信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&砂防事業関係現地調査

2019年10月28日 | 生坂村の報告
 28日(月)は気持ち良い秋晴れとなり、洗濯物の外干しもOKの一日でした。
 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私が9月から道の駅いくさかの郷では、各種ぶどうの販売等で忙しい時期でしたが、これから2月頃までは、暇な時期になってしまいますので、パイプハウスで栽培した生坂村産の農産物を販売できるようにしていきたいなどと挨拶をしました。




 協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の9月の売上集計表、日別売上金額及び集客数、日別売上前年対比表、商品別売上対比表、かあさん家の食堂、おやき販売と直売所での販売、部門別売上と手数料について説明を受けました。


 10月の全戸配布では、11月2日かあさん家感謝セール、11月16日(土)の収穫祭の中山間地域農業下生坂集落による芋煮会、地元団体による特産市、9月農産物売上・販売数ベスト3などのお知らせをしました。
 各地区の送迎車両の運行状況では、C地区は今まで利用者がなく、地域の見守り要素もあるので、次回の会議で検討すること、カレンダーでは、12月31日から1月6日まで年末年始休みにすること、電話応対、販売物の中の異物などの苦情対応は、従業員や生産者組合で協議して改善していくことも報告されました。


 今年度、元気づくり支援金を活用して、土壌診断をした後、土壌づくりをしてきた内容について、池上さんから説明していただき、パイプハウスで栽培する土壌は田んぼでしたので、酸性が強く飽和度が低いなどを改良するために、苦土石灰(粉状)の必要量を一度に全て施用したことで改良できたことなどを説明していただきました。


 秋まき野菜について、農業改良普及センター中村係長から説明していただき、ほうれん草、小松菜、水菜の栽培方法やキャベツ、ブロッコリー、レタスなども提案いただきました。29日にパイプハウスで栽培される皆さんに集まっていただき、いくさかの郷で販売する栽培講習会を開き、販売する農産物が同じものにならないように調整してもらうとのことでした。
 「道の駅 いくさかの郷」は、まだまだ課題がありますが、当会議やいくさかの郷定例会で様々な協議を行い、村民の皆さんにご協力をお願いし、お客様のニーズに応えられるように運営していきたいと考えております。

 午後3時からの砂防事業現地調査は、犀川砂防事務所の木村所長さんはじめ4名の職員の皆さんにお越しいただき当村の今年度の砂防関係の要望箇所などの現地調査をしていただきました。

▽ 最初に上生坂区より要望で、当和手地区は土砂災害特別警戒区域であり、保全対象として、人家及び村道が存在し、斜面崩落の不安があるため、早急に対策を講じ民生の安定を図るために法枠工等の対策を調査していただきました。




▽ 次に古坂区からの要望で、当箇所は土砂災害警戒区域であり、保全対象として、人家及び農地が存在し、急傾斜地崩落の不安があるため、早急に対策を講じ民生の安定を図るために、谷止工及び流路工等の対策を調査していただきました。


▽ 次に昭津区からの要望で、当箇所は梶本沢と犀川の合流地点であり、台風19号の時に水位が上がり、蛇籠の流出や河床低下がみられ、保全対象として人家及び農地があるため、早急の対策を検討していただきました。




▽ 次に、台風19号の豪雨による流木の影響により、池沢の流れが変わったのか、水衝部となった護岸が洗掘され、村道が沈下した箇所の対策について協議をしました。




▽ 次に、日岐区からの要望で、昨今の豪雨の影響により、白日地区の村道の谷川路肩が沈下しており、砂防区域か治山区域か難しい箇所であり、詳しい地図で調べて検討することにしました。




▽ 一昨年の台風の影響で大規模な地すべりが発生した大倉地区で、 災害関連緊急事業と防災・安全交付金事業で行っています復旧工事で、ボーリング調査の状況と今後の工事予定を説明していただき、大変大きな復旧工事であり、村道は通行止めをお願いしていますので、詳細な工事計画が決まれば、地元に説明したいとのことでした。




 その他にも砂防工事をしていただいているところと来年度の実施予定工事がありまして、村民の皆さんの安全安心の生活を守るために、砂防事業は大変重要でありますので、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

▽ 朝の写真は日野橋からの風景です。



 その他生坂村では、保育園で幼児眼科健診、小学校3年社会見学、下生野の皆さんの元気塾 野外散策、少年少女サッカー教室などが行われました。