信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

2023相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プラグラム2日目

2023年08月29日 | 生坂村の取組

 8月29日(火)、相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プラグラムの2日目は、午前8時からプログラム開発に向けた生坂村実態聞き取り調査として、(公財)生坂村農業公社の小林理事長から村の歴史や農業の変遷、農業公社事業などについて、説明していただきました。

 午前10時からは、そば打ち体験館にて、おじさま倶楽部の皆さんの指導のもと、そば打ち体験を行いました。

▽ そばをコネるところから延ばして切るまでのひと通りの作業をおじさま倶楽部の皆さんから教わりながら、そば打ちを楽しんでいただきました。

 自分たちで打ったそばを美味しくいただいたのち、村での生活や首都圏での生活について懇談し、交流を深めていただきました。

 午後からは、学生の皆さんが大変楽しみにしていた犀川でのラフティングを体験していただきました。

▽ ガイドに、パドルの持ち方や漕ぎ方、ボートから落ちた時の助け方などの基本を教わったのち、犀川の川下りに出発しました。

▽ 天候にも恵まれ、気持ち良い日差しを浴びながら、水面に頭をつけたり、ボートから飛び込んだりと自然を満喫しながら、安曇野市明科木戸から生坂村下生野までのラフティング体験をしていただき、2日目の日程を終えました。


第85回長野県治水砂防協会通常総会及び長野県砂防講演会

2023年08月29日 | 私の活動報告

 8月29日(火)午後3時から、第85回長野県治水砂防協会通常総会が、会員総数83名、58名出席、委任状25名、合計83名で総会が成立し開催されました。

 私が会長として総会の開会に当たり、本年も本県をはじめ、全国各地で記録的な大雨が降り、土砂災害などによる甚大な被害が生じているところです。

 気象災害の激甚化、頻発化の傾向は、気候変動の影響により、今後も続くことが見込まれていることから、私どもは、土砂災害から住民の生命と財産を守り、安心して暮くらすことのできる地域をつくる ため、県土強靱化の取組を一層強化していかなければなりません。

 このような中、昨年11月には、全国治水砂防促進大会が開催され、大会後の要望活動には、私を含め49名の皆様で、砂防事業に対する私どもの熱意を、国や県選出国会議員の皆様に伝えてまいりました。

 また、5月に開催された全国治水砂防協会通常総会には、本県から、全国で最も多い52名の市町村の皆様にご参集いただいたところで ございます。

 砂防事業の促進を図るべく、本年度も引き続き、積極的に活動を 展開し、地域の声を発信してまいりたいと考えておりますなどの挨拶させていただきました。

▽ 長野県砂防事業功労者の表彰として、前飯山市長の足立正則様、前白馬村長の下川正剛様に感謝状と粗品をお贈りしました。

 都合により欠席された砂防事業功労者表彰には前木祖村長の唐澤一寛様がお出でになり、出席されたお二人から謝辞を頂戴しました。

▽ ご来賓としてご臨席賜りました、務台衆議院議員、篠原衆議院議員、羽田参議院議員、国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部長 草野愼一様、一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 大野宏之様、長野県議会危機管理建設委員長 寺沢功希様、長野県建設部長 新田恭士様から、それぞれの立場でのご祝辞を頂戴しました。

 砂防功労者表彰を受賞された2名と草野砂防部長、大野理事長、寺沢危機管理建設委員長、新田建設部長、私、佐々木副会長、大久保副会長で記念撮影をしました。

 私が会則により議長を務め、議事進行をしました。

 議案は、令和4年度事業報告及び歳入歳出決算について、令和5年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)について原案通り承認をしていただきました。

 任期満了に伴う役員改選については、理事会の案を提示させていただき、原案通り認められ、引き続き私が会長の大役を拝命いたしました。

 会長を拝命し、私はもとより微力ではありますが、本会発展のため、引き続き尽力してまいりますので、皆様のご協力を賜りますようお願いいたしました。

 決議案につきましては、『「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を強力かつ計画的に推進するため、必要かつ十分な予算を確保するとともに、5か年加速化対策後も法定化された「国土強靱化実施中期計画」に基づき、中長期的な見通しのもとに、国土強靱化に資する施策を継続的かつ着実に推進することができるよう、安定的な予算・財源を通常予算とは別枠で確保すること。』

