原野の言霊

風が流れて木の葉が囁く。鳥たちが囀り虫が羽音を揺らす。そのすべてが言葉となって届く。本当の原野はそんなところだ。

湿原、冬景色(2)

2009年02月13日 06時56分15秒 | 地域/北海道
冬の道東の見ものと言えばやはりSL。湿原号のSLが3月初旬まで走っている。タンチョウに見まもられながら、冬景色の中を疾走する姿は圧巻。やはり冬は北海道らしさをじさせる季節である。中でもSLは人気もの。これを目当ての観光客も多い。2月のSLは釧路と標茶間のみを走る。煙を吐きながら釧路湿原を走るSLの姿は、誰の心にも懐かしさを感じさせる。


結氷したシラルトロ湖ではあるが、小川が入り込むエリアだけは氷がない。そこに白鳥の番が餌を求めてやってきていた。白鳥もまた湿原の主役の一人である。


釧路川には釣り人が並んでいた。アメマスがターゲット。ルアーを使う釣り人が中心であるがフライを使う人も多い。湿原の川は四季を通じて釣り人の遊び場である。茅沼駅付近のこの場所はカヌーの発着所。冬のカヌーもまたおもしろい。


湿原にある湖はどこでもワカサギ釣りができる。結氷した湖にテントをたてワカサギ釣りを行う。これも湿原の風物詩。家族連れで来たのだろう、テントのそばでは子供が遊んでいた。写真は達古武湖の風景。シラルトロ湖でも塘路湖でも同じような風景を見ることができる。
冬の湿原は夏とは違う風景を見せて愉しい。


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2 コメント

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いい写真だなあ! (numapy)
2009-02-15 15:10:10
昨日、コチラは何と夏日になりました。
まだ2月ですぜ!
今日も、4月中旬並みの陽気。
地球はおかしくなってますね。
この写真を見るとまるで別世界!
何だか懐かしくなるようになりました。
24日が楽しみです。

明日夜、帰寒です。今日も出社してます。
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numapyさんへ (原野人)
2009-02-16 08:54:36
北海道は雪は例年より多いのですが、やはり暖かです。異常ですよ、今年は。
引っ越しがあったようですが、無事終わりましたか?なにはともあれ、元気で帰寒ください。
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