大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

世界の飢餓人口約10億人が救われない理由とは?穀物が供給されないシステムになっているって本当?

2012-07-03 22:30:54 | 穀物&食料問題
こんにちは、千里です。

日本は食べる物が溢れ、コンビニの1日、1店舗の食料品の
廃棄処分の量は、8kg~12kg程度だという。

そして、主要コンビニが約47690店舗あるので、
ざっと計算しても、572トンの食料品がムダになっている。

それもそのはず、私が学生時代バイトしていたころは、
廃棄処理がもったいないので、お弁当を貰っていた
ことを今でも思いだす。

このムダな食料品は、やはり生産者のためにも、
デパ地下のようにタイムセールで安くして、なるべく
余らないようにすればいいのだが、POSによる徹底管理、
本部主導のため、そういうわけにもいかないようだ。

いずれにしても、日本には食料品が溢れている状況だ。

しかし、世界に目を向けてみると、現在の飢餓人口は、
約10億人に達しているという。


これは、2009年度のデータなので、現在は、15億人とかでも
不思議ではないが、なぜか統計は取らないようだ。
2009年から3年経過し、充分食料が行き渡っているのだろうか?

国連には、WFPという飢餓と撲滅を支援するための食料支援
機関があるが、そのホームページをみてみると、次のように
記載されている。

=================================

世界の飢餓状況 世界には、すべての人に十分な食糧があります。
しかし、現在、世界ではおよそ7人に1 人、計9億2,500万人が
飢餓に苦しんでいます。
地域で見た内訳は以下の通りです。

アジア・太平洋地域 5億7,800万人 サハラ砂漠以南のアフリカ
2億3,900万人 中南米 5,300万人中東・北アフリカ 3,700万人
飢餓に苦しむ人のおよそ75%は、途上国の農村部に住む貧しい農民です。
残りの25%は途上国の大都市周辺の貧しい地域に住む人たちです。
世界で都市部に住む人が増加しているのに伴い、都市部の飢餓人口が増えています。
==================================

そして、この統計数値の真実性を示すデータ取得した日付け
などは、全く示されていない。2009年のまま止まっているのか?

現在、世界的な不況であり、米国にしてもフードスタンプで
毎月カードに振込みしてもらう人が4620万人に達しているという。
さらには、ギリシアやイタリアをはじめとするユーロ危機で、
中間層から貧困層に転落している人が増加傾向にあるのだ。

また、世界人口は、70億人に達しており、ここ十数年で10億人が
増えたということだから、食料の需要は、急激に拡大しているはずだ。


世界的に穀物や米、小麦などの供給量を増やさなければならない
のは事実だろう。

しかしながら、単純に穀物量を増やしたところで、貧困層には
届かない現実がある。
なぜならば、穀物を食べる順位があるからだ。
(作家の苫米地さんから教えてもらいましたが)

1番目ーーー先進国の人間
2番目ーーー先進国の豚
3番目ーーー先進国の自動車
4番目ーーー先進国の牛
5番目ーーー先進国の鶏
6番目ーーー途上国の人間


なんと、貧困層が多い、途上国の人間が6番目と
なっており、これではいくら穀物を増やしても
飢餓人口は減らないわけだ。

先進国の人間が、ステーキやロースを食べたいために
育てる豚、牛が穀物を食べてしまう。
なぜならば、1kgの肉をつくるためには、穀物11kgが
必要となるからだ。


さらに、とうもろこし、さとうきび等は、バイオエタノールとして
燃料源、資源エネルギーにしてしまった
ことで、穀物の価格が跳ね上がり、
ますます途上国には穀物が供給されない状態になってしまった。

先進国だけのエゴで、こんなバカな社会になっているのだ。

そして、こんな社会を変えるために私たちにも
できる方法があるだろうか?

そう、私たちのエゴを小さくすることだ。
つまり、肉食生活から距離をおき、
なるべくベジタブルな食事をとることだ。

日本も明治維新以降の西洋文化がはいってきてから
肉食文化が定着してしまったが、もう一度ひとり一人が
肉食から距離をおく生活してもいいのではないだろうか?

肉を食べなくても、人間は死なないのだ。
現代社会は、過剰に肉を摂取することで、肥満人口が
爆発的に増えている。

(ジャンクフードが大活躍ですが、肥満の元)

つまり、肉食からベジタルブルに移行することで、
肥満人口も減り、穀物も途上国に廻るならば、
一石二鳥かもしれない。

しかし、このような文化をつくってきた背景には、
莫大な利権構造があるので、ガラガラポンで
一度壊さなければならないだろう。

それには、当分時間もかかるが、世界を飢餓構造に
追い込むシステムがある限り、貧困層はますます
拡大していくだろう。


なぜならば、穀物は、戦略物質という位置づけであり、
穀物メジャーにより、食料をコントロールすることを
目指しているからだ。


つまりは、アメリカの覇権維持の手段として、
機能しているのだ。

すなわち、
「世界を支配する近道は、世界の胃袋を支配することである」
とアメリカの高官は発言している。

これもワン・ワールドにつながる道なのだろうが、
理不尽なシステムは、いつかは崩壊していくのが世の常だ。

まずは、こういう構造になっているということを認識し、
微力であるが、一人ひとりが肉食生活から少し距離を置くことから
はじめてみてはいかがだろうか?

それでは、また。

参考までに!

穀物もまた、ロックフェラーの国際金融資本の
一部だということがわかりますね。
食料による支配がはじまっています。

★元自衛官農業者が語る「食」の安全保障








最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (シマダ)
2018-06-29 14:59:55
人間は反芻できませんよ。
それはさておき、菜食にして穀物を余らせたら価格が暴落して生産者が大変になります。
それも金融支配が原因としましょう。
そう言う教育は日本では出来ていないので、まずは日本人に教えないといけないですが、そこはどのように広げましょうか。
そもそも国連こそ資本家の手駒だし、日本は敵国扱いだし、ガラガラポンに応じさせるにはどうしたらいいんですかね。
あと、人間の始祖は死骸の骨髄を食料にしていたようで人間の歯は鉄より硬いわけです。食糧難の地域に動物の骨髄からエネルギーを摂取する方法を教えるというか思い出させるのは有りだと思います。
返信する

コメントを投稿