河口でコアジサシを撮っているとバーダーさん達が一斉に一方向に移動していく。何だか分からないがとにかく追いかけていくことにした。
そこにいたのはこれまで見たこともない、カモメ位の大きさで白と黒を基調にしたなかなか格好良い鳥だった。
十数人のバーダーさん達が近距離で取り囲んでいる。しかしビビる様子もなく悠然とした様子だ。
近くに居たベテランバーダーのIさんに聞くと、トウゾクカモメだと教えてくれた。
勿論名前は聞いたことがあるが、大海原を飛んでいるイメージしかない。
テレビで見る鳥だと思っていたが実物に出会えるとはラッキー。
かなり近づいても逃げる様子はない。怪我しているのか疲れているのか、などと皆で言い合っていたが、この後悠々と飛び去ったのでそんな心配は無さそうだ。
トウゾクだけに神経が図太いのかもしれない。