信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

ゼロカーボン推進プロジェクト会議&高津屋森林公園管理組合総会 #グリーンパークブリッジ上空からの風景

2023年04月27日 | 生坂村の会議

 27日(木)は晴れて気持ち良い春の空が広がり、昼間は過ごしやすい体感になりました。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から、この会議は昨年度立ち上げまして、6月には生坂村ゼロカーボンシティ宣言をさせていただき、今年2月には脱炭素ロードマップを策定して、2050年までにカーボンニュートラルを生坂村は目指すという計画を発表したところであり、併せて2月17日には環境省の脱炭素先行地域づくり事業に申請し昨日選定の内示がありました。

 長野県では生坂村と小諸市が採択されたということで、これで県内は松本市、飯田市、小諸市、生坂村の4市村ということになり、この計画はこれから色々と具体的にしていかなければならないということで大変緊張もしておりますし、大きな事業ですのでしっかりと協議をしていくという事で、この会議のメンバーも拡充して、会長を私が、副会長に副村長を、そして各部署の管理職の皆さん、当事業の共同提案者であります皆さんとしっかり検討協議をして、来年度から5年間で約60億の事業を行っていくことになります。

 これは村民の皆さんやここにいる皆さんのご理解とご協力をいただかないと実施できない、また成功しない事業だと考えていますので、皆さんの忌憚のないご意見をいただきながらしっかりと検討協議をしてまいりたいと思います。

 私が村長になって17年目になりますが、これだけの事業をやることは初めてでして、とにかく一生懸命に今年度は計画を立てなければいけないと考えていますので、皆さんからご指導とご支援をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 続いて、副村長から事務局、各所属職員、共同提案者(株)松本山雅、平林建設(株)、企業組合山仕事創造舎、松本ハイランド農業協同組合(本日欠席)の順に自己紹介をしていただきました。

 協議事項は、環境省脱炭素先行づくり事業の申請状況について、環境省に事業申請をした内容(生坂村:つなぐ・まもる・めぐる 生坂~サステナブル農山村モデル構築を目指して)について事務局から説明をしていただきました。

 続いて環境省の脱炭素先行地域づくり事業について採択された場合の影響について次のように説明がありました。

・先行地域づくりに選定される市町村は全国で100ほどの自治体。選定された市町村は、全国1718自治体、長野県77自治体の中でも、全国に先駆けて、脱炭素事業に取り組むトップランナーとして、環境省に認めていただいたことになります。他の市町村ばかりでなく、県や国、報道機関からも大きく注目されています。

・再生可能エネルギーや省エネルギー設備といったインフラ整備だけでなく、脱炭素に関連する事業全般に対して、令和10年度までの財政支援が約束されています。その支援総額は村の年間財政規模を上回る規模です。

・国に提出した企画書に基づいて、7年後の2030年には目標を達成しなければなりません。その提案は地域モデルでなく、自治体モデルとして、村全域にわたる大規模なプロジェクトであり、地域内とする目標設定は高くなり、結果が求められるほか、将来のカーボンニュートラルをリードする他の自治体の模範リーダーとなっていかなければなりません。

・村が進めようとする今回の脱炭素事業は、カーボンニュートラルによる二酸化炭素の排出実質ゼロを目指すだけでなく、高騰する電気料における一般家庭の光熱水費の負担軽減や災害に強い地域づくりにつながります。

・GXマイクログリッドは、災害拠点のレジリエンス強化に加え、村の基幹産業の安定化を図ります。暮らしやすい村をPRすることで、定住・移住につながり人口減少対策にも寄与します。

 事業所や公共施設においても、電気代や燃料費の経費節減は、他に必要な経費へまわすことが出来るため、住民サービスの向上につながります。

 次に今後の取り組みについての説明があり、まずは、地域エネルギー会社の設立、エネルギーコンサル等の専門人材の確保から始まり事業計画に基づき進めて行く。

 次に今後の脱炭素事業の検討における留意事項ついて次のような説明がありました。

 2月6日(月)のゼロカーボンフォーラムや3月の各区総会での意見から

① 野立て等の太陽光発電設備設置における景観に関する課題

 ⇒ 設置箇所は確定ではなく、今年度、検討。生坂村の景観を考慮して、自然との調和に努めた設置場所を決定していきます。

② 事業規模があまりにも大きいが、村民の将来負担が不安 ⇒ 本事業では、整備による運転開始後、余剰電力の売電を視野に余剰電力等の投資回収も含め、計画しており、経済性を含め、ご理解いただけるようお示ししていきます。