 『住民が災害を我が事として捉え、緊急時に迅速かつ主体的に避難できるよう、分かりやすくきめ細かな情報発信や、ハザードマップ・地区防災計画の作成支援などのソフト対策を推進するための財政支援を強化すること。』などの決議(案)について、事務局から朗読していただき、ご参集の皆さんの総意として、盛大な拍手で承認されました。

▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 草野砂防部長より、「いのち」と「くらし」と「みどり」を守る砂防と題して、令和4年 全国の土砂災害発生状況、近年の土砂災害発生状況、令和4年度 砂防関係施設の効果事例、令和5年 全国の土砂災害発生状況(7月31日時点)、砂防事業による治水効果、日頃の備えにより被害を逃れた事例、事前の避難により難を逃れた事例、防災教育の意義~東日本大震災における釜石の奇跡~、近年のTEC-FORCE(地方整備局等)砂防班の活動、令和4年の土砂災害専門家(国総研・土研)による技術支援活動、令和6年度 概算要求概要(水管理・国土保全局)、【参考】水管理・国土保全局関係予算の推移、令和6年度概算 新規要求事項など多岐に渡り講演をしていただきました。

▽ 全国治水砂防協会 大野理事長より「砂防をめぐる諸問題」と題して、IPCC第6次評価報告書の概要、国土強靱化関連の最近の動き、新たな国土強靱化基本計画の概要、国土強靱化を推進する上での基本的な方針、当基本計画の各分野の主な施策の推進方針、国土強靱化年次計画2023の概要、デジタルで変わる国土強靱化、国土強靱化で変わる地域・国土、警戒避難について、避難行動中の被災状況など詳細に講演していただきました。

 国の直轄事務所の富士川水系砂防事務所、利根川水系砂防事務所、湯沢砂防事務所、松本砂防事務所、多治見砂防国道事務所、天竜川上流河川事務所、長野県建設部砂防課からは資料提供をしていただきました。

 令和5年度は安全・安心な地域づくりの重要性がより高まる中、私ども長野県治水砂防協会は、今後とも、砂防関係事業の推進に向け、会員が一致団結して取り組んでまいる所存でございますので、関係の皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&決算審査報告会&昭津上空からの風景

2023年08月29日 | 生坂村の会議

 29日(火)は雲が広がることがあったものの、日差しが届き厳しい暑さが続きました。

 午前10時からゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催し、私から、前回の会議からの流れですが多くの事項がありまして、まずは3日の古坂区を最後に脱炭素事業に関する村民説明会を10区に出向いて実施をいたしました。期待するご意見、心配するご質問、建設的なご提言等々ありまして、それらを反映できるものは反映しながら、今後計画作成に向けて調査設計をしてまいりたいと思います。

 その関係で2日には、脱炭素先行地域事業計画策定、設備設計等委託業務公募型プロポーザル選考委員会を開催しまして、応募していただきました株式会社エコロミから説明をしていただき、委員の皆さんでしっかり検討協議をし、株式会エコロミに選定をいたしました。それに伴いまして18日に臨時議会をお願いし、業務委託請負契約の締結について議員各位にご承認をいただき、本日株式会社エコロミの小峯社長にも同席をしていただいているところです。

 そして21日には7月12日に設立しました、地域エネルギー会社の株式会社いくさかてらすの取締役会を初めて開催させていただき、取締役の皆さんから様々なご意見を頂戴しました。また、こちらは9月6日に第2回を開催させていただき、さらに具体的に検討協議を進めていくところです。

 それから25日には脱炭素関係等の各部署からのアンケートを村内全戸にお願いしました。9月11日までにアンケートをいただいて民意を把握し、今後脱炭素事業についても色々と計画作成に反映が出来ればと考えているところです。

