山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

ブナの森から武尊山(ほたかやま)

2019-07-28 | 2019年山行
◎ 山の特徴
  群馬の武尊山(ほたかやま 2158m)。尾瀬の南側にある山塊で、北アルプス穂高岳と間違えないよう上州武尊と言われる。
  登山コースはいくつかあるが、山頂付近の稜線は急峻な岩場があり、まさに神の山にふさわしい。
  そんななかで唯一、北東面は広大なブナの原生林に覆われている。
  今回は、みなかみ町にある奥利根水源の森から山頂を往復した。  
  
◎ 山行日  2019年7月26日
  奥利根水源の森には無料のキャンプ場があり、すでに数組の立派なテントが設営されていた。
  ここで車中泊も気が引けるので、誰もいない登山口の駐車スペースに移動した。
  夜中は満天の星空。朝5時に出発。はじめは傾斜の緩いブナの森が続くが、時折、背丈ほどの濡れたクマザサやぬかるみがある。
  稜線に近づくと、急な岩場が現れ、緊張した。山頂を往復して午後2時に登山口に到着。



 「ブナの道」




 「武尊自然休養林」




 「田代湿原」 ぬかるんでいたため近づけなかった。




 「ギンリョウソウ」




 「ゴゼンタチバナ」




 「ツマトリソウ」




 「マイヅルソウ」




 「アカモノ」




 「ブナの巨木」 道沿いで見かけた一番大きなブナ





 「ダケカンバ」 標高が上がるにつれ、ブナからダケカンバやオオシラビソが現れた。




 「高層湿原」 開けた草原が現れた。




 「キンコウカ」 まだ咲き始め




 「クモマニガナ」




 「クモマニガナ」




 「オトギリソウ」




 「オトギリソウ」




 「ダケカンバ」




 「ハイマツ」 主稜線に近づくとハイマツが現れた。




 「中ノ岳トラバースルート」 明るく快適な登山道が山頂まで続く。




 「三ノ池」 途中に小さな池があり、湿性植物の花が見られた。




 「ミツバオウレン」




 「ミツバオウレン」




 「キヌガサソウ」




 「キヌガサソウ」




 「武尊山を望む」




 「山頂近くに日本武尊像」




 「ベニサラサドウダン」




 「ウラジロヨウラク」




 「イワカガミ」




 「ブナの森遠望」 帰路、ブナの森を目指して下山。
 このコースは46年ぶり。当時は、花や木々を楽しむ余裕もなく、テント用具などの重荷を背負って必死な思いで歩いた。
 体力が衰えた今は、歩行時間が倍以上もかかってしまったが、足元の花々や大きく生長したブナに感動しながらの山行でした。  
 

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