 最後に生坂村ゼロカーボン実施に向けた取り組みに関するQ&Aについて説明があり、脱炭素先行地域づくり事業を具現化するに当たり、村民の皆さんのご理解とご協力をいただき、ゼロカーボンに向けて取り組んでいかなければと感じました。

 午後6時15分からは、令和4年度高津屋森林公園管理組合定期総会が開催されました。

 開会に当たり、一ノ瀬組合長から、当公園管理組は発足して、今年度で24年目となりますが、長野県から里山整備、利用地域として、認定頂き、今年度で「認定15年目」となりました。組合員数も少しずつ増えており、現在は27名の組合員で環境保全に取り組んでおります。

 当森林公園は、村の森林環境保全の中核施設として、行政と地域住民との協働により森林公園の草刈りや支障木の伐採処理等を行ない環境整備を進めてきました。また山菜や椎茸等の林産物を生坂道の駅で販売し、収益と産業振興を推進してきました。

 昨年は、長野県森と人、生き生き助成事業を活用し、急峻な山菜園に、遊歩道が整備され利便性が向上致しました。また屋外トイレには多目的トイレと 手洗い場を整備することが出来ました。

 昨年7月からは、オートキャンプエリアを 追加し、今年度は、顧客からのアンケート調査に基づき、キャンプエリアの一部改修工事が行なわれており、キャン場の安全・安心や環境整備を進めております。

  令和4年度の高津屋森林公園施設の年間利用者数1580人、売り上げ額230万円と過去最高の実績となりました。これはコロナ禍のアウトドア人気とキャンプ場の新設効果と推察しております。 

 昨年度は、村の絆づくり支援金を活用し、組合で伐採用のチエンソー2台を購入使用しています。また長野県林業総合センターにおいて、正副組合長はチエンソー作業従事者、特別教育を受講し安全な伐採作業の促進に務めています。

 5月7日に計画されていますシイタケ駒打ち体験教室の原木500本の内、300本は、公園周辺の木を組合員で伐採した木を使用します。従来は、松本広域森林組合から 購入使用しておりましたが、昨年から原木不足もあり、今年は椎茸原木も地産地消を目指し地元の原木優先で確保しております。また切断木の端材を活用して、キャンプ場での マキの販売や 道の駅でのマキの販売を計画し、現在組合で、マキ作りを行なっておりますなどの挨拶をされました。

 議事は、令和4年度事業報告並びに収支決算の承認、令和5年度事業計画(案)並びに収支予算(案)については、原案通りお認めいただき、役員改選では、組合長に一ノ瀬貞男さん、副組合長兼会計に小山博章さん、監事に小林和雄さん、小山朗央さんが再任されました。

 新組合長の新任の挨拶では、高津屋森林公園管理組合は、村の推進する脱炭素の取り組みや里山森林保全の中核施設として、また村の重要な観光資源として、行政と協働で、高津屋森林公園の利活用促進を進めて、今後も村の活性化に繋げて行きたいと思います。                     

 高津屋森林公園のキャンプ場利用者のアンケートから、ロケーションが良く、今後のPR次第で、来場者が増えると思います。とのご意見を、頂いており将来性も、見込まれています。反面まだ改善も点多くありますので、顧客の声を一歩一歩改善して行くことが重要と思います。

 キャンプ場については、森林アスレチック設備が、あればさらに集客率Upになるとの声がありますので、費用対効果や安全面も含め森林アスレチック設備の検討も,お願い致したいと思います。                             

 また、森の里親であるTIENSジャパン・エコカの森との契約が終了した事で、新たな森の里親探しが、必要と思いますので、同時に検討のほどお願い致します。                        

 高津屋森林公園の利活用促進と、村の活性化を促進するために、村長を初め、行政の皆様議会の皆様には、今後供ご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願いいたしますなどと2期目の新任の挨拶をされました。

 来賓祝辞として、私から一ノ瀬組合長さんが言われた通り、高津屋森林公園は多くの資源がありますし、キャンプエリアも昨年度から整備をして、オートキャンプなどの新たな取り組みも始めております。行政としては管理組合の皆さんと協議をしながら、様々な対応もしっかり進めてまいりたいと思います。