 また9月4日には、生坂村脱炭素先行づくり事業事務局運営サポート事業の公募型プロポーザルの選考委員会も開催する予定です。色々と生坂村の脱炭素先行地域事業が多くの皆さんのご理解とご協力のもと、順調に進んでいるところですが、今年度実施する調査設計が数多くあり、スピーディに行いタイトな日程をこなしてまいりますので、引き続き皆さんのご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 村づくり推進室からの報告事項として

 生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務公募型プロポーザルの結果について、選定委員会で審査した結果、株式会社エコロミが選定され契約金額63,998千円で履行期間が令和5年8月18日から令和6年3月29日までと説明がありました。

 次に、株式会社エコロミの小峯社長から、生坂村脱炭素先行地域づくり事業の今年度の事業実施スケジュールの説明で、生坂ダム小水力発電、自営線マイクログリット、EV充放電設備、公共施設バイオマス熱利用、ペレット製造設備、株式会社いくさかてらすとの関連事業について説明がありました。

 質問、意見として

・エプソンとの事業協力について質問があり、松本山雅さんが仲介して協議していくと説明がありました。

・太陽光パネルについて機種選定はいつ行うかとの質問に対して、今年度行っていくと回答がありました。また、私からエアーウオーターから事業の提案希望があると説明しました。

 次に、脱炭素事業に関する村民説明会の結果について、7月11日の小立野区から8月3日古坂区10区で説明会を行い、延べ人数で202名の方が参加し質問意見をいただき、その内容について9月11日を目処に意見等をHPで公表していくと説明がありました。

 続いて村政全般に関する村民アンケートの実施について、対象者は村内全世帯で8月25日(金)に全戸配布し9月11日(月)までに常会長さんに依頼して回収を行うと説明がありました。

続いて、生坂村脱炭素先行地域づくり事業事務局運営サポート業務について、公募型プロポーザルで現在企画提案書の提出を募っており、9月4日に選考委員会を行うと説明がありました。

 意見、質問として

・今回行った説明会では、同じ方が数カ所の説明会場に来て意見や質問を行ったため、説明地区の区民が質問や意見を出せないので、今後行う説明会は区の住民に限り参加としてほしいと意見がありました。

・説明会、アンケートそれぞれの意見について示して検討していただきたいと意見があり、内容を事務局で精査して、このプロジェクト会議で対応していくと回答がありました。

・パネル、蓄電池の補助対象上限について調べてほしいと意見がありました。

 午後1時からは、決算審査報告会は、7月下旬に行われた決算審査について、池本代表監査委員さん、𠮷澤監査委員さんから、私をはじめ幹部クラスにご提言とご指導をいただきました。

 決算審査報告会の前に、𠮷澤監査委員さんが長野県町村会監査委員協議会 会長の池本さんから、町村監査委員表彰(6年以上在職者)を受賞されました。

 住民税・固定資産税・国保税・介護保険料・家賃の滞納が増えており、上下水道料の滞納は改善されているが、引き続き連携して徴収率の維持向上に努めること、教育委員会は各種事業の利用状況等を検証し、適正な予算執行に努めること、予算執行上の大きな不用額は年々改善されているが、今後も不用額が見込める場合には、その都度補正するなど早めに対処し、他事業への財源とすること、自主財源である村税は若干減額となりましたが、滞納整理の強化をはじめ財源の確保に引き続き努力することなどの提言をいただきました。

 決算審査以外の意見として、住民サービスが多様化・増加する中、業務の平準化に対応するために組織変更が必要と考えること、やまなみ荘については、テイクアウトの強化等売上増対策の努力が認められるが、本来のイベント等の客数増加対策を行うこと、道の駅いくさかの郷の経営形態の変更検討をすること、社会福祉協議会の経営が厳しいので事業の調整が必要であること、学校施設の対応年数により財政処置が必要となり、小中一貫教育について村民の意見を尊重して早期に結論を出すことなどの提言もいただきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲が多めながらも朝日が差してきた昭津上空からの風景を撮影しました。

昭津上空からの風景

 その他生坂村では、小学校でALT、中学校で1年子どものためのオペラ、児童館でスポっちゃお、運動教室、振興課関係業務打合せなどが行われました。