信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂保育園令和5年度入園式&やまなみ荘周辺からの風景

2023年04月04日 | 生坂村の行事

 4日(火)は晴れて気持ち良い青空が広がり、昼間は気温が上がりました。

 午前10時からは、生坂保育園の令和5年度入園式が行われました。

▽ 宮坂主任保育士の開会のことばで始まり、今年度は、3歳以上児32名、3歳未満児18名の全園児50名が入園、進級をしました。

▽ 佐藤園長より、本年度の生坂保育園は、年長児6名、年中児13名、年少児13名、未満児18名、合計50名と、大勢の園児数となりました。未満児クラスは、人数が多いので今年度は年齢に合わせた保育が充実するように、クラスを分けました。未満児クラスの名前もつくし組から変更して、年齢ごとに先生達で考えて果物の名前にすることになりました。0歳児がいちご組、1歳児がばなな組、2歳児はぶどう組です。家庭的で子ども達が安心して過ごせるようにしていきたいと思います。

 さて保育園で一番大きなひまわり組さん、みなさんは保育園で一番大きな、お兄さんお姉さんになります。小さい子の面倒を宜しくお願いします。たんぽぽ組さん、絞子先生は園長先生になりました。クラスの先生ではないけれど、いつでもお話しにきてくださいね。ちゅうりっぷ組さん新しいお友達も増えました。保育園にはカラットリンの遊具もあります。沢山身体を動かして遊んで下さいね。

 さて、保護者の皆様、本日はご入園、ご進級おめでとうございます。生坂保育園は、小さな保育園ですのでクラスの友達だけではなく、様々な年齢の子ども同士が関わり合いながら成長していくことができるところが良さだと思っております。年長児になる頃には、自分より小さい子が困っていると「どうしたの?」と声をかけて話を聞いてあげている風景を良く目にします。誰に教えてもらった訳でもないのに自然とそうできるのです。これは、きっと自分も小さかった時に、お兄さんお姉さんがそうしてくれたからだと思います。そういった優しさが代々伝わってきているのだと思います。

 幼児教育は今、子ども主体の保育に大きく着目し始めました。それは、これからの未来を生きていく子ども達は人工知能AIと共存する社会で過ごすことになっていくと想定したときに、これまでのように何が出来る、出来ないという知識優先の能力ではなく、人間にしかできないこと、「非認知能力」の大切さに気付いたのです。保育や子育てはまさにその原点です。人が人として育ていくには多くの人の関わりが必要です。その中で自らの人生に目的を持ち、自ら選び、考え、行動できる。主体性、生きる力の基礎、根っこの部分が育つのが幼児期なのです。

 生坂保育園はそれが子ども同士の関わりの中で自然にできているのです。保育園で出来ること、家庭で出来ること、それぞれに役割がありますが、この小さくてかわいい時期は二度と戻って来ません。しっかりと抱きしめて、「可愛いね」って沢山いって愛された幼児期を過ごして欲しいと思っています。

 最後になりましが、ご来賓の皆様、お忙しい中入園式にご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。昨年度は新しい遊具の設置、生坂オリジナルでおやきの登り棒や、ぶどう小屋、カラットリンのついた世界に一つの遊具です。又、未満児に危険の無いように未満児専用の遊具も作っていただきました。子ども達はとても気に入って毎日元気に遊んでいます。給食についてもあたたかな生坂産の美味しいごはんも提供していただき、心も体も大きく成長しております。ご支援に感謝いたします。今後も子ども達を暖かく見守っていただきますようお願い申し上げます。それでは、みなさん明日から元気いっぱい保育園に来てくださいね。などと挨拶をされました。

▽ 私からは、入園された皆さんは、今日からこの保育園で先生やお友達と一緒に、勉強したり、運動をしたり、絵を描いたり、歌を歌ったり、美味しい給食を食べたり、いっぱい楽しい時間を過ごしてくださいね。

 進級された皆さんは、一年先輩になりましたので、年下のお友達のことをお世話したりして、良きお兄さん、お姉さんになるよう心がけてください。そして、みんなで力を合わせて色々なことにチャレンジして、頑張るということを身につけていただきたいと思います。

 また、家では、保育園のことをお話ししたり、保育園では先生の言うことをしっかり聞いて多くのことを学んでくださいね。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご入園、ご進級誠におめでとうございます。生坂保育園は、きめ細やかな保育を心がけ、信州やまほいくの取組、地域に根ざした活動など、お子さんにとって、将来役に立つ取組を一杯行っております。また、一人ひとりの子どもの発達や成長をしっかり見守る保育に取り組んでおります。

 そして、保育園のことやお友達のことなど、お子さんの話を良く聞いてあげて、何でもどんどん元気にお話ができるようにしていただき、お子さんに張り合いを持たせていただきたいと思います。

 園長先生をはじめ先生方は、ご熱心にご指導をされますし、大型遊具を更新し、自動水栓化をし、今年度はエアコンなどを設置し、設備も十分整っております。この素晴らしい環境の中で、お子さんはすくすくと成長されていかれることと思います。

 保護者の皆さんも子育てのことでご心配な事がありましたら、先生方に気軽にご相談していただければと思います。それでは、生坂保育園でお子さんが健やかにたくましく成長されますことを願いますなどとお祝いのことばを申し上げました。

▽ 園児達がみんなで大きな声を出して「春がきたんだ」をしっかりと歌ってくれました。

 佐藤園長が、今年度の保育園の担任の先生方を紹介しましたが、今年度はさらに園児が増え先生方も大変だと感じました。

 瀧澤保護者会長からは、 今日から新しいお友達が増えて、楽しい保育園が始まりますね。 保育園には、新しくなったばかりの遊具、ブランコのある広いお庭や楽しい遊び道具が沢山あります。 遠足や運動会、発表会など楽しい行事や美味しい給食もあります。 明日から保育園で、みんな元気に遊んでくださいね。

 次に保護者の皆様、本日はお子様のご入園、ご進級、誠におめでとうございます。保護者を代表しまして、一言挨拶をさせていただきます。 保育園は子供達が集団生活を送る初めての場所となります。最初は不安もあると思いますが、先生方による目の行き届いた指導や遊びを通じて友達との関わり方を学んでいくのだと感じます。 また子供達は保育園の中ばかりでなく、地域の方々に支えられ、見守られながら日々成長していくものだと思います。保育園 の先生方や、地域の方々のお力添えをいただきながら、先生方、保護者同士が協力して子供達が楽しく、元気に保育園生活を送れるように、保護者会を運営していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 そして、園長先生はじめ先生方、まだまだ小さい子供たちなので、お手数をお掛けすることが多々あると思いますが、温かく、時には厳しく見守って頂きますよう宜しくお願いいたします。 ご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中、ご列席頂きありがとうございます。今後ともご来賓の皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。最後になりますが、保護者の皆様とお子様が楽しく実りある生坂保育園での生活を送られることを願いますなどの挨拶をされました。

 新型コロナウイルス感染防止対策のために、先生方と園児達のお遊戯は省略し20分ほどで終了しました。

▽ 入園式の後、未満児さん、チューリップ組さん、たんぽぽ組さん、ひまわり組さんの園児たちと保護者の皆さんで一緒に記念撮影をしました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、やまなみ荘周辺の満開の桜や上空からの風景を撮影しました。

やまなみ荘周辺からの風景

 その他生坂村では、保育園離乳食面談、小中合同職員会議、キャリア教育「お仕事ってなあに?」―新聞記者―、村議会議員補欠選挙立候補者説明会、1班の皆さんの元気塾などが行われました。