信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

新型コロナウイルス感染症対策支援検討会議&新型コロナウイルス感染症対策本部会議

2020年04月15日 | 生坂村の会議
 15日(水)の朝はヒンヤリしましたが、徐々に日差しが届いて昼間はポカポカ陽気でした。
 午前9時からは新型コロナウイルス感染症対支援検討会議を開催しました。10日(金)に太田議員から、当村は給食費の無料化だから、家計に負担が掛かっているので、支援金児童・生徒に1人10,000円を家庭応援給付金(仮称)として交付しては如何かという提案があり、13日(月)朝に各部署の管理職に対し、新型コロナウイルス感染症の相談内容や商工業者の影響調査等の状況を把握して、当村に合った支援策を提案することと、近隣町村の状況も調査するようにお願いをし、その支援策の提案内容について協議をしました。
 幾つか支援策の提案をいただき、当村として財源的に大きい支援策からソフト面を加えた支援策など、6~7項目になり、今後詳細を詰めて20日(月)の当会議で決定し、23日(木)の議会全員協議会で協議させていただきたいと思います。

 午後1時30分からの新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
 昨日長野県は、長野圏域及び松本圏域において、感染者の濃厚接触者が特定できず、クラスターを形成するおそれがある事例が発生し、これは、県で把握しきれていない感染者から新たな感染拡大が生じるリスクが高まっていることを意味しているとし、両圏域における発生段階区分を「レベル2(域内感染発生期)」に引き上げるとともに、両圏域に「新型コロナウイルス警戒宣言」を発令しました。


▽ 私から上記のことなどについて話をし、村民の皆さんに対して、レベル2に引き上げされたことで、さらに予防策等を徹底していただきたいお願いをしなければならないなどの挨拶をしました。


 昨日の長野県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を受けて、松本地域振興局が松本地方部会議を開かれ、出席した藤澤会計管理者から会議の内容を詳しく説明していただき、「人との接触機会を極力減らしてください」「風邪症状があれば自宅に留まってください」「医療機関での感染を絶対に出さないようご協力ください」「感染リスクが高い場所への出入りを避けてください」「重症になりやすい人を守ってください」「感染拡大地域との往来は基本的に行わないでください」「事業所でのご配慮もお願いします」の項目について、行政防災無線とICNで周知することにし、ホームページも更新して周知することにしました。


 県外に居住する方の利用・参加が見込まれる施設・イベントについては、7都府県を区域とする緊急事態宣言が出されたことを受け、緊急事態宣言の対象区域など県外に居住する方の利用が想定される施設については、県内への感染拡大を防止するため、5月6日までの間は、休止とする。
 また、緊急事態宣言の対象区域など県外に居住する方の参加が想定される県主催のイベントについても、同様に5月6日までの間は、延期又は中止とする。


 そして、レベル2の状況にある圏域においては、感染リスクの高い屋内施設は、原則として休止する。
 また、レベル2の状況にある圏域においては、屋内で行われる県主催のイベントは、原則として中止するなど「県有施設及び県主催イベントの取り扱い」について説明がありましたので、当村としては、村で管理している各施設を18日(土)から5月6日まで、原則使用休止とし、パラグライダーのスポーツ公園も指定管理者にお願いし中止とし、大城・京ヶ倉への登山は、自粛していただくようにホームページでお願いすることにしました。


 また、道の駅いくさかの郷とやまなみ荘については、近隣の同施設の状況などを加味して、金曜日午後に再度協議することにしました。また、歯科診療所は予約の対応と緊急性の治療以外は伸ばす方針とのことでした。




 役場における感染防止対策として、各部署で1時間に2回以上3分間程度窓とドアの開放の執務室の換気、手指がよく触れる場所の消毒薬によるこまめな拭き取りの接触感染の防止、人と人との間に十分な距離(2メートル程度)を保持する飛沫感染の防止等を徹底することにしました。
 また、各地区や水利組合などの団体の会議はできるだけ控えるようにお願いすることにしました。
そして、自らを感染から守るとともに、自ら感染源となって感染を拡大させることがないよう、一人一人の行動で大切な命を守りましょう。

▽ 朝の写真は日岐の桜の風景です。







 その他生坂村では、保育園で園庭開放・身体測定(3歳以上児)、幼児相談、総務課関係業務開札などが行われました。