して欲しいと意見があり、脱炭素への取組や必要性及び停電時の使用可能時間など蓄電池の利便性について示していきますと説明しました。

・太陽光パネルの設置枚数について質問があり、設置する場所の状況にもよりますが基本的には18枚ですと説明しました。
・小水力発電はどこで行うのか質問があり、東京電力生坂発電所の一角に設置していく予定と説明しました。

・事業の進捗状況や(株)いくさかてらすの融資状況とか知らせて欲しいと意見があり、各事業の進捗状況については示していく。また、(株)いくさかてらすの融資先等については慎重に調整をしてまいりました。交渉過程からの内容を示すことは難しいですが、示せる内容については(株)いくさかてらすの役員の承諾を得たうえでお知らせしていきたいと説明しました。

・脱炭素先行地域づくりの補助金が使えきれなかった場合、例えばやまなみ荘のサッシを入れ替えるとかできないのか質問があり、補助基準に適合する省エネエアコンへの更新とかLED化はできますが補助基準に適合しない内容はできないと説明しました。

・PPA契約とはどういう契約か質問があり、PPA契約とは電力の小売り契約で、(株)いくさかてらすという電力会社が、各ご家庭に太陽光パネルと蓄電池を設置させて頂き、そこで発電した電気を、各ご家庭が使ったら、その電気代をくださいという契約がPPA契約になりますと説明しました。

・家庭内の電気施設の点検や保守について質問があり、各ご家庭への電力の引き込み電線は引き続き中部電力パワーグリッドの範囲になります。ブレーカーを交換するとか、各電気の点検というのは中部電力が行うことになりますと説明しました。

 全体を通しての意見及び質問はありませんでした。 
 村長お礼のあいさつ
 皆さんお疲れのところ多岐にわたり、ご意見ご要望をたくさん頂戴いたしまして、ありがとうございました。いくさか村づくり計画に沿って、令和6年度は遂行しております。また、脱炭素先行地域づくり事業は、まだ4年半ほどございます。秋口頃から各ご家庭と契約ができるよう(株)いくさかてらすで行いたいと思います。
 脱炭素先行地域づくり事業は、村づくり推進室などで質問もお受けいたしますし、(株)いくさかてらすでも色々な面で調査をさせて頂いたり、ご相談に乗らせて頂きます。 

 門戸は開いておりますので、心配事やご意見・ご要望があれば、村のそれぞれの窓口にご意見を頂ければと思います。
 8月3日には子育て世帯の皆さんを対象に村政懇談会および脱炭素に関する村民説明会を開催いたします。多くの皆さんからご意見を頂いて、その意見も反映させながら、料金プラン等も再考することもあるかと思います。

 多くの皆さんのご意見・ご要望をいただき進めることが、この事業を成し遂げるには大切だと考えておりますので、引き続きの皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせて頂きました。


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