ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

シナノエゾハイイロハナカミキリか?

2015-07-04 | 自然観察

静岡市葵区の標高約1500m地点。いわゆるオクシズです。
針葉樹の伐採木が10数本の粗末な土場を物色するとハイイロハナカミキリ(ラギウム)の仲間が10頭程確認できた。


ここ静岡で居る可能性のあるラギウムは4種。ハイイロハナカミキリ、ニセハイイロハナカミキリ、エゾハイイロハナカミキリ、
シナノエゾハイイロハナカミキリの4種なのだ。この4種が非常に似ているということで、ややこしいのである。


ハイイロハナは全体的に黒っぽく見えると図鑑には書いてあるので、どうやら違うようだ。


持っている2冊の図鑑(講談社の日本産カミキリ大図鑑と東海大学出版会の日本産カミキリムシ)を総合して判断すると、エゾハイイロハナ
か、シナノエゾハイイロハナが近そうである。


交尾中のこの個体はやや赤味が強いようだ。雰囲気で判断してシナノエゾとしておこうか。採集してないのでこれ以上突っ込んだ同定は難しい。


いずれにせよラギウムは古代的ないい雰囲気を持ったカミキリなのだ。


こちらはカラカネハナカミキリ。どこにも居るのだ。


ミドリオオキスイ。


オオゾウムシ。


どうもアオバナガクチキというナガクチキムシの仲間のようだ。


かなり大型のキバチが産卵中。トドマツノキバチと同定。


腹部から黒く細い産卵管が木に差し込まれている。尻に突き出た産卵管らしきものはフェイントか?


近くにあった美しい苔玉。


森の中、まだまだ小さいヤマアカガエル。

昨日は仕事で東京ビッグサイトへ行った後、新橋で痛飲し、帰宅は23時過ぎ。とてもブログ更新するような状態ではなかったのだ。
今日は午前中墓参り。午後から久しぶりに遊水地でも行ってみようかと思っていたら、また雨が降ってきたんで取りやめ。
今はボーッとしてます。



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