東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

だから出張だってば・その3

2010年02月14日 10時14分02秒 | 街の話

バスから阿蘇山の山並みを眺める。バスに乗った途端、雨が降って来た。でも大丈夫だろう。きっと下車する頃には止んでいるから・・・

山道をバスがクネクネと進む。その揺れに合わせて睡魔が何度も何度も襲ってくる。しかし寝過ごしてしまうとそのままめでたく大分入りしてしまうので、気合だけで目を見開く
そして約一時間の乗車後にようやく目的地に到着する。やはり雨は止んでいる。ほら思った通りだ。バスにはスカイネットと同じくらいの乗客がいたものの、下りたのは私だけだった。バス停から約10分歩き、ご契約者様が取ってくれたホテルにチェックイン時刻とほぼ同じ15時に到着する。

宿はとても綺麗で室内もベッドルームと和室の二つからなるかなり広い部屋だ。ご契約者様に感謝である。事前にネットで調べたところ、露天風呂が一番のお薦めらしく、早速浴衣に着替えて露天風呂へと向かう。建物から外に出て数分歩いた先に露天風呂がある。周りには阿蘇山の山並みだけが広がる。ああ爽快感。入口には履物が無い。貸切にテンションが上がる。そして扉を開けると絶景が広がる。さらにテンションが上がる。雨こそ降っていないが、曇り空で時々太陽が顔を出す状況。晴天ならばさらにもっと絶景だろう。



カメラを持ち込み色々撮影する。また三脚に設置してセルフタイマーで自分も一緒に撮影する。撮影の度にチェックするがなかなかいいアングルで撮れずに何度も繰り返した。つまりセットしては裸のまま湯船に入るを何度も繰り返した訳である。いい歳したおっさんが何をやっているのだろう温まる暇もありゃしない。

そしてようやく「落ち着いて」湯船に浸かる。いや~極楽である。部屋に帰りひと休みしていると間もなくご契約者様が到着。忘れないうちに持参した書類に記名・捺印をして貰い(数分)、一緒に露天風呂へと向かう。夕暮れ迫る露天風呂はまた違う表情だった。



夕食を済ませてから、再度露天風呂に向かう。漆黒の闇の中を歩くのは結構スリルがあった。(ちなみに翌朝裸なのに洋服を着たような男性が入浴して来た時は違うスリルがあった)



それから部屋で飲み直す。温泉効果と昨夜の寝不足も手伝い、日付が変わる頃には早々と就寝した。広大な敷地の中にポツリと建っている宿には車の音すら聞こえない。こんな静寂は久し振りだ・・・と思っているとそれを切り裂く大きないびきが隣のベッドから聞こえて来た

さあ明日は東京に帰らなければ

有限会社やな瀬不動産


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