24日(水)はどんよりした曇り空で、朝晩は冷え込み、昼間も暖かな服装が必須な寒さでした。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、堤防強化と堆積土搬出の工事模様や草尾などの風景を撮影しました。
草尾周辺からの風景
午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、各個所の漏水対応などの前回会議からの流れ、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などについて説明を受けました。
10月の有収率70%を切ってしまいました。やはり、寒くなるにつれ、漏水が各所で発生したことが原因のようですが、どうにか有収率を維持向上していくためにどう取り組んでいくか話し合いました。
大町系統の有収率の低下は空気弁を調査し対応すること、11月は秋の火災予防運動で消防団の消火栓点検時において開閉の確認方法を徹底すること、冬場は仕切弁で止めるようをお願いすること、漏水はどちらかというと上生坂から南方面が多いこと、漏水対応が早いので良いが、今後地区を絞って調査ができないか設計業者と相談すること、来年度は配水池の築造に1億円くらい掛かってしまうこと、超音波系の流量計を付けて調査するか検討すること、下生野・小立野・日岐地区を敷設替えするか、基本計画の策定中であり、データを渡して地区を絞ってもらうこと、11月・12月の対応は早速漏水調査し、消火栓の更新工事は、29日から工事実施であり、消火栓の点検もすること、消火栓の老朽化で閉めるのにきついものもあることなどを協議しました。
今、第1配水池の老朽化・耐震化の来年度の事業実施に向けて設計をお願いしており、小立野配水管敷設替え工事は、入札を済ませ今年中に工事を終了していただき、更に来年度に向けて、経営戦力などに沿って計画的に進めるために、当会議で様々な検討協議を行いますので、引き続き国、県のご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
午後3時15分からは、Web会議で第22回「県と市町村との協議の場」が開催され、県町村会理事として出席しました。
阿部知事さんから、県と市町村との協議は22回になり、色んなテーマに沿って協議をし、具体化してきたものもあり、新型コロナ対策も市町村長の皆さんと同じ方向を向いて進めているところであり、今日の少子化対策をしっかり行っていかないと地域の活力に関わってきますから、子ども達へのサポート支援が重要となってきているので、県と市町村と共有して取り組んでいきたいなどの挨拶で始まりました。
意見交換では、少子化対策について、県民文化部 こども若者局 野中局長さんから「少子化の現状」、「少子化対策の現在の取組について」、県・市町村「子ども・子育て支援策」についてなどの説明を受けて意見交換をしました。
魅力ある子育て環境の更なる充実に向けた、県と市町村が連携した取組や結婚支援など少子化対策につながる県と市町村が連携した取組などが話し合われ、長野県の豊かな自然を活かした特色ある子育て支援、回数制限等がない不妊治療費の全額補助、首都圏との格差是正の最低賃金の上昇、18歳までの福祉医療費の無償化、イングランドなど先進地の取組、中山間地域の通学補助に対する支援、長野県立大学の大学院の開設、男女共同参画の取組の推進など多岐に渡りご意見等があり、私からは保育園、小・中学校の給食費の無料化、結婚祝金、出産祝金、入学祝金など各種子育て支援に対してどこまで厚遇するべきかと、国の教育により核家族化を是正して、昔のように長男が後を継いで結婚出産すれば、田舎の人口はそんなに減少しないと思うことなどを申し上げ、阿部知事さんから回答をいただきました。
報告事項として「長野県過疎地域持続的発展方針・計画について」「持続可能で最適な地域公共交通システムの構築について」「次期総合5か年計画の策定について」説明があり、次回は来年5月を目途に開催することになりました。
今回の協議の場も、阿部県知事さんと担当部長さん達と我々市町村長とで、少子化対策を中心に協議をし、今後来年度から取り組める案件、検討を深めていく取組など、様々な協議ができまして有意義な会議になりました。
その他生坂村では、中学校でアウトメディアチャレンジデー、児童館でスポっちゃおう・しょうぎ教室、村工事開札、定期監査などが行われました。