大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

選挙の争点は『TPP』。参加しても10年間でたった2.7兆円の増加!日本の主権を破壊しますか?

2012-11-17 16:54:24 | TPP
昨日に引き続き、『TPP』について考えていきましょう。
なぜならば、今回の総選挙の争点であり、まさにこの
『TPP』に参加するか、反対するかで、国の命運が決まって
しまうからです。

でも、そんな『重大なコト』だと思っていない人が
日本には大勢います。

それは、その『重大なコト』として、テレビ、新聞社が
きちんと伝えていないからです。
逆にグローバリゼーションの中で、世界と市場を共有しながら、
発展するカギがあると思って、参加を前向きに捉えている人たち
も大勢います。


しかしながら、本当にあらゆる分野の市場開放が、
日本にとっての利益になるのでしょうか?

TPPでは、『日本のルール』そのものを破壊して、
日本の主権を無くしなさい。世界の『TPPのルール』に
従いなさいと言っています。

去年の今頃、TPPの議論が起こりましたので、様々なメディアがTPP
について紹介しています。
しかしながら、肝心の危険性を取り払った、『前向きに参加してみれば』
という視点で編集されています。

(完全に意図をもって編集してますね)

ここに池上さんのテレビ番組でTPPを紹介した動画があります。


★池上彰が、TPPを解説!





この中でも、あらゆる21の分野になることは説明されています。
(24項目とも言っています)

例えば、遺伝子組み替え大豆の表示問題を考えてみると、
日本は、表示しなければなりません。しかし米国では、
そもそも遺伝子組み換え大豆は、安全だとされていますので、
そんな表示は、最初からありません。

表示されてしまうと、それが差別化となり、組み替え大豆のほうが
売れなくなってしまうからです。
そして、そもそも安全だとする食品検査機関の権威も低下すると
考えています。(安全だから必要ないという強引な見解

このように、食料品のラベル表示問題ひとつとっても議論が
かみ合いません。

それでは、そもそもその遺伝子組み換え大豆は、安全なのでしょうか?
そこから、議論をしなければなりません。

本来、国のルールは、そこで暮らす国民の習慣、歴史的背景、倫理、
道徳観、経済情勢などにより規定されているものがほとんどです。

そして、そのローカルな人々の合意により決まったものなので、
遵守もしやすくなります。

しかし、共通ルールとなると、歴史的背景や道徳観などバラバラな人々
に、強引にひとつの枠を設けてしまうので、結果的にひずみがでて
しまいます。
強引に合わせろ!となると、それは国民奴隷でしかありません。

つまり、このルールに併せて、『奴隷になれ』と言っています。
日本の主権破壊の問題です。

さて、このように話すと、交渉に最初から負けるのを前提にしてませんか?
という人がいます。

そうです。負けます。
(過去に年次改革要望書で米国の言いなりになってきましたから)

なぜならば、多国籍がルールを決めても、そのルールづくりを主導する国が
あるはずです。その国は、世界の覇権国、米国ですね。

米国のルールづくりを最初から拒否できる国はあるでしょうか?
圧倒的な軍事力を背景に、脅しでも何でもやる戦争国家です。

それでは、TPP参加して、日本ルールを通そうとしますが、
ご存知のように、不利益を被った企業は、国際投資紛争解決センターで
提訴することができたとしましょう。


これが『ISD条項』と言われているものです。
ここで負けると、国会で決まったルールでも、変更しなければなりません。

それなら、負けないのでは?と思われますが、
この裁判所で、判定する人々は、誰ですか?

裁判官の思惑で決定してしまうのが本当のところでしょう。
NAFTAでもISD条項があり、米国との係争の結果はコレです。

実際に、北米自由貿易協定を結んだカナダ、メキシコの結果は!