 当村の観光資源の高津屋森林公園は、私も時々登ってドローンを飛ばして、素晴らしい景色を眺めていますが、その良さを村内外に広めていきたいと思います。前にアンケートを取ったところ、知らないという方が多くて驚きましたので、今後はしっかり発信をしながら、この高津屋森林公園を世に出していきたいと思いますから、引き続き管理組合の皆さんとしっかり連携をしながら、行政も良い事業があれば取り入れて高津屋森林公園を盛り上げていきたいと思いますので、組合員の皆さんには引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げますなどとお祝いの言葉を申し上げました。

 太田議長からは、キャンプエリアの方は去年から活動が始まりまして。お客様も来ていただいておりますし話題も出てきております。私も毎年コテージの方を利用させて頂いて、仲間や県外の友達とも利用しましたが、皆さんは本当に感動しています。

 また、キャンプ場も私が関わり整備しまして、私も1度泊まらせていただきましたが、他のキャンプ場にはない静けさが売りにできる施設だと思っています。先程も話に出ていますが私もアスレチックも良いなと思っています。色々自然のポテンシャルが高い高津屋は、まだまだ伸びる可能性があると思います。

 組合員の皆様のお知恵やお力添えを頂いて良い空間を作って頂きたいと思います。議会の方としましてもできる限りのご協力とご支援をさせて頂きたいと思いますのでご協力の方よろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 松本地域振興局林務課普及係 横山担当係長からは、治山林道といった防災対応とか災害とか行っていましたが、今年縁あってお世話になることになりました。実は私10年位前に松本に赴任していたことがあり、確か平成25年の時にこちらの森林公園で林務課のイベントをさせていただいたことがあるんですが、その時に来させていただいたので懐かしく思い、総会の前に上の公園を見させていただいたのですが、大変綺麗に管理が行き届いており、今日は天気も良く向こうのやまなみも綺麗に見えまして良いところだなと感動しました。

 県の方も林務行政が変革の年を迎えておりまして、森林の方も次の世代に移行していく様に森林税の方も新しくなったところです。なお新しい事業につきましては小出しに行っているところで逐次確認しながら行っているところですが、ご協力できることもありますのでよろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 生坂村の大切な観光資源である高津屋森林公園のために、当管理組合の皆さんと行政が一緒に力を合わせて、情報発信、イベント、里山整備など、様々な取組を行い、高津屋森林公園を盛り上げていきましょう。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、グリーンパークブリッジの脇に行き、雲を通して朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

グリーンパークブリッジ上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で児童会、中学校で生徒総会、令和5年度村づくり計画説明ICN収録、民生児童委員定例会、高津屋森林公園管理組合総会などが行われました。


令和5年度いくさか村づくり計画のICNでの説明

2023年04月27日 | 生坂村の報告

 27日(木)には、私をはじめ副村長、教育長、各課長、室長が時間のある時に、今年度のいくさか村づくり計画の説明の録画撮りをしました。

5月22日(月)に行う村政懇談会は、村民会館講堂において昼と夜の部を開催し、Web会議システムのZoom でも参加していただく予定です。

・・・・放送開始に当ってのあいさつ・・・・

副村長の牛越です。

ただいまから、4月の全戸配布で各家庭にお配りしました、令和5年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版の内容について、ICN自主放送により説明させていただきます。 

 それでは、始めに村長から挨拶を申し上げます。

 

令和5年度村政懇談会のご報告

本日は「いくさか村づくり計画」についての説明をご覧いただきありがとうございます。村民の皆さんには日頃、村政運営に対しましてそれぞれの立場でご支援、ご協力をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

さて、今年度の村政懇談会も、新型コロナウイルス感染防止対策のために、まずICNで説明をさせていただき、今月22日月曜日に村民会館講堂において、昼と夜の部を開催し、Web会議システムのZoom でも参加していただく予定でございます。

 それでは、当村の令和5年度の当初予算は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などの先行きが未だに見通せない中、光熱費の高騰や物価上昇の影響を適切に見込むとともに、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村 」の実現に向け、重点施策に位置付けました4つの事業である「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び 「地域活性化対策等事業」の継続に取り組む予算編成を行いました。

