高原は既に秋の気配に満ちている。秋の草花を観察し始めた午前中の時間だった。
突然前方から真っ黒い奴が現れた。直ぐに熊だと分かったが距離は30m程度離れていたので、とりあえず撮影することとした。
子熊ではないが体つきからしてまだ若い思春期熊のようで、体重は推定50Kg程度だろうか。近くに親熊が居ることはなさそうな気がしたが、油断は禁物だ。
熊の視力はあまり良くないというが、こちらに向かってどんどん前進して来る。これ以上は危険だと思い、ゆっくり後ずさりしながら
退散することにした。
オミナエシも秋を代表する花だ。熊からは70m程度離れたと思うが、周囲を警戒しながらの撮影なので落ち着かない。
ノギクは好きなのだが何にしろ種類の同定ができない。
日影ではまだ花弁に朝露が光っていた。
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