============================
カナダ  28件 米国に対し、カナダがすべて敗訴、賠償
メキシコ 19件 米国に対し、メキシコがすべて敗訴、賠償
アメリカ 19件 両国からの訴えにすべて勝訴
============================

このように、非常に不利な結果となります。
最初からこのような協定で、枠組みをつくること自体、
ペテン師のやることなのです。


賛成派の方は、中国の台頭に抵抗する、アジアでの経済連携で
安全のための枠組みと捉えている人がいますが、国内のルールを
曲げてしまうのと、防衛関係で連携するのは別問題です。


同じ土俵に揚げるのは間違っています。

それではあれば、『TPPに参加した』からと言って、
米国は、現在の尖閣諸島問題を解決する手段はあるでしょうか。
日米安全保障条約においては、日本が攻撃をうけても、
それを守るかどうかは、米国の判断なのです。

たった小さな他国の無人島を守るために、米国は率先して
若者の血を流しますか?


貿易協定とは関係なく、まずは自国で守らなければならないのです。
いいかげん、他国に頼るのはやめましょう。


日本では、農業団体、医師会、食料機関などTPPに反対して
いますが、それもそのはず。

まず、正しいTPPの情報を知りましょう。

★三橋貴明 TPPの恐るべき真実
(少し長いですが、飛ばしながらポイントだけでも見てください)











さて、このように国家として、守るべきものを
すべてオープンにしてしまうものになります。
関税、農業などの問題ではなく、『日本の国家主権の問題』です。


ここまで見てもらった人は、疲れてるでしょうが、
最後、これを見てください。
TPPの本質がわかります。


「TPPはNWO!絶対無理!!」ジェイ・エピセンター氏





日本の経団連が参加したい理由がわかりますね。
ほとんどが外資の投資がはいっていますし、
ウラでつながっている大企業が賛成しているという構図です。

大企業が賛成したい理由は、多国籍企業にならば、
国のルールに影響されないからです。

不利益となれば、『ISD条項』で訴えることができますし、
企業を楯にしたウラの権力者が自由に利益を傍受できます。
(大企業を支配下におく株主=財閥、世界13名家)

例えば、ロスチャイルド、ロックフェラー、デュポン、
ケネディ、ラッセル、フリーマン、ダビデ、李などですね。

ここで、総選挙になりましたので、
しっかり民意を反映させて、TPP賛成の議員は、
バッチを外してもらうようにしましょう!

================
『TPP』賛成する政党は!
================
(参考:あくまでも私の主観です)

○自民党ーー微妙ですが、条件付きで参加でしょうか?
○民主党ーー野田派閥は賛成ですね。売○政権ですから。
○公明党ーー愛国政党のような顔をしてますが、バックはS学会で、米国寄り。
○日本維新の会ーー旧小泉政権がお手本のようですから、賛成ですね。
○太陽の党ーー維新との連携で、もちろん賛成側でしょう。
○みんなの党ーーグローバルな市場開放に大賛成のようです。(自民党の下位組織か?)
○他は???

ということで、これら政党が『日本の主権を無くしても良い』と
思っている政党ということです。
日本に住んでいながら、『奴隷になりたい』なんて
オメデタイ人たちですね。

他国に頼らずに自ら切り開こうという強い意志がないのですね。

日本の国民は、正しい情報をきちんと仕入れて、
政治家の口ぐるまに乗せられないようにしないといけません。
自分たちの選んだ人の行動は、結局自分達の未来に
跳ね返ってくることになります


(マスコミの情報は、このブログで紹介してますが権力者のツールなので、
『TPP』賛成情報しか掲載されません。また、そのように誘導しています。
 昨日の安倍総裁の発言は、ミスリードといわれてましたが、そのような
 ネタにされてしまうほど、「あいまいな表現」しかしていない
 ということです。反対なら、はっきり反対を表明しましょう!)

すでに民主党のデタラメ政権、ペテン集団で、
もうわかっているはずです。

大和人は、心眼でみていきましょう。
それでは、また。


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1 コメント

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2012-12-21 00:31:05
ここにすごく分かりやすい解説が出ています。§4~§6を御覧下さい。
http://www.sap.com/japan/campaigns/2010/ifrs/expert29.epx
http://www.sap.com/japan/campaigns/2010/ifrs/expert.epx


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