一般会計と特別会計とを合わせた総予算額は、29億6,740万円で、前年度対比で2億4,440万円、7.6%の減額となりました。

一般会計予算規模は、20億2,000万円で、前年度対比で1億9,200万円、8.7%の減額となりました。

普通建設事業費は、5か年計画で進めてきました若者定住促進住宅建設の完了や、社会資本整備総合交付金事業費の減額、また2月に村長選挙が予定されていたため、準骨格予算となり、前年度と比べて大幅な減額となっております。

一般会計の歳入は、自主財源である村税について前年度対比 409万円減の1億5,433万円、地方交付税は、国の地方財政計画上の財政措置の継続やマイナンバーカード利活用等の増額分を見込み、前年度対比6,900万円増の11億4,000万円としました。

また、一般会計における村債発行については、有利な起債を中心に活用を図り、事業に取り組んでまいります。

過疎対策事業債のハード事業では、県営中山間総合整備事業負担金、村道改良等の継続事業に財源計上するほか、ぶどうの雨除け施設の設置や保育園エアコン設置工事等の新規を合わせて11事業で、5,310万円の借入れを予定しております。

過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,500万円を計上し、地方財政対策を反映し臨時財政対策債の減額を含め、一般会計の村債全体では1億1,150万円で、前年度対比1億3,390万円の減額となっております。

基金の繰入金では、電気料金をはじめとした物価全般の高騰分と財源補填分を合わせ、全体では1億4,600万円で、前年度よりも1,400万円の減額となっております。

多くの皆さんのご支援いただいています『ふるさといくさか応援基金』からは4,000万円の繰入を行い、納税者の意向を反映させ、村づくりの貴重な財源として引き続き有効活用させていただきます。

歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。

また、この後の教育長と各課長の説明と重ならないように、今年度の主な取組の概要を申し上げます。

介護保険制度では今年度、「第8期介護保険事業計画」の最終年度となり、令和6年度からスタートします「第9期介護保険計画」の策定を行い、前回計画の満了を踏まえ、高齢者が地域の中で孤立することのないよう、地域で支え合いながら高齢者の自立を支援してまいります。

保育園、小・中学校の給食費無料化の継続と村内産の野菜等を多く使用するために、村内農家の皆さんや各種団体の協力を得て、納入者の拡大や地産地消を図るとともに、給食を通じて子どもたちが食の大切さを学ぶ「食育」にも力を入れていきます。

農山漁村振興交付金の農山漁村発イノベーション推進・整備事業(農泊推進型)が採択されましたので、道の駅いくさかの郷とやまなみ荘が更に連携して、農業と観光など村の魅力を満載した体験プログラムの研究や開発、農泊ツアーなどの事業を実施して、当村の観光振興、交流事業を推進してまいります。

 「デジタル田園都市国家構想推進交付金デジタル実装タイプ」の事業として、「申請簡単デジタル窓口簡素化事業」が採択されましたので、今までの各種手続きにおいて、村民の皆さんと職員が共にデジタルで申請手続きを行うことで、村民の負担軽減、職員のサービスレベルの平準化と業務の効率を図ってまいります。

昨年6月に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までに二酸化炭素排

出量実質ゼロを目指すことを宣言いたしました。

そして、今年2月「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定し、今年度からは、この計画に基づき、2050年までに目指す村の姿とカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。

また、先月28日に、環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」に採択されましたので、この事業によりゼロカーボンに向けて積極的に取り組むことによって、生坂村の経済を活性化させるとともに、再生可能エネルギーの導入により、産業と雇用を創出し、村民の生活と地域のレジリエンスの向上を目指してまいります。

併せて、今年度も引き続き、ゼロカーボンを活用した地域づくりと村民への脱炭素型ライフスタイルの定着を目指して、いくさか『創造の森』プロジェクトも進めてまいります。

そして、村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けていますので、村民の皆さんには、引き続き協働による村づくりの継続にご理解、ご支援をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画などに忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いしまして、私の挨拶とさせていただきます。

 

 ここからは令和5年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版に基づき各部署から説明を行ないます。

