「何度見てもすごい50本」

TOHOシネマズで「午前十時の映画祭　何度見てもすごい50本」と題して、全国の映画ファンの投票をもとに1950～70年を中心とする50本を選び出し、その全作品をオリジナルニュープリントをして、2月6日から約1年間にわたり1作品1週間ずつ上映するとのこと。



そのラインアップがまあ凄い。

「パピヨン」 「大脱走」「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「第三の男」「カサブランカ」「2001年宇宙の旅」「十二人の怒れる男」「スティング」「明日に向って撃て！」「フィールド・オブ・ドリームス」・・・眺めているだけでワクワクしてしまう。どれも観たい。大きなスクリーンで観てみたい。タイトル通り「何度見てもすごい」作品たちである。







「大脱走」「スティング」「ゴッドファーザー」「フィールド・オブ・ドリームス」の四本だけでも必ず観ようと思う。上映期間はわずか一週間なので、スケジュール帳に書き込み予定を立てる。いや～とてもいい企画である。

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夢かなえたろうか？

正月に放映された「さんま玉緒のお年玉！ あんたの夢をかなえたろかスペシャル」を家族で観ていた。とても好きな番組のひとつである。今回放映された中で、倖田來未のバックダンサーになりたいと言う女性の笑顔がとても印象的だった。この番組を観ていると毎回不思議と涙がツーと流れる家族に気付かれないように指先で涙を拭いながら、今の自分の夢は何だろう？と考えてみる。散々悩んだ挙句、「王選手と対戦したい」だった・・・



それから数日が経過したある日のこと。我が家では「彼」の散歩当番がある。平日の朝は妻、夜は早く帰れば私、週末は子供達が基本的なシフトである。ただ私の休日の朝は私の当番なので休日は逆にのんびり布団に入っていられない。

「休日の朝にのんびり寝坊して、彼と一緒に布団の中で丸まってみたいものだ」と娘に呟いた。すると数日後の私の休日の朝、布団の中から娘が出掛ける気配を感じる。それもいつもよりかなり早い時間である。その瞬間に彼女のしようとしている事がすぐに分かった。そして散歩から帰り、すぐさま学校へ向かう娘。すでに目覚めているものの布団の中で待っていると廊下から「黒い弾丸」が布団に向かって飛んでくる。

そうそうこれこれ

と布団の中に導くとすぐに布団をすり抜けて、ドアをカリカリと開ける催促・・・いやいやこれじゃ折角の彼女の行為が無駄になってしまう。何度も何度も布団の中に誘うがスルーしてカリカリの繰り返し・・・結局いつもの休日と同じ時間に起きる事になった。何だよ・・・でも少しだけ夢がかなった瞬間であった。



来週娘の友達が遊びに来るそうで、夕食をリクエストされた。今度は父が夢かなえたろうか?

それからまた数日後、NHKの天気予報を見ていた。最近NHKでは巨大化したマッチ棒のような指示棒で画面を巧みにポンポンとタッチして雨マークや高気圧等を表示する。その一連の流れを何故だかついつい見とれてしまう。その次の夢はあれだなと思った。



※今日は同級生Eちゃんの誕生日。ようやく同い年だが四月に誕生日を迎える私とはほぼ一年も違うので実際には後輩である。少しは私を敬いなさい
それでは夕方私は西へ向かう。家族から祝福されなくても西の空から相棒と一緒に祝ってる。では明日の温泉はお互いに楽しみましょう

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私のテレビ

先日出席した新年会ではビンゴ大会があった。ステージ横には液晶テレビが大小二台並べられている。不況には無関係の宴のようである。

私はいつもビンゴはとても高い確率で当たるので、勝手にテレビ大（32型）を貰おうと決め、部屋のどこにどう置こうかを考えつつカードの並び目を確かめる。会場には百名余りの出席者が配布されたカードを真剣に見つめている。序盤はなかなか開かない。これまでの経験からして序盤はこんな感じが良い。そして少しずつ数字が揃って行く。よしよし良い感じだ。

間もなくして最初のビンゴ者が景品の抽選でいきなり液晶テレビ（小）を引き当てる。げぇ～何とも空気を読まない展開だと思いつつ、まだ一台ある。私の欲しいのは大である。小さい方はプレゼントして上げよう。それから数名がビンゴするが「私のテレビ」はまだある。そして複数リーチとなり、すぐにビンゴした。

揃うのはいつもの事だが今回はテレビである。テンションが上がりつつ、ステージ上で抽選をする。司会者が読み上げた賞品名は・・・



i-pod・・・

もちろん嬉しいのだけど今回はテレビと決めていたので少しだけ複雑だった。結局それは妻へのお年玉とした。

「私のテレビ」は当てるものだと思っている。

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早朝五時半の男気

先日妻の親戚の法事が東北方面であった。早朝六時半に妻の実家から車で出掛けるとの事。実家は電車でも行ける距離である。最初から電車で行くつもりだった妻だが変な「男気」が私を「そう～気を付けてね」とは言わせず、車で送る事にした。実際には電車の方が早いと思うのだが・・・

当日午前五時半にアラームが鳴る。外はまだ暗くて寒い。男気に後悔しながら起床。寝ぼけ眼でハンドルを握る。街はまだ静まり返っているが、数多くの背広姿の会社員が駅へと向かっている。幹線道路にはすでにダンプが列をなして走っている。みんな朝早くから働いているのである。

出発時間少し前に実家に到着し、帰宅したのは七時だった。それから居間で少しだけ「彼」と仮眠をして、仕事に向かった。・・・とそんな話を「俺って偉くない?」的に友人たちに話すと「普通みんなそうだ」と言われた。

どうも私の男気は世間一般的にはごくごく普通の出来事らしい。みんな偉いのね

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借り名跡

先日の日本相撲協会の理事選で立浪一門を造反し、貴乃花親方に投票した安治川親方。一夜にしての退職撤回の経緯はさておき、報道の中でちょいちょい出て来る安治川親方の「借り名跡」について非常に解り易い解説が新聞に掲載されていた。

・・・安治川親方の名跡「安治川」は伊勢ケ浜（元横綱・旭富士）の弟子の幕内・安美錦が保有。事実上の管理は伊勢ケ浜親方で、安治川親方は同親方の厚意と保護を受け引退後も協会に残る事が出来ている。いわば賃貸マンションの住民が家賃を支払う事で住まいを確保出来る事と同じように、借り名跡は保有者との契約。マンションの住民が家主の意向を無視してリフォームすれば契約違反。今回の安治川親方の造反も同様で借り名跡の親方が「家主」の方針に背くことは社会通念上考えられない事。今回も立浪一門がクビを迫る以前に契約社会ならばどこにでもある常識・・・との事。

ふ～んそんな背景があったんだ。そうなると今回の一件も少し見方が変わって来るってものだ。ただ残念ながらこのような背景を取り上げるメディアは非常に少ない。世論からすると「消費者（借主）保護」の観点から安治川親方に軍配が上がるのだろうけど、記事にも出ているように「社会通念上」からするとやはり義理人情を欠いてはいけないようにも思える。仁義と改革・・・難しい問題である。

まあどちらにせよ昨日の突然の横綱朝青龍の引退の余波で、一週間後には私を含め世間はこの話題について全く無関心になっているだろうと思う。

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春の陽気と子守唄とセロハンテープ

先日九段で開催された研修会。当日は定休日だったがお手伝いに九段下駅まで向かう。昼過ぎから受付を開始し、ひと段落する頃には夕方になっていた。外に出て一服をする。まるで春のような陽気で見上げると飛行機雲が何だか良い感じだった。



控室で講演の様子をモニターで眺める。講師の「子守唄」が睡魔を誘う気が付いたら少しだけ夢の中に居た。ガバッと目覚めてテーブルの上に置いてあったジュースに手を伸ばす。静まり返っている控室に「パリっ」と音が響く。



誰かがセロハンテープでテーブルとジュースをしっかりと接着しておいてくれたようだ。倒さないようにとの配慮なのだろう。有難い話だ子供かっでもこんな悪戯は嫌いでは無い

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スカイネットアジア航空

九州への「出張」でいつもの旅行会社に予約をしに行った。通常私はJALしか乗らないのだが、今回は時間の都合でANAにした。すると顔見知りの旅行会社のスタッフさんより「今回はスカイネットアジア航空のご利用になります」との事。

何だ?スカイネットアジアって?映画『ターミネーター』に登場する架空のコンピューターみたいだ。まあ何でも良いやと併せて座席を指定すると「席は3列・3列ですが・・・」との事。

さ、三列ぅ～

プロペラ機なのだろうか?ただ飛行時間は通常のジャンボ機と同じ時間だったので「本当にその時間で着くんですかね?」と尋ねると、旅行会社のスタッフはにっこりと笑って「一生懸命飛びますから」と答えてくれた。ならば安心だ。



スカイネットアジア航空は空港でひと際異彩を放つ柄で御馴染のあの機体だった。おぉ～ついにあれに乗るんか



ちなみに2004年6月より産業再生機構の経営支援を受けていたが、2007年3月に支援が完了したそうだ。帰りは支援が開始されるJALである。JALも「一生懸命飛んで」頑張って欲しいものだ

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仕事だからしゃあないねん

当社は損害・生命保険の代理店でもある。

先日友人から生命保険の加入希望の連絡が来た。有難い話である。しかし彼は東京在住ではなく、九州在住である。保険担当者に確認すると「遠隔地の場合、本人確認の必要性があるので郵送での契約締結は出来ない」との回答。

あらそうなの駄目ならば行かなきゃねと急遽九州まで飛ぶ事になった。これはれっきとした仕事である。出張である。遊びの要素はこれっぽっちもない。仕事が終わればホテルに直行する予定だったが、「契約者様」が温泉に行こうと宿を取ってくれたので一泊の予定を最終的に「渋々」二泊のプランに変更した。好意は無駄に出来ないものだ。ちょうど一週間後の当社連休前の月曜夜に現地入りする。

今年に入ってからこれまでの休日は一日以外すべて出掛けているので、先日妻に「このままだと過労死してしまうぅ～」と言うと「今度九州に行くんでしょ?大丈夫よ」と言われた・・・。

所詮周りはそんな風にしか私を見ていないものなのだ。ただ契約書類一式を忘れそうで怖いのも事実である。

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