「月の砂漠をさばさばと」を読んだ 2007-09-04 | 本 「月の砂漠をさばさばと」 北村 薫 文, おーなり 由子絵( 1999 新潮社 ) なんとなく読みそびれていた短篇集です。小学校3年生の娘と作家の母、という片親の家庭の日常を描いています。おーなり由子のさらりとした挿絵も控えめで、北村薫らしい「つつましい幸せ」の描写は、とても読みやすいです。 「素直で純真な」さきちゃん、こんな子は今はなかなかいないだろうなあ。子供心を失わず、ある意味子ども . . . 本文を読む