令和5年度村づくり計画説明

皆さんこんにちは。教育長の上條です

日頃より教育行政はもとより、子育て支援や保育園の運営などにご理解とご協力をいただいていることに、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。私からは、村づくり計画ダイジェスト版の13ページと14ページに基づき、教育委員会関係の説明をします

【13ページ】

まず、新たに取り組むこととして

〇 中学校に特別支援学級を設置するとともに、不登校やクラスに入れない生徒への対応として、中学校に支援員を配置するなど、子どもの特性に合った適切な教育や支援を行ってまいります

〇 令和6年度以降に設置が努力義務化される、こども家庭センター設置準備などの子育て支援業務に対応するため、子育て支援センターに専任職員を配置します

〇 小中学校専用のZoomアカウントを取得し、他校との交流やオンライン授業などの充実を図ります

〇 中学生の継続的なスポーツ、文化芸術活動の環境整備や教員の負担軽減のため、休日における学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行を目指し研究してまいります

〇 通学で村営バスを利用する中学生から大学生までのバス料金を今年度から全額減免いたします

【14ページ】

次に、14ページ、引き続き取り組むこととして

〇 3月に策定した「生坂村一貫教育基本方針」に基づき、令和6年4月に施設分離型の小中一貫型小学校・中学校を導入することを目標に、具体的な教育内容の検討を行います

〇 漫画「加藤正治」物語を活用した企画展を昨年度に引き続いて開催します

〇 昨年度導入した県と市町村の協働電子図書館を、交通手段や時間に縛られず、幅広い世代の方にご利用していただけるように、電子図書館体験会を行います

最後に ここが変わります ですが

〇 ジェンダー平等を目指し、今年度県が導入予定の「長野県パートナーシップ届出制度」に対応した行政サービスを提供してまいります

〇 保育園での安全で快適な保育環境の整備では、感染症や熱中症対策として、エアコンやおもちゃ殺菌庫を設置します。また、保護者の負担軽減を図るため、保育園でおむつの処分を始めるとともに、安全な通園のため、送迎バスに置き去り防止装置を取り付けます

〇 教育委員会からの説明は以上です

〇村政懇談会資料に基づくICN自主放送説明分

☆ 総務課長の藤澤正司です。

総務部会について説明します。いくさか村づくり計画ダイジェスト版の3、4ページになります。

総務部会では今年度、2点について新たに取り組みます。

1点目は、村営バスの路線に池坂線を加えます。池坂線は池田町が運行していましたが、池田町では運行できなくなったことから、本村で引き継ぐこととしたもので、今年1年は池田町での運行をそのまま行い、来年度以降、住民の方にとって利用しやすい運行ができるよう必要に応じ見直しを行ないます。

2点目は、消防団に機能別消防団員制度を導入しました。機能別消防団員は、平日昼間の火災など、特に消防団機能の低下が懸念される災害発生時の初動体制を充実することを目的に、消防団員経験者を任命しました。

次に、防災関係事業には継続して取り組みます。

令和4年度に消防車両や一部地域の公民館等に設置している移動系防災行政無線を、新たな国の基準に合わせた施設とするための整備を行いましたが、緊急放送やお知らせ放送を行っている同報系無線施設についても、デジタル化へ検討・整備を進めていきます。

次に4ページですが、

役場では、DXを進めています。

DX・デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術を浸透・活用することで、人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させていこう、とするもので、本村でも行っている住民票や印鑑証明書のコンビニ交付なども、その一例となります。

議会ではタブレットを導入し、各会議のデジタル化、ペーパーレス化に努めています。庁内の会議でも、紙媒体の資料を減らすことで、脱炭素にもつながりますので、引き続きDXを進めるため事務や会議でのデジタル化を推進していきます。

近年は、局地的な大雨や洪水、土砂災害をもたらす気象条件が急激に増加しています。本村においても、避難所の開設をお願いする回数が増えているため、

自主防災組織と連携して避難所の対応をしていきますので、ご協力をお願いします。

最後に村の財政状況ですが、地方交付税への依存度が高い本村では、国の経済状況や財政に注視していく必要があります。今後5年間の財政シミュレーションでは、基金の取り崩しを行わず運営できる見通しですが、採択された脱炭素先行地域づくり事業など各種事業では、村の財政負担を少なくする補助金・起債を活用することで、引き続き財政の健全化に努めていきます。

総務部会関係は以上です。

村づくり推進室長の藤沢友宏と申します。

はじめに、この計画におきましては、「村づくり計画ダイジェスト版」の2ページの記載のとおり、村づくりのための基本構想として、「第6次総合計画」による村の目指すべき将来像を示すもので、第2期総合戦略と一体的に本計画を策定しております。

続いて、令和5年度村づくり計画の変更点及びお知らせ事項について、説明いたします。

「協働による村づくりの推進」では、令和5年度より新たにいくさか大好き隊員が3名加わり、地域おこし協力隊14名、集落支援員6名の20名となりました。各業務におきまして、地域の様々な課題解決に向けた支援を引き続き、進めてまいります。

次に、村づくり推進室の事業について、ダイジェスト版5ページ、6ページの内容に沿って、ご説明いたします。

村では、令和4年度に2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指して、その道筋を示した「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しました。今年度からは、この計画に基づき、村民の皆さまのご意見を反映した、具体的な村の脱炭素に向けた内容や取り組みを構築していきます。また、事業をご理解いただくための広報周知や学習機会等も企画してまいります。

地域の人材育成や移住・定住対策についても、引き続き取り組んでまいります。

地域の人材育成では、昨年度、開講した「いくさか未来スクール」を令和5年度も開催していきます。本年度の内容や開講日等の詳細に関しては、今後、チラシ等により、ご案内いたします。

生坂村UIJターン就業・創業移住支援事業では、東京圏等から、村での就業や創業に伴い定住する方への移住支援金が一部見直しされました。詳しい内容に関しては、村づくり推進室までお問合せください。

また、村では、空き家対策を引き続き、進めてまいります。村内の空き家でお困りごと等ございましたら、村づくり推進室まで、ご連絡ください。

15ページ、16ページでは、各部会の連携事業を記載しております。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みでは、各部署が横断的に検討を行う「生坂村ゼロカーボン推進プロジェクト会議」を定期的に開催し、計画に記載された項目を中心に実施に向けた検討を行っていきます。

また、行政サービスのデジタル化や新型コロナウイルス感染対策も、引き続き、関係部署が連携して取り組んでいきます。新たに行う事業等に関しては、この後、各部署から説明いたします。

以上で、村づくり推進室からの説明といたします。

住民課の眞島です。住民部会についてご説明いたします。資料7ページです。

今年度、新たな取り組みとして、納税者の利便性向上のため、固定資産税と軽自動車税について、スマートフォンアプリからQRコードでの納付ができるようになりました。

歯科診療所ではマイナンバーカードが保険証として利用できます。なお、保険証として利用する場合は、事前に保険証として登録が必要ですので、ご自身で登録していただくか、役場窓口で登録手続きをサポートしていますのでご来庁ください。

また、マイナンバーカードで住民票及び印鑑登録証明書がコンビニなどで取得できるようになりました。

継続事業では、後期高齢者医療制度の人間ドックへの補助、環境保全の推進では地球温暖化防止対策設備の設置費用への補助や、飼い犬・飼い猫等の避妊去勢手術費用の一部助成、生ごみ処理機購入経費への補助を行います。

婚活・子育て支援では、スマホやパソコンでお相手が検索できます、ながの結婚マッチングシステム登録料への補助や、18歳以下のお子さんのいる世帯に水道の超過料金への助成、2歳未満の乳幼児を養育している保護者へ、紙おむつの排出に使用する燃えるごみ専用袋の交付を継続します。

8ページをお願いします。

結婚新生活支援事業では、世帯の所得要件が400万円以下から500万円以下に変更になりましま。支援内容は変更ありません。

次に、お願いとお知らせです。

毎年実施しています村内一斉ごみゼロ運動の日を、5月28日日曜日午前7時から行います。廃棄物関係では、燃えるごみの量が増えてきています。リサイクルすることにより、自然環境の保全や、廃棄物の抑制と処理費用の削減につながります。村内一斉清掃と併せて、村民の皆様のご協力をお願いいたします。

次に、年2回行っていました粗大ごみ有料収集については、今年度から3月の第2日曜日の1回のみとなりますので、お間違えないようお願いします。

最後に、やまなみ荘では季節ごとに色々なプラン等を計画しています。また各種用途でご利用いただけます仕出しやテイクアウトの注文を承っておりますので、大勢の皆さまのご利用をお待ちしております。

以上、住民部会の説明といたします。ありがとうございました。

健康福祉課の松沢と申します。よろしくお願いします。

それでは健康福祉部会について説明します。9ページをお願いします。

今年度から新たに取り組む事業では、デイサービスセンターはるかぜを会合やサークル活動などに使えるよう、火曜日と木曜日に施設をお貸しいたします。また、交流の場として使える日を設けます。

妊娠期から出産子育てまでの子育て家庭に寄り添い、出産・育児等の見通しを立てるための面談を行い、必要な支援につなぐ伴走型の相談支援や出産育児関連用品の購入助成を行う経済支援を実施します。今までの妊婦健診助成事業等も継続して実施しています。

引き続き取り組む事業では、

新型コロナウイルスワクチン接種をはじめ、不妊治療の助成継続、健康増進をサポートします。

今年度から拡充する事業ですが、

家族介護用品支給事業の対象者と対象となる介護用品を拡充します。

対象者は要介護1・2と認定された方を対象に加え、要介護1・2の村民税非課税世帯の方は、月額3000円課税世帯の方は、1000円を助成します。要介護3以上の非課税世帯の方は、月額5000円課税世帯の方は、2000円の助成となります。

対象となる介護用品には、新たにベッド用シーツ、ポータブルトイレ用消臭剤、ポータブルトイレ用処理袋、滑り止めマット、尿器を加えます。

最後におしらせですが、

5月8日から新型コロナウイルス感染症が感染法上の分類が変更となり、季節性インフルエンザと同じ扱いとなります。いくさか敬老の日は、感染防止対策を講じて、開催するよう計画しています。

以上健康福祉課からの説明とさせて頂きます。ありがとうございました。

振興課の中山です。  振興部会について、ご説明いたします。

11ページをお願いいたします。

まず初めに、今年度から新たに始まる事業としまして

これまで、長野国道事務所により旧南小学校グラウンドを埋め立てした広場に、

ゲートボールコートや東屋、滑り台、ブランコなどを整備し、日岐公園として利用可能になりましたので、ぜひご利用ください。

2つ目に、野菜や果樹などの生産振興や出荷の促進、自然災害などから農業者の経営安定を図るため、「農業ハウス等設置支援補助金」制度を創設しました。農業用ハウスや災害対策に資する設備の設置費の一部を補助します。

つづきまして、引続き進めます事業では、

まず、流域治水対策として、村では雨水貯留施設を設置する場合に利用できる補助制度を推進しています。  雨水の河川への流出抑制に効果があり、雨水の有効利用にもつながりますので、ぜひご活用ください。

2つ目に、今年度も昨年度に続き、村内事業者と村民の皆様の生活を継続的に支援するため、いくさかマル得商品券スーパープレミアム発行事業を実施します。

3つ目に、農業の活性化を図るため、県営中山間総合整備事業を継続して進めてまいります。

今年度は下生野工区で農業用用排水施設整備、日岐工区で道路工事と農業用用排水施設整備、下生坂工区で用地取得と道路工事、小舟工区で農道工事などを予定しています。

つづきまして、12ページをご覧ください。

「ここが変わります!」として、

高津屋森林公園のキャンプエリアを拡大します。オートキャンプサイトを3エリア増設し、フリーキャンプサイトの整地を計画しています。

最後にお知らせです。

5月28日(日)に村内一斉ごみゼロ運動の日に合わせて、今年も「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業」を実施しますので、コロナ対策に十分注意し、ご協力をお願いします。

また、令和2年度より開催を見送っています赤とんぼフェスティバルですが、今年は10月14・15日の開催を計画しています。新型コロナウイルスの動向に注視し検討してまいります。

振興部会からは以上です。

・・・・最後のあいさつ・・・・

令和5年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版についての説明は以上です。

説明した内容への質問や意見、また行政についての意見は生坂村役場各部署へお問合せ下さるか、令和5年度村政懇談会を5月22日月曜日に昼の部を午後2時から夜の部を午後7時からメイン会場を村民会館講堂で行い、各区の指定した会場や自宅からのリモートでの参加もできますので大勢の方にご参加いただき、ご意見を頂きたいのでお願いします。

詳しい内容については、4月の全戸配布でお配りしていますのでご覧ください。宜しくお願いします。