東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

だから出張だってば・その4

2010年02月15日 09時41分46秒 | 街の話

翌朝、ベッドから窓を眺めると外は煙っている。晴れならば露天で朝日と共に大撮影会をする予定だったので残念である。もう少しだけ朝寝坊をしよう。

朝食を食べ、最後に露天に入り、チェックアウトをする
今回この宿はご契約者様の関係者を通して予約をして頂いたので、夕食は個室だったし、料理長から馬刺しのサービスはあったし、すべてにおいて特別扱いで最高だった。



夕方の羽田便までの間、温泉好きな友人(通称温泉大使)のお薦めである「杖立温泉」に向かう。チェックアウトの際にホテルスタッフさんに杖立の評判を聞くとお薦めの言葉の後に「・・・ただこの天候ですから」との事。「大丈夫。雨は私には降らないから」と心の中ですっかり「神」となった私が呟く。この日降水確率は50%だったが全く気にしない。

ご契約者様の運転で杖立に迎う。地図で見る限り非常に簡単な道だが、方向感覚が会う度に薄れて行くご契約者様はあり得ない方向にハンドルを切ろうとする。ナビにさえ文句を付けて従わない意志の強さを褒めつつ、優しく丁寧に軌道修正をする。




走る事30分ほどで杖立温泉に到着した。ほら?雨は降っていないわ杖立は古くからの町並みで、昭和初期の匂いをそのままに趣のある建物と坂道と細道が無数にある。私の撮影スポットが至る所にあり、ウハウハしながらシャッターを切りまくる。



街全体の時間が止まっているような不思議な感覚である。



映画のセットに紛れ込んだような気分で練り歩く。ただアップダウンで息は切れ切れになる・・・



ここで鬼ごっこをしたなら、恐らく数人は見つけられないだろう。鬼になったら最後の杖立温泉だ。







あちらこちらに共同の「蒸し場」があり、それもまだ現役で地元の方々が利用している。



約一時間ほど滞在し、最後に足湯に浸かり、先程来た道を引き返しながら熊本市内へと迎う。
「だからそこはさっき通った道でしょ?」
「違う~真っ直ぐだってば~戻っちゃうじゃん」
熊本県民に東京都民が熊本の道を誘導する非常に不思議な光景が続く。



途中で不思議なトンネルを発見。「簗瀬第二隊道」停めてぇ~とパチリと一枚



阿蘇山頂付近まで登ると前方が見えないほど煙っている。かなり怖い状況にご契約者様の「男」運転がさらに拍車を掛け、助手席で何度も踏ん張る。会う度に運転が「男前」になっているような気がする。(でもゴールド免許だ)

杖立から約二時間で市内に到着。車内に流れていた曲に合わせて大声で歌い続けて来たので少しだけ喉が痛い・・・市内にあるご契約者様の奥様のお店で昼食を御馳走になる。



食事の後、ご契約者様の関連グループの店舗・事業所をいくつか紹介して貰い、熊本空港まで送って貰う。ゲートまで送ると言うご契約者様の好意を丁重にお断りして、空港前で「サクっ」と別れる。次回はいつだろう?もしかしたら桜が咲く頃に東京で会えるかも知れないね。今回は本当に色々と有難う。一生分の馬刺し食べさせて貰ったので終始お腹いっぱいだ。また逢う日までお互いに元気で一生懸命仕事しましょう。

【追伸】黒川温泉でお土産を買った時、貴方もご家族に買ってましたね。おまんじゅうまでは分かるとしても、子供たちに「キーホルダー」も買ってましたね?そうです、私が止めてもこっそりとレジに出してたあれです。よ~く考えて見て下さい。東京人に「東京」って書かれたキーホルダーを貰ったらどうでしょう?多分今回も子供たちの表情は引きつっていた事でしょう

有限会社やな瀬不